スポーツカーの人気ランキング 30選 ~価格帯別~

2018年度の知っておきたい人気スポーツカーを価格帯別に紹介いたします。合計30台以上のスポーツカーについて、性能データや試乗動画などもふんだんに盛り込みました。

ロードスターフロントビュー 芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影
ロードスターND@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影

スポーツカーといえば、クルマが好きな人にとっての憧れ的な存在であると思います。車は大抵、まず実用性が重要視されますから、趣味性の高いスポーツカーを所有すること自体にステータス性があります

スポーツカーは限界性能がとても高く、街中では扱いきれないほどの性能があります。無茶な運転をしない限り、本来は安全性の優れた車種でもあります。

スポーツカーには明確な定義がありませんが、一般には以下のような特徴があります。

  • 『加速する』、『曲がる』、『止まる』のレベルが高い車
  • 実用性や快適性よりも、ドライビングの楽しさを重視した車
  • 低重心で、スポーティな印象が一目で伝わるスタイル
  • 気分が高揚するエンジンサウンド

そして何よりも、スポーツカーの真価とは、新しいことに挑戦する時のような、気持ちの若返りにあると思います。

実用性の優れた車も良いですが、本質的な車の良さがわかるスポーツカーも一生に一度は所有してみたいところですね!

ワイド&ローでスピーディかつ地を這うような運転感感はスポーツカーならではであり、SUVやミニバンなどの重心位置の高いクルマでは中々味わうことができません。

スポーツカーが初めての方もおられると思いますので、まずはスポーツカーの全体像についてご説明いたします。ご存知の方はこちらから目次までスキップしていただけます。

実はスポーツカーは明確に定義することが難しく、2シーターじゃないとダメとか、4シーターでも専用シャシーならOKとか、さまざまな考え方があります。

スポーツカーの定番といえば、やはり2ドアのクーペやオープンカーであり、低重心かつ空気抵抗を考慮した流線形のボディが特徴として挙げられます。

なかでもフェラーリ・ランボルギーニ・マクラーレンなどは、人々を魅了する芸術性と、圧倒的な走行性能を持つ「スーパーカー」の開発を専門としています。

スーパーカーの人気ランキング 2017 ~ 輸入車&国産車 ~

スポーツカーの王者 ランボルギーニ ウラカンのサイドビュー
ランボルギーニ ウラカン@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影

一方、最近ではSUVやコンパクトカー(ホットハッチ)、4ドアのセダンなど、大人4人が乗れて多目的用途にも使えるスポーツカーも増えてきています。

抜群に速いコンパクトカーを一挙公開!ホットハッチの底力とは?

抜群に速いSUVを一挙公開!最新SUVの底力はここまで凄い!

そこで本記事ではスポーツカーの総まとめとして、一つの自動車メーカーにこだわらず、なるべくさまざまなタイプのスポーツカーをフルボリュームでご紹介いたします。

スポーツカーの価格帯は、国産車と輸入車(外車)でかなり異なります。国産車の場合、150万円~400万円程度のスポーツカーが大半を占めていて、コストパフォーマンスの優れたスポーツカーが多いのが特徴です。

若い方の憧れ的存在の「トヨタ 86」は街乗りや峠道にピッタリですし、レース競技の最先端技術が詰め込まれた「WRX STI」や「ランサーエボリューションX」などは、欧州の高級スポーツカーに引けを取らない限界性能を有しています。

スポーツカーと一般車の限界性能を比較!その差はどれぐらい?

スカイラインハイブリッド
スカイライン ハイブリッド@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影

さらに1000万円クラスになると、名立たるスーパーカーと対等に渡り合える「日産GT-R」を筆頭として、レクサスの「RC F」や「GS F」などの高性能ラグジュアリー・スポーツカーがラインナップしています。

最近では、2017年3月から発売が開始された、ラグジュアリー・クーペのレクサスLCが海外メディアにて好評を得ています。

レクサスLC500h展示車
レクサスディーラーにて撮影

日本独自の国産ラインナップとしては、「S660」や「コペン」、「アルトワークス」などの軽スポーツカーが人気を博しています。

輸入車(外車)の場合、「ラ・フェラーリ」や「ポルシェ 918 スパイダー」等の1億円超えのハイパー・スーパーカーを筆頭として、約300万円~約5000万円までの幅広い価格帯からスポーツカーを選べるのが特徴的です。

BMWのMシリーズ、アウディのS・RSシリーズ、メルセデスのAMGシリーズなどは高価格帯ですが、概ね実用性も兼ね備えたスポーツカーとして最近人気が上昇しています。

オープン・スポーツカーとしては、国産車では「マツダ ロードスター」、輸入車では「ポルシェ ボクスター」が圧倒的な人気を誇ります。

ボクスターバック 縮小版
ポルシェ ボクスター(981)@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影

スポーツカーには高性能エンジンや高価なパーツが使用されているため価格帯は高めですが、中古車であれば比較的お買い得なスポーツカーが見つかります。

おすすめ中古スポーツカー 2016 ~ 国産車&輸入車

本記事の車の性能データにつきましては、主に北米自動車メディア「Motor Trend」や「Car And Driver」、「PDriveTV」等の信頼できるテストデータを参考にしています。

    ☆用語説明☆

  • 0-60 mph:停止状態からフル加速で時速96.56キロに到達するまでの時間(秒)
  • 70-0 mph:時速112.6キロからフルブレーキで完全停止するまでの距離
  • 1/4 mile:停止状態からフル加速で約400メートル地点まで到達するまでの時間(秒)

0-60 mph(≒0-100 km/h)につきましては、「国産車・輸入車の0-100km/h加速 etc.!」をご覧いただくと理解が深まると思います。

本記事でご紹介している車は、口コミ評価に加えて、ブログ管理人が試乗あるいは貸し出しで乗った車が大半となっており、実体験を踏まえた公正なレビューを心がけました。

ランキングにつきましては、海外メディアの総合的な評価指標として、BEST CARSの「Overall Score」を総合評価(10点満点)の高い順にスポーツカーを並べています。

それでは、世界中のスポーツカーについて、合計30台以上のフルボリュームでご紹介していきます!

2018年8月29日更新

本記事に記載しているカタログデータ等は、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。


100万円~150万円


  1. 【スズキ】 アルトターボRS / (アルトワークス)

アルトターボRS正面(縮小版3)

  • 新車価格:129~141万円
  • 中古車価格:79万円~
  • 燃費 (JC08モード):24.6~25.6 km/L
  • 年式:2015年3月~
  • 寸法:3.39 / 1.47 / 1.50 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧

本格的なスポーツカーにも劣らない、ドライブが楽しくなる軽スポーツカーです。

アルトーターボRSは車両重量がわずか670kgと軽く、ターボも付いているため、街乗りではかなり軽快に走ることができます。

5速のオートギアシフト(AGS)とパドルシフトが組み合わされていて、独特の操作性も魅力の一つです。

内装にはコストがかけられておらず、そのぶんコストパフォーマンスがよくなっています。

この車をバジェットレンタカーの新車体感キャンペーンを利用してレンタルしたことがあり、初のAGSを体感しましたが、クラッチが無いこと以外にはMTと同じように走るため、マニュアルモードで車を操るのがとても楽しかった覚えがあります。

個人的にスポーツカーって何らかのクセがあるほうが操り甲斐があって、長期間所持する分にも面白いと感じます。

加速性能については、YouTubeで有益な動画を公開されているnocchi1000さんによると、0-100 km/h加速で12.5~6秒とのことです。

私も試してみたところ、シフトチェンジ時のタイムラグが大きいものの、加速感は10秒クラスで軽としては申し分なしであると感じました。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=cFTVZRvO6CQ

 

維持コストを含めて、若い人にも比較的手の届きやすい価格帯なので、スポーツカーの入門としてもおすすめです。

また大人4人乗車でき、荷物を積めるハッチバックであるため、スポーツカーとしては十分実用的なのがうれしいところですね。

アルトターボRSの魅力: 気軽にMT感覚を楽しめるAT車


追記:


2015年12月からアルトターボRSをベースに走りが更に強化された「アルトワークス」が発売されました。5速MTと5速AGSのモデルが用意されていますので、MT好きの方もこれで問題なしですね!

 

150万円~250万円


  1. 【ホンダ】S660

S660_バック

  • 新車価格:198~238万円
  • 中古車価格:155万円~
  • 燃費 (JC08モード):21.2~24.2 km/L
  • 年式: 2015年4月~
  • 寸法:3.39 / 1.47 / 1.18 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧

ホンダS660は、ひとことでいえば小さなスーパーカーです。これまでの軽自動車のイメージを覆す(良い意味で)とんでもない車です。

ホンダS660には、フェラーリなどのスーパーカーと同じミッドシップエンジンが採用されています。

(補足:ミッドシップエンジンとは、車の重心にエンジンを設置する方式であり、旋回性能やブレーキ時の安定性などが優れます。)

見た目がスーパーなだけでなく、このサイズの車としては走行性能もスーパーです。試乗では、特に街中・ワインディングでの旋回において、まるでスーパーカーに乗っているかのような感覚がありました。

ホンダ S660の魅力: 究極の軽スーパーカー

小柄なクルマではありますが、街中での注目度もMAXです。車両価格が200万円台と軽自動車では値段もトップクラスですが、軽自動車ゆえに維持費が安くすむため、若い人にも比較的手の届きやすい車であると思います。

スポーツカーとしては乗り心地が意外としなやかなので、気軽にドライブを楽しむことができます。エンジンやモーターの軽量化が進んでいくと、日本の狭い道路では軽自動車のスポーツカーが主流になる可能性があります。今後が楽しみです。

S660_空を飛ぶ

当方がレンタルしたのはMTモデルですが、パドルシフト付きのATモデル(CVT)も誰でも気軽に楽しめる仕上がり(試乗で確認)でおすすめできます。

ソフトトップのグレードの場合、幌の開閉にはだいたい20秒~30秒を要します。これはさすがに手間に感じる人もおられると思います。

また室内が狭いため大柄な人にはキツイのと、オープン時の収納スペースが無いことも欠点です。食料品などの買い物のときには、助手席の足元スペースにものを置くことになります。

それと高速道路では風の巻き込みが強く、フロント側の接地感が心許ないなど、何かと欠点の大きなクルマでもあります。ただ実用性が不要な、趣味車としては最高の一台です。

S660は手間暇かけて生産されるため、私がディーラーをおとずれたときには納車まで1年待ちとなっていました。

納車待ちの時間を楽しむのも通ですが、「そんなに待てない!」という方は、カーセンサーのこちらのページからディーラー車を含む、在庫車をお探しになるのがおすすめです。

 


  1. 【ダイハツ】コペン

コペンフロント1

  • 新車価格:179~212万円
  • 中古車価格:105万円~
  • 燃費 (JC08モード):22.2~25.2 km/L
  • 年式 (現行型): 2014年6月~
  • 寸法:3.39 / 1.47 / 1.18 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧

軽自動車のオープン・スポーツカーです。2014年6月からのモデルチェンジにより、すごく目立つルックスになりました。

前モデルのデザインを引き継いだ丸目モデル(コペン セロ)と、精悍な顔つきのコペン ローブ、エクスプレイがあります。

フェラーリ458とのツーショットでも、負けず劣らずの迫力があります。特に、オープンにしているときの注目度が半端なかったです。恥ずかしいやら、嬉しいやらで不思議な感じでした。

コペン&フェラーリ

エンジンサウンドにも相当力を入れていて、高回転まで伸びのあるサウンドを楽しめます。トンネル内でオープンにして、生サウンドを楽しむのが最高です。

コペンローブには、AT(CVT)とMTが用意されています。トランクルームは、小さなキャリーケースが2つぐらい入ります。ルーフの開閉は電動で約20秒です。割と気軽に開閉できます。

アイドリングストップも付いていて、ブレーキの踏み加減で作動させるかどうかを調整できます。

コペンローブの足回りは、ホンダS660と比べると固く、路面が荒れているところはちょっと避けたくなると思います。その分、高速域での直進安定性は良いです。普通に快適に走れます。

オシャレ好きな(気持ちが)若い人(特に女性!)に似合いそうな車だと思います。

コペンの在庫車は、こちらのページからご確認いただけます。

コペン ローブの魅力とは?個性溢れるオープンカー

コペン_バック

オープンカーにつきましては、「おすすめ人気オープンカー 2018 ~価格帯別 ~」も参考にしていただけるかと思います。

 


  1. 【スズキ】 スイフトスポーツ

スイフトスポーツ黄色斜め横ビュー

  • 新車価格:172~179万円
  • 中古車価格:68万円~
  • 燃費 (JC08モード):14.8~15.6 km/L
  • 年式 (最終型): 2011年12月~2016年12月
  • 寸法:3.89 / 1.69 / 1.51 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧

実用性も兼ね備えているコンパクト・スポーツカーです。地を這うようにグイグイ曲がるのが最大の強みです。

最高136馬力を出力する1.6リッターのエンジンを搭載しており、高回転まで力強く加速します。0-100 km/hは8.7秒を記録しています。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=VyAdizehc8Y

 

2017年1月からスイフトスポーツ全般がフルモデルチェンジされましたが、1.6リッターの「スイフトスポーツ」は2016年12月に生産が終了しています。

前述の軽自動車2台と比べると、ボディサイズや排気量に余裕がある分、落ち着いて運転できるのが強みです。

乗り心地はスポーツカー故に固めのセッティングなのですが、突き上げるような固さではなくて、5ナンバークラスとしては地に着いた安心感のある運転感覚があります。

挙動が安定していて疲れにくく、長時間のドライブも可能です。MTのモデルだけでなく、AT(CVT)のモデルにはパドルシフトが付いていて、マニュアル操作も可能です。

当方が乗ったことがあるのはMTモデルですが、MTが初めてでも運転しやすい仕上がりになっていると感じました。

スイフトスポーツの魅力: 落ち着いた大人のスポーツカー

スイフトスポーツの競合車としては、よりファミリー寄りで利便性の優れたコンパクト・スポーツタイプのフィット RSや、日産マーチにニスモチューニングを施したマーチ ニスモなどがあります。

マーチ自体が中古車市場においてやや不人気であるため、値下がりした中古車を探してみる良いかもしれませんね。

追記:

スポーツ走行性能の優れたコンパクトカーはまだまだたくさんあります。以下の記事も人気がありますので、よろしければご覧ください。国産車だけではなく、輸入車についても性能データを含めて、綿密にチェックしてあります。

抜群に速いコンパクトカーを一挙公開!ホットハッチの底力とは?

おすすめ人気コンパクトカー 2018 ~ 国産車&輸入車~ 『総まとめ編』


目次に戻る

 


ちなみにファミリーカーベースかつ、この価格帯の新車の中で加速性能を含めた抜群に速い車としては、ノート e-POWERのNISMO(⇒試乗レビュー記事)が筆頭に挙げられます。


250万円~300万円


  1. 【マツダ】ロードスター

ロードスターフロントビュー2
ロードスターNC@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影

  • 新車価格:249~319万円
  • 中古車価格:169万円~
  • 燃費 (JC08モード):17.2~18.6 km/L
  • 年式 (現行ND型): 2015年5月~
  • 総合評価:8.9 / 10
  • 加速性能:E、ブレーキ性能:C+、コーナリング性能:B+
  • 寸法:3.91 / 1.73 / 1.23 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧

世界中で高い評価を得ているオープン・スポーツカーです。2016年には世界的に名誉のある「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

日本のライトウェイト・スポーツカーの雄として、車好きから根強い人気があります。時流に流されないところが素敵ですね。

ロードスターでワインディングロードを走ると、自分がまるで車の一部になったかのような運転感覚を体感できます。

クルマとの対話を最大限に楽しむことを考慮すると、やはりMTモデルがベターですが、ハンドリングに専念でき、気軽に乗りこなせるATも人馬一体を楽しめます。

以下の動画は、停止状態から時速100キロまでの加速シーン(MTモデル)です。0-100km/h加速では7.7秒を記録しています。

https://www.youtube.com/watch?v=_hpSNir8Jwk

 

(3分42秒あたりから時速100キロでフルブレーキをかけて、そのあとフル加速のシーンが始まります。)

ロードスターは加速が遅いといわれることがありますが、これは7000rpmに到達するまで線形に出力が伸びる仕様となっているためであって、山道や街乗りでハイギア+低回転で走るとパワー不足を感じるからです。

一方、エンジンの回転数が上がるにつれて、グイーンと伸びる加速感は素晴らしいの一言です。峠道やワインディングなどでは、高回転まで回して楽しめる最高の相棒です。

4気筒ながらも、エンジン音にもこだわりのチューニングが施されていますので、ついつい高回転まで回したくなるクルマです。

ご参考:意外!? 新型ロードスターの迫力スポーツサウンドはまさかの“アレ”が奏でていた!(カーセンサー.net)

これ以上の加速力となると、一般道ではあっという間に制限速度を超えてしまい気を遣うため、ロードスターはちょうど良いぐらいなんですよね。まさに通好みなクルマです。


※追記:2016年12月から、海外版のみで搭載されていた2リッターモデルが発売されましたので、余裕のパワーを求める方にも選択肢ができました。ただし価格帯が324万円~となります。


ロードスターは86やBR-Zと比較されることが多いのですが、本格的な国産オープンカーとしては孤高の存在となっています

新型モデル(ND)は、3代目のNCと比べて安定性と燃費性能が大幅に向上しています。一方、NCは愛嬌のあるフロントフェイスや、3000rpmあたりからパンチのあるエンジン、ビシッと走るセッティングが魅力的なポイントです。

当方、新旧の両モデルで山道を走り込みましたが、NC(MT)もかなり良いクルマであると感じました。

ロードスターNC

ロードスターのNDやNCはタイムズレンタカーで借りることができます。ディーラーの試乗では中々体感できない、山道などのワインディングロードで走り込んでみると、その良さを思う存分体感できますよ。

中古車市場では人気の高いロードスターですが、3代目NCであれば100万円以下から狙えます。スポーツカーの場合、ちょっと高めで、程度がよさそうな個体が狙い目です。

「いつかはオープンカー」の方必見! 3代目マツダ ロードスターを総額100万円以下で狙えるチャンス

 

【マツダ】RX-8

1280px-2010_Mazda_RX-8_R3_--_09-03-2009

(出典: ja.wikipedia.org)

  • 新車価格:252~383万円
  • 中古車価格:15万円~
  • 燃費 (10・15モード):9.0~10.0 km/L
  • 年式: 2003年4月~2012年6月
  • 総合評価:8.6 / 10
  • 加速性能:C+、ブレーキ性能:D、コーナリング性能:C+ 基準) (2004年モデル)
  • 最大寸法:4.47 / 1.77 / 1.34 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 加速シーン

2.5リッタークラスのエンジン出力のあるロータリーエンジンを搭載した、後輪駆動のスポーツカーです。

車両重量が1360kgと割と軽量であり、パワフルなエンジンを思いのままに操る楽しさがあります。

エクステリアも精悍であり、オーナーからの評価がとても高いです。燃費があまり良くないので避けられる傾向がありますが、乗ってみると本当に楽しい車です。

見た目とは裏腹に、4ドアで大人4人が普通に座れるスペースがあり、実用性があるのも◎ですね。また全幅が1.77メートル、全長が4.47メートルなので街乗りにピッタリのサイズ感があります。

エンジンは高回転タイプで、街中でも程よく回して楽しめます。MTのモデルもラインナップしています。ちなみにドアは観音開きなので、乗降時には結構目立ちます。

新車は生産中止となっておりますので、カーセンサーNETのこちらのページなどから中古車を探すことになります。

以下の動画は、制限速度が無制限の区間が存在する高速道路「アウトバーン」での加速シーンです。

日本では中々試すことのできない、時速210キロまでの加速を確認できる貴重な動画です。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=WUuDUOeD3j4

 

【スバル】BRZ / (【トヨタ】86)

br-z

  • 新車価格:243~359万円
  • 中古車価格:115万円~
  • 燃費 (JC08モード):11.8~13.4 km/L
  • 年式: 2012年3月~
  • 総合評価:8.2 / 10
  • 最大寸法:4.26 / 1.78 / 1.32 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ / 中古車一覧
BRZの性能データを表示

スタイリッシュな本格スポーツ・クーペです。レース場に持ち込んで、誰にでも楽しむことができるスポーツカーに仕上がっていると評判です。

本気の加速性能は高いものの、やはり神髄は『曲がる』という基本動作にあります。コーナリングの安定感が抜群であり、スポーツカーでありながらも落ち着いて運転できるのも強みであると思います。

ライバルのトヨタ86よりもやや扱いやすいと言われていて、スポーツカーの初心者から車好きのマニアの方まで、幅広くスポーツドライブを楽しむことができる一台です。

わたしはMTのグレードで運転したことがありますが、車の挙動をコントロールしやすく、初めてのMT車としてもピッタリだと感じました。

エンジンには水平対向4気筒が搭載されていて、最高200馬力を出力します。車両重量が1220~1250キロであることを考慮すると、結構パワフルです。

以下の動画は、停止状態からメーター読みで時速225キロまでのフル加速のシーン(MTモデル)です。

BR-Zはスポーツカーとしては遅いといわれることがありますが、ロードスターと同様、これは最大トルクが6400~6600rpmで発生する高回転型のセッティングとなっているため、(最大パワーの割には)渋滞時などは発進時に余裕を感じられないためです。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=Sk0c18rj-hA

 
(※音量が大きめの動画なのでご注意ください。)

ちなみに0-60 mph(0-96.6km/h)はMTモデルで6.1秒、ATモデルで7.3秒を記録しています。

新たにラインナップに加わる、スポーツグレード「GT」にも要注目です。

競合スポーツカー

頭文字Dから着想を得て開発された、トヨタ 86


 

【マツダ】アクセラスポーツ 2.3 マツダスピード

MAZDASPEED_Axela_(BK)_front

(出典: ja.wikipedia.org)

  • 新車価格:267~270万円
  • 中古車価格:107万円~2013年10月
  • 燃費 (JC08モード):10.0 km/L
  • 年式: 2009年6月~
  • 総合評価:8.7 / 10(アクセラの評価)
  • 最大寸法:4.51 / 1.77 / 1.51 m (全長/全幅/全高)
  • カタログデータ

MTのスポーツカーで、4人乗ることができ、実用性のあるクルマをお探しの方にオススメのクルマです。

2.3リッターの直噴ターボエンジンを搭載した特別なモデルであり、1450キロの車両重量のボディに対して、最高264馬力、最大トルク38.7kg(3000rpm)を出力しますので、軽快でパワーがあります。

欧州車の中でも固いと思えるほど足回りが引き締まった車であったり、ミッション設定のみとなっており、完全にスポーツカー好きの方向けのマニアックな車に仕上がっています。

足がかたいがゆえに、がたがた道では後席の居住性は期待してはいけないです。

0-100km/hは約6秒と俊足です。ただし前輪駆動なので、オーバースペック気味のパワーがあり、飛ばしすぎには注意です。

RX-8と同様に、新車は生産中止となっておりますので、カーセンサーNETのこちらのページなどから中古車を探すことになります。在庫希少です。

目次に戻る

 

300万円~450万円


  1. 【フィアット】アバルト 124 スパイダー

    124スパイダー

  2. 総合評価:8.9
  3. 車両価格:388~399万円
  4. エンジン:1.4L・ターボ(4気筒)
  5. 最高出力:170 PS
  6. 0-60 mph:6.3秒
  7. 最高速度:219 km/h
  8. 加速性能:C、ブレーキ性能:A 、コーナリング性能:B (基準) (2017年モデル)
  9. カタログデータ

マツダとフィアットの国産コラボカーです。ロードスターの兄弟的なクルマといえます。

シャシーなどのベースはロードスターと共有していますが、心臓部のエンジンや足回りなどのコアなパーツはフィアット製です。

エンジンには最高170馬力を出力する1.4リッター・ターボが搭載されていて、0-100km/hは6秒+αで中々の加速性能です。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=ZvRlmeIqVkw

 
ロードスターよりも100キロほど重くなっており、ロングドライブにおいてより快適に運転できます。

マツダの広島の工場から生産・出荷されることにより、外車のオープンスポーツカーとしては、お買い得なお値段で販売されています。

以下はアバルト 124 スパイダー(MT)のドライブシーンです。景色がとても綺麗なところですね。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=xPkVzqAf2l4

 


  1. 【スバル】WRX STI

wrx-sti

  • 新車価格:386~406万円
  • 中古車価格:179万円~
  • 燃費 (JC08モード):9.4 km/L
  • 総合評価:8.3 / 10
  • 加速性能:A、ブレーキ性能:A 、コーナリング性能:A基準) (2015年モデル)
  • カタログデータ / 中古車一覧

スバルの最先端技術を駆使したスポーツカーであり、ワインディングでは欧州の高級スポーツカーに匹敵する性能を誇ります。

Motor Trendの0-60 mph(≒0-100km/h)テストでは、何と4.6秒を記録しています。最高速については、アウトバーンのテスト走行で時速270キロ(GPS計測で262キロ)を記録しています。

以下の動画は、停止状態から時速251キロまでの加速シーン(MTモデル)です。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=UwlaUfvasFQ

 
内装の高級感や静粛性も高く、高級車としての風格があります。このぐらいハイエンドなスポーツカーになると、もはや街中では性能を持て余します。

4ドアで後部座席も大人が座れるスペースが十分にあり、乗り心地は高剛性ボディと足回りのチューニングのお陰でスポーツカーとしては良好です。

また過酷な公道レース場として知られるマン島TTにおいて、4輪車の世界最速を更新するなど、悪路においても抜群の安定感を発揮します。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=DRg5Sp1iQMc

 
この性能の車を外車(輸入車)で手に入れようと思うと、価格帯が跳ね上がりますので、コストパフォーマンスも抜群と言えます。

※日本仕様は、海外仕様とは違って2リッターのエンジンを搭載していますが、最高出力はほぼ同じであり、高回転まで力強く回ります。
 

【レクサス】IS F

lexus_is-f_2010

(出典: ja.wikipedia.org, photo by Kobac)

  • 中古車価格:189万円~
  • 新車価格:766~1080万円
  • 燃費 (JC08モード):8.1 km/L
  • 加速性能:A+、ブレーキ性能:A 、コーナリング性能:B基準) (2008年モデル)
  • カタログデータ

プレミアムブランド「レクサス」の高性能スポーツセダンです。新車価格が700万円を超える高級車であり、ピュアスポーツカーではなく、ラグジュアリー・スポーツカーとして分類されます。

ミドルクラスのサイズですが、5リッターという大排気量のNAエンジンを搭載しており、0-100km/hで4.3秒を記録しています。

IS Fは、Motor Trendのテストデータを調べると、発売当時からBMW M3やメルセデス・ベンツ C63 AMGなどの高性能欧州車に引けを取らない基本性能を有していることがわかります。マフラーは4本出しで迫力満点です。

lexus_is_f_1002

優れたスポーツ走行性能もさることながら、4人乗ることができるセダンであり、普段乗りにも使える快適性を備えているところが最大のポイントです。

全幅が1.815メートルであり、最小回転半径が5.1メートルですので、街中や駐車場での取り回しに困ることもほとんどありません

ハイパフォーマンスタイプは、その性質上、車幅が広くて大回りであることが多いため、レクサスIS Fのような実用車はかなり貴重です。

スポーツカーとしての完成度の面では本格スポーツカーに劣りますが、ふだんはラグジュアリーにゆったり運転でき、ワインディング等でスポーツドライブを楽しむという使い方も良いですね。

しかもレクサスクオリティですので、クルマとしての信頼性も優れています。

ただしシャーシに対してオーバースペック気味のパワーがありますので、悪天候時などにアクセルを踏み込むタイミングには注意が必要です。

IS Fはすでに生産が終了しており、現在はRC F(クーペ)が後継車代わりとして販売されています。

IS Fの中古車在庫をカーセンサー.netのこちらのページ(安い順にソート)からチェックすると、それほど年式が古くないのに300万円台からのバーゲンセールとなっています。

以下は、IS Fの加速シーンです。エンジンサウンドも良いですね。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=F3whkwEbDiA

 

【MINI】ミニ クーパー

ミニクーパー公式

  • 新車価格:305~455万円
  • 総合評価:8.1 / 10
  • 燃費 (JC08モード):14.8~23.9 km/L
  • 加速性能:C、ブレーキ性能:C、コーナリング性能:C 基準) (2014年モデル)
  • カタログデータ / 中古車一覧

ミニクーペは、オシャレでかわいいルックスが人気の車です。女性にも人気があり、カラフルなボディが街中でもひときわ目立ちます

一方で足回りが引き締まった、かなりスポーツチックな車でもあります。走行性能のバランスが良く、高速安定性が優れているのも特徴的です。

ミニといえば、発色が切り変わる独創的なインテリアも魅力ポイントです。

景色の良いところでのドライブが映えるクルマです。オシャレで個性的な車がお好きな方におすすめです。

mini-cooper

 

【三菱】ランサーエボリューションX

ランサーエボリューションX_横から


最高のパフォーマンスセダンをお求めの方にピッタリの車です。ランサーエボリューションXは4人が乗れるスペースが十分にあり、0-100km/hは5秒を切るほど抜群に速く、旋回速度は4輪の最先端電子制御システムにより圧倒的なパフォーマンスを誇ります。

また、ブレーキシステムにも高性能なブレンボ社製が採用されており、効きも抜群です。この車と同じ性能は700~800万円以上の輸入車にしかないため、ある意味走行性能のバーゲンセールと言えます。

(ご参考:コーナリング速度の速い車ランキング

スポーツカーとしては、大人4人がゆったり座れる室内スペースがあり、トランクルームも広いので、意外と実用的な車でもあります。

レンタカーで借りたときには雨の日でしたが、雨で路面が濡れている感じがしないほど安定感があり、雨の日はこのクルマで出かけたいなぁと思うほどでした。

ただ最小回転半径がかなり大きいことや、轍に足が取られやすい、車内で微振動やノイズがあるなど、スポーツ性能に特化した分のデメリットもあります。

ランエボXで通勤している方も知っていますが、基本的には週末にいろんなドライブコースを走ってみたい車ですね!

なお、世界的に評価の高いツインクラッチクラッチSSTを搭載したモデルは現在、中古車のみで手に入ります。興味がございましたら、カーセンサーNETのこちらのページからチェックできます。

ランサーエボリューションXの魅力:超高性能4ドアセダン

目次に戻る


450万円~600万円


  1. 【ホンダ】シビックタイプR

civic-type-r


ニュルブルクリンクでFF車最速タイムをたたき出したホンダの人気スポーツカーです。

2016年度モデルは、ワールド・パフォーマンス・カーのファイナリスト(アウディR8、メルセデス・ベンツ C63 AMG クーペ、そしてシビックタイプRの3台)に残るほど、世界的にも評価されています。

2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載しており、最高出力310ps(最大トルク40.8kg・m)を発生させます。最高速度は270km/hを超えます。トランスミッションは6速MTのみとなっています。

2015年モデルの現行車は400万円をオーバーしていますが、前モデルの在庫車は200万円から購入できます。

シビックタイプRの在庫車は、カーセンサーNETのこちらのページからチェックできます。

また海外で既に先行発売されている新型シビックにつきましては、日本では2017年9月からの発売となります。既に海外でレビュー情報や動画が公開されていますので、新車での購入を検討されている方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

【ホンダ】新型シビックの評判&レビュー

なお、速くてコンパクトな車がお好みでしたら、以下の記事も参考にしていただけるかと思います。

抜群に速いコンパクトカーを一挙公開!小さい車の底力とは?
 


  1. 【レクサス】RC


レクサスの2ドア4シーターのラグジュアリークーペです。スタイリッシュでエモーショナルなデザインが特徴的です。

本格スポーツカーではありませんが、程よいスポーティさに加えて、高級感のあるインテリアと、快適なドライブを楽しめるところがミソです。

テールが力強い印象をもたらす個性的なデザインですので、街中での注目を集めるクルマなのもポイントです。

0-60 mphは、2リッター・ターボの200tで6.7秒、3.5リッターNAの350で5.8秒を記録しています。
 


  1. 【日産】フェアレディZ


日産のFRのスポーツクーペです。GT-Rの遺伝子を引き継いだクルマであり、優れたハンドリング性能を持ちます。

スポーツカーとしてのバランスの良さを備えつつ、スムーズなドライブを楽しむことができる車です。

新車で約400万円から購入できるスポーツカーとしては、336馬力を出力する3.7リッターの唯一の高出力NAエンジンを搭載しています。

MTのモデルにはブリッピング(エンジンの回転数合わせ)を自動的に行う機能が搭載されており、MTが初めての方でも使いこなしやすくなっています。

 

【キャデラック】ATS

ats

  • 新車価格:449~509万円
  • 総合評価:8.1 / 10
  • 0

  • 加速性能:B、ブレーキ性能:B 、コーナリング性能:B(基準) (2015年モデル)
  • カタログデータ

  • 北米自動車メーカー『キャデラック』のラグジュアリー・スポーツセダンです。キャデラックシリーズは何といっても独特の貫録があり、性能面でもスポーツカークラスなのが魅力的です。

    最高出力276馬力、最大トルク40.8kg・mを出力する2リッターのダウンサイジングターボを搭載しています。

    0-100km/h加速は5秒中盤、ブレーキ性能はブレンボ社製で申し分なし、コーナリングはスバルWRX STIに並んで、セダンタイプの中ではかなり優秀です。

    2013年に北米の『カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞しており、数々の自動車誌でも『ラグジュアリーとスポーツの調和がとれた、完成度の高い車』として評価されています。

    この価格帯の輸入車のハイパフォーマンスセダンとしては、最先端の装備(マグネティックライド・コントロールやヘッドアップディスプレイ、セーフティシステムなど)も充実していています。

    詳しい仕様につきましては、こちらの公式ページをご覧ください。

    ちなみに高性能モデルのキャデラック ATS-V(セダン、8速AT)は、Motor Trendのテストで0-100km/hが3.7秒(加速性能S)、ブレーキ性能S、コーナリング性能Sという優れたパフォーマンスを示しており、性能バランスも抜群です。
     

    【フォード】マスタング

    マスタング写真


    コストパフォーマンス抜群のアメリカン・スポーツカーです。凄味のあるエクステリアが示すように、走りの性能が素晴らしいです。

    本土では5リッターV8エンジンを搭載した最新モデルが発売されており、このモデルは0-100km/hは4.3秒、コーナリングやブレーキングの性能についても、800万円~1000万円程度のスポーツカーに匹敵する性能を備えています。

    現時点では、日本向けには”EcoBoost”と呼ばれる、2.3リッターの4気筒直噴ターボエンジンを搭載したモデルが販売されています。このエンジンは最高314馬力、最大トルク44.3kg・m(3000rmp)というハイパワーを出力します。

    5リッターV8モデルについても、今後発売される予定とのことです。

    目次に戻る


    600万円~1000万円


    1. 【ポルシェ】ボクスター

    ボクスター写真


    この価格帯では、ポルシェ ボクスターもしくはケイマンの人気が絶大です。両者とも、R35 GT-RやレクサスRC-Fなどと比べて絶対的なパワーでは劣りますが、車両重量が圧倒的に軽く、思ったように車を操れる楽しさがあります。

    「BEST CARS」のスポーツカーランキングでは、全スポーツカーの中で最も高い9.4ポイントを獲得しています。

    日本の道路事情に適したコンパクトなボディに加えて、ミッドシップエンジン特有の初期旋回性の良さが癖になります。街中の何気ない右左折だけでも、運転していて軽快で楽しいです。走行性能の面でも、バランスがとても良く、ブレーキがしっかり利き、安定感も抜群です。

    この車の特徴を簡単に言えば、車と一体となって、思うように加速して、曲がって、止まると言えます。スポーツカーの割には乗り心地が良く、普段乗りができる貴重な車です。そしてオープンにしてドライブを思う存分に楽しめる最高の一台です。

    以下の動画では、1人称視点でのボクスターのドライブシーンを体感していただけます。

    https://www.youtube.com/watch?t=1&v=q3v0GOAcuzw

     
    最新型はターボ付きになり、NAならではの良さが失われるかと思いきや、そこは流石のポルシェ!レブまで気持ちよく回る仕上がりになっています。

    ご参考:ポルシェ ボクスターの評判&レビュー

    クーペタイプのケイマンは、全スポーツカー中の第2位を獲得しており、ボクスターよりもボディ剛性やスポーツ走行の性能、快適性が上がります。ケイマンの中でも一押しのモデルが、MT仕様のみのGT4です。

    ケイマン GT4はポルシェ 911の上級グレードから移植したエンジンとサスペンション、カーボンセラミックブレーキなどの高性能パーツを継承しており、全スポーツカーの中でもトップクラスの完成度となっています。

     


    1. 【アウディ】RS3 スポーツバック

    rs3%e5%85%ac%e5%bc%8f


    世界最速クラスのスポーツ・コンパクトカー(ホットハッチ)であり、このクラスのスポーツカーとしてもトップクラスの走行性能を誇ります。

    最高367馬力を出力する2.5リッターエンジンを搭載しており、1625rmpから5550rpmまで最大トルクの47.4km・mを発生するため、アクセルを踏み込めばいつでも怒涛の加速を味わえます。

    トラスミッションには、電光石火の変速を可能にする7速Sトロニック・デュアルクラッチが採用されています。0-100km/h加速は4.3秒、0-96.6km/hではわずか3.6秒を記録しています。

    本記事でご紹介している車の中では、大人4人がふつうに座ることができる実用性も兼ね備えています。

    同じホットハッチのメルセデス・ベンツ A45 AMG と拮抗しています。詳しくは、以下のページをご覧ください。

    抜群に速いコンパクトカーを一挙公開!ホットハッチの底力とは?

     


    1. 【アルファロメオ】 4C

    4c

    • 新車価格:806万円
    • 総合評価:7.8 / 10
    • 加速性能:A+、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:A 基準
    • カタログデータ

    イタリアの自動車メーカー『アルファロメオ』の超高性能ライトウェイト・スポーツカーです。

    1742ccの4気筒ターボエンジンが搭載されており、最高240馬力、最大トルク35.7kg・m(2100~4000rpm)と一見普通に思われますが、カーボンモノコックにより車両重量は驚きの1050kgに抑えられています。

    軽量ボディにより、0-100km/hは4.1秒~4.3秒(公式4.5秒)という俊足を誇ります。ゼロヨンでは12.8秒を記録しています。

    またそれだけではなく、特筆すべきはブレーキング性能の高さです。時速96.6メートルからのフルブレーキテストでは、わずか29.2メートルで停止しています。この記録は、1000万円オーバーのほとんどのスポーツカーに勝ってます。

    ブレーキ性能の優れた車ランキング 2018

    この価格帯の(量産型)スポーツカーの中では飛びぬけた性能です。キャデラック ATS-V(セダン)も互角近い性能がありますが、お値段は1000万円を少し超えます。

    全長が4メートル以下のライトウェイトボディは、日本の街中で走り回るのにピッタリですね!峠道では最速クラスですね。

    目次に戻る


    1000万円~

    この価格帯のクルマは複数カテゴリーに分けられますので、高性能スポーツ部門と、ラグジュアリー部門に分けてみました。

    ラグジュアリー・スポーツカー
    1. 【レクサス】LC

    レクサスLCブラック

    • 新車価格:1300万円~1400万円
    • 総合評価:9.2 / 10

    スポーティネスと快適性を両立した、レクサスの新型ラグジュアリー・クーペです。

    非ハイブリッドのLC500には、最高467馬力を出力するV8のNAエンジンと10速ATが組み合わされ、ラグジュアリーカーに相応しいパワフルかつスムーズな心地良さが実現されています。

    コンセプトモデルから更に磨きがかかった独創的なエクステリアや、ホールド性の優れたコックピット、こだわりの音響(V8サウンドが凄い!)、レクサスならではの安心感なども魅力ポイントであると思います。

    ラグジュアリーカーとして、2トンクラスの車両重量がありますが、0-60 mphでは4.3秒(※LC500)を記録しています。

    北米自動車メディアの「CAR AND DRIVER」では、2位のメルセデス・ベンツ SLを超えて、レクサスLCが1位評価されており、世界的にも好評です。

    レクサスLCの評判・発売後レビュー情報

    ◎ オススメレビュー動画(V8サウンドを含めた走行シーンが見所!)

    https://www.youtube.com/watch?t=105&v=Ci_ESngxFEY

     

    1. 【メルセデス・ベンツ】SLクラス

    SLクラス


    メルセデス・ベンツの最上級ロードスターであり、1989年から6代続いている伝統的なクルマです。

    この価格帯の2シーターのスポーツカーの中では最高峰の内装クオリティを備えており、広々とした空間に、快適なドライブを楽しむことができます。

    SL550は455馬力を出力する4.7リッター・ツインターボを搭載しており、0-60 mphは4.4秒とヘビーサイズとしては中々の性能です。

    ワンタッチでオープンカーに変身するというオマケ付きですので、人とは一味違うラグジュアリーな高級スポーツカーを、という方にオススメです。

    以下は3リッターモデルであるSL400のドライブシーンです。スポーツカーらしく、エキゾースト音も迫力がありますね。

    https://www.youtube.com/watch?t=139&v=Q5Z55qZutcE

     


    1. 【ポルシェ】911

    https://www.youtube.com/watch?t=1&v=vveQ5kQGwnM

     


    ポルシェのフラッグシップスポーツカーです。911シリーズではポルシェ伝統のRR(リアエンジン・リアドライブ)を貫き通しており、4シーターの高級の中では圧倒的な人気を誇ります。

    ラグジュアリー面ではSLクラスとレクサスLCの評価に劣りますが、BEST CARSの総合評価では、全スポーツカー中1位(LCと同点)を獲得しています。またスポーツ走行面ではトップの評価を得ています。

    911はバリエーションが非常に豊富であり、ベースグレードの911の時点で持て余すほどの性能がありますが、公道最速クラスのターボS(2599万円)やレース場で性能をフルに発揮する911 R(2629万円)・911 GT3などスーパーカークラスの車もあります。
     

    高性能スポーツカー
    1. 【シボレー】コルベット

    コルベット写真

    • 新車価格:1025~1442万円
    • 総合評価:9.1 / 10
    • 加速性能:S+、ブレーキ性能:SS+、コーナリング性能:SS(※Z06)
    • カタログデータ

    日産GT-Rと対等レベルの性能を誇るアメリカン・スポーツカーです。

    コルベットは北米の「ゴジラ(GT-R)」という位置付けであり、ルックスが独特で迫力&存在感はスーパーカーに近いです。

    コルベットには「Z51」と「Z06」のふたつのモデルがあり、いずれも6.2リッターV8の大排気量エンジンを搭載しており、「Z51」はNA、「Z06」はターボ付きの高性能モデルとなっています。

    Z06は最高659馬力、最大トルク89.8kg・mというスーパーカー顔負けのハイパワーを出力します。また平均横加速度1.17Gに耐える高速コーナリング性能と、60 mphからのフルブレーキでわずか91フィート(27.7メートル)で完全停止する強力なブレーキ性能を備えています。


    1. 【日産】GT-R

    gt-r-nismo-2017

    • 新車価格:947~1170万円
    • 総合評価:8.3 / 10
    • 加速性能:SS、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:S+基準) (2015年モデル)
    • カタログデータ

    最強クラスのハイパフォーマンスカーといえば、日本が世界に誇る「GT-R」を外すことはできないでしょう。

    600馬力を超えるようなハイパワー・スポーツカーは世の中に割とありますが、GT-Rは570馬力のエンジンパワーを最大限に活用できるように設計されており、数々のレースでハイパワー車と圧倒的な差をつけて勝利しています。

    2013年から水野氏の開発を離れた今も、その優れたパフォーマンスはスーパースポーツカーの中でも群を抜いています。この価格帯のスポーツカーでGT-R(R35)と互角近いのは、コルベットZ06ぐらいです。

    ライトウェイト・スポーツカーと比べると普段乗りで重さを感じる部分こそありますが、圧倒的な性能を使いこなしたり、体感するのもスポーツカーの醍醐味かと思います。

    世界トップクラスのスポーツカーであり、国産のアドバンテージもありますので、コルベットと同順位の1位としました。

    ご参考:日産 R35 GT-Rのレビュー:日本が世界に誇るピュア・スポーツカーの実力に迫る!

    R35のモデルは2009年モデルの時点ですでにスーパーカークラスの性能がありますので、カーセンサーのこちらのページなどで500万円程度から良い個体を見つけられれば、かなりお買い得と言えるかと思います。
     


    1. 【ジャガー】Fタイプ クーペ

    jaguarFtypeRcoupeAWD

    • 新車価格:887~1779万円
    • 総合評価:8.7 / 10
    • 加速性能:S、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:A(2015年のRクーペ)
    • カタログデータ

    イギリスの老舗スポーツカー・ブランド「ジャガー」のオシャレでセクシーなクーペです。

    V8型気筒の5Lエンジンを搭載した「SVR」は、最高575馬力、最大71.4kg・m/3500~5000rpmというハイパワーを出力します。

    オーバーステア気味なのですが、圧倒的なパワーをコントロールするのもまたスポーツカーの醍醐味です。

    車幅は1.9メートル弱なので駐車場所を選びますが、全長が短く、FRモデルで最小回転半径が5.2メートルとなっていて、結構小回りが効きます。

    ドゥカティ製のマフラーを装着していて、エキゾーストノートが最高にエキサイティングです。

    https://www.youtube.com/watch?t=1&v=rPdMbueVOCw

     
    ご参考:ジャガー Fタイプ(Rクーペ) 2015の魅力&レビュー


    1. 【BMW】M4 / (new M2)

    bmw-m4

    • 新車価格: 1075~1126万円
    • 加速性能:A+、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:A+ 基準) (2015年モデル)
    • カタログデータ

    BMW M4は、「駆け抜ける歓び」を掲げる、BMWのハイパフォーマンスカーです。スポーツカーとしての「走る」、「止まる」、「曲がる」の性能がどれも高次元でバランスの取れた車です。

    オーバーステア気味ながらも、特にブレーキ性能が優れています。基本性能では同じ価格帯のレクサスRC Fよりも1ランク上です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

    世界最速レベルの国産車・輸入車ランキング 2016 ~価格帯別~

    追記:

    2016年1月から日本で予約発売されている、BMW M2が相当良いようです。M2は、M4と同等の基本性能を持ちながら、M4よりも街乗り向きのサイズで、車両価格も770万円からとM4よりも手に届きやすくなっています。

    ご参考:BMW M2 の完成度は、M4を上回るレベルなのか?

    目次に戻る

     

    1500万円~2000万円


    1. 【メルセデス・ベンツ】AMG GT

    amg-gt


    メルセデス・ベンツの威信をかけた、新開発のラグジュアリー・スポーツカーです。

    スポーツカーとしての圧倒的なパフォーマンスとラグジュアリーカーとしての利便性を兼ね備えた車です。

    内装もスポーツ感と高級感が見事に調和されており、この車に対する強いこだわりを感じることができます。

    メルセデス・ベンツの高級車つくりの上手さと、レーシングカーの開発で培ったAMGのノウハウが見事に組み合わさっていますね!

    最近では、最高585馬力、最大トルク71.4kg・mを出力するV8型ツインターボエンジンを搭載した、「AMG GT R」が公開されています。

    https://www.youtube.com/watch?t=1&v=csAXruiBLTs

     
    人気北米誌『Motor Trend』のベスト・スポーツカーランキングでは、堂々の一位に輝いています。

    2015年度のベスト・高級スポーツカー: パート3 ~ Motor Trend


    1. 【BMW】X6 M

    https://www.youtube.com/watch?t=1&v=-9kHtvrmEog

     

    • 新車価格:1625万円
    • 加速性能:S、ブレーキ性能:B+、コーナリング性能:A(基準) (2016年モデル)
    • カタログデータ

    4.4リッターのV8ツインターボエンジンを搭載した超高性能SUVです。SUVらしく大きくて存在感抜群ですが、一方でクーペのようにスタイリッシュなのが特徴的です。

    現在市販されているSUVの中では圧倒的な性能を誇り、最高575馬力のハイパワー、そして最大トルク76.5kg・m/2200rpm~5000rpmを出力するモンスターマシンです。

    Motor Trendのテストでは、0-100km/hにおいて3.7秒、ゼロヨンで12.8秒を記録しており、量産タイプのSUVとしては最速レコードを記録しています。

    SUVゆえに車両重量が2330kgというヘビー級の車ですが、コーナリング限界速度もかなり優秀です。

    最速のSUVに興味がございましたら、以下の記事も参考にしていただけるかと思います。

    抜群に速いSUVを一挙公開!最新SUVの底力はここまで凄い!

    2000万円~


    1. 【ホンダ】NSX

    %e3%83%9b%e3%83%b3%e3%83%80nsx

    • 新車価格:2370万円
    • 加速性能:S+、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:S+基準
    • カタログデータ

    国産メーカーのクルマの中で、海外のスーパーカーと競い合うレベルにあるのが、ハイブリッド・スーパーカーの新型NSXです。

    「SH-AWD」と呼ばれる4輪制御システムにより、ハイブリッドカーながらも4輪が路面に吸い付くような豪快な曲がり方を実現しています。

    このクルマには3.5リッターのツインターボ・エンジンと3モータが搭載されていて、システム最大573馬力を発揮します。

    アルミボディでありながらもモーターと冷却パーツなどにより車両重量は1780キロもありますが、0-60 mphでは3秒ジャストを記録しています。

    https://www.youtube.com/watch?t=2&v=0mJXCVRfOFw

     


    1. 【ランボルギーニ】ウラカン

    ランボルギーニウラカン真正面から撮影

    • 新車価格:2535~3416万円
    • 加速性能:SS、ブレーキ性能:S、コーナリング性能:S+基準) (LP610-4)

    ランボルギーニのスーパーカーです。ヘキサゴン(六角形)の宝石を表現したデザインや、未来的なコックピット、大迫力のエキゾースト音ノイズ、そしてバランスが抜群に良い走行性能が特徴的です。

    性能面でもスポーツカートップクラスであり、NAエンジンを搭載していながらも、LP610-4は0-60 mph加速で2.5秒、最高速度はアウトバーンで340km/hオーバーを記録しています。

    ちなみに同じシャシーを共有しているアウディR8は、2016年度の「ワールド・パフォーマンス・カー」部門で1位を獲得しています。

    以下はブログ管理人のウラカン試乗レビューです。

    ランボルギーニ ウラカンの試乗レビュー: 憧れのスーパーカーをレンタカーで体験!


    おおよそ新車価格が2500万円~のスーパーカーに興味がございましたら、「スーパーカーの人気ランキング 2017 ~ 輸入車&国産車 ~」も参考にしていただけるかと思います。


    まとめ


    一口にスポーツカーといっても、スポーツ志向の強いピュア・スポーツカーから、レクサス等のラグジュアリー寄りのスポーツカーまで様々であることがおわかりいただけたかと思います。

    スポーツカーといっても、休日にスポーツドライブを楽しむ方もいれば、通勤やショッピング用途で快適かつ気軽にドライブでき、気分に合わせてスポーティなドライブを楽しむのが好みの方もおられます。

    ですので、スポーツ寄りか実用寄りあるいはラグジュアリー寄りかを決めて、個々のクルマのキャラクターに合わせてクルマを選ばれるのがスポーツカー選びのポイントであるといえます。

    またスポーツカー・ライフを満喫するためには、車の流れがスムーズな場所が近くにあったり、安全を確保したうえでスピードを出せる場所が近くにあったりするほうが好ましいです。

    長年の相棒となる素敵なスポーツカーが見つかることを心より願っております。

    クルマを買い替える予定の方は、カーセンサーの一括査定(無料)がオススメです!下取りと比べてひと手間かかりますが、古いクルマでも高値査定が期待でき、次車購入時の足しとなる特効薬として非常に効果的です。詳しくは、⇒「車の買い替えを検討されている方へ」まで!

    目次に戻る

    お買い得な先代モデルのスポーツカーの中古車をお探しの方は、以下のページが参考になるかと思います。新車購入はちょっと厳しいという場合でも、中古車であれば購入できることって意外と多いです。

    中古車選びの際には、あまりにも安すぎる車は基本的に避けて、程度が良さそうなクルマを選ぶのがオススメです。

    特にスポーツカーといえば「走り」が重要ですから、前オーナーの整備記録などがわかるのが好ましいですね。

    本記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。

    以下の記事も人気があります。



    この記事がお役に立ちましたら応援・シェアをお願いします。皆様からのレスポンスが何よりの楽しみです。



    車の購入・維持などでお悩みの方は、「車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由」もぜひご一読ください。

    また、車の売却 ・ 買い替えを検討されている方であれば、リクルートが運営している「カーセンサーの一括査定」が一押しです!詳しくは、「車の買い替えを検討されている方へ」をご覧ください。

    たとえ低年式の車や事故歴ありの車であっても、下取りよりも数十万円も高く売れることがありますので、まだチャンスがあります!


    2 Responses to “スポーツカーの人気ランキング 30選 ~価格帯別~”

    1. めめ より:

      コーナリングマシンと言われたFDよりもコーナーだけは速い8なのに性能がC+はありえない

    コメントを残す

    Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

    このページの先頭へ