スーパーカーの人気ランキング 2018 ~ 輸入車&国産車 ~
本記事では、2016年度~2018年度のスーパーカーを中心に、既に生産が終了した国産スーパーカーを含めて、世界中のスーパーカーを価格帯別にフルボリュームでご紹介いたします。
スーパーカーの定義は、時代の移り変わりにより微妙に変化しているものの、一般には以下のような特徴があります。
- カーボンやアルミが多用された、高剛性かつ軽量なボディ。
- 重た~い高出力エンジンを積んでいるのに、一般車並みに軽いこと。
- ワイド&ローで、空力特性に加えて、芸術性も考慮したフォルム。
- 官能的といえる大迫力のエンジンサウンド。
- ゴージャスかつスポーティなインテリア。
- レース競技等で培われた最先端技術の塊。
- 資産価値が高く、中古車市場で大幅に値下がりしにくいこと。
一昔前は、スーパーカー自体がじゃじゃ馬的存在で、ドライバーにも高い運転スキルが求められていました。
しかし最新のスーパーカーは、バンパー・下回りを擦る以外の面では、ある程度気軽にドライブに出かけられるような扱いやすいクルマが増えてきています。
本記事ではスーパーカーを広義な意味で捉えて、スポーツカーの中でも卓越した性能もしくは圧倒的な存在感のある車を含めました。
一口にスーパーカーといっても、価格帯が広域に渡ります。そこでカー・ラインナップのバランスが良くなるように、以下のように価格帯を細かく分類してみました。
- 1000万円~2000万円:スーパーカークラスのスポーツカー※1
- 2000万円~2500万円:エントリー的存在のスーパーカー
- 2500万円~3000万円:ミドルクラスのスーパーカー
- 3000万円~5500万円:ハイエンドなスーパーカー
- 1億円~5億円:超高級スーパーカー
※1:本記事では「GT-R ニスモ」、「コルベット Z06」、「ケイマン GT4」、「メルセデス・ベンツ AMG GT」、「ジャガー Fタイプ SVR」をピックアップしました。
ランキングの基準は、北米自動車メディア「Car And Driver」のスーパーカー・ランキングをベースとして、価格帯ごとに独自調整を加えました。
また近未来カーの「BMW i8」をラインナップに加えて、新型「NSX」と生産終了済みの「レクサスLFA」、EVの「テスラ モデルS (P100D)」も含めました。
性能指標の0-60 mphは、停止状態からフル加速で時速96.6キロまで到達するまでの時間(秒)です。
参考までに、1.5リッタークラスの乗用車(ノンターボ)の0-60 mphは、おおむね10秒を超える程度です。詳細につきましては、「国産車・輸入車の0-100km/h加速 etc.!」をご覧ください。
動画につきましては、コルベットと650Sを除いて、オフィシャルなプロモーションビデオを張り付けておきました。
それでは、世界中のスーパーカーをフルボリュームでご紹介していきます!
2018年3月26日更新
- ※1:車両価格は記事公開時のデータとなります。
- ※2:性能指標のデータは、「Car And Driver」、「Motor Trend」などの大手サイトから、ベストな記録を抽出しております。
- ※3:スペックと性能指標は、各車種の最上位モデルのデータです。
1000万円~2000万円
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【シボレー】コルベット
- 車両価格:994~1485万円
- エンジン:6.3L・NA or スーパーチャージャー(8気筒)
- 最高出力:659 PS,0-60 mph:2.8秒
- 最高速度:330キロ以上
- ラグナ・セカのラップタイム:1分33秒05 (C07パッケージ)
- ◎ カタログデータ
コルベットは、ゴジラこと「日産 GT-R」に相当するアメリカン・スポーツカーであり、スーパーカーに引けを取らない迫力&性能を有しています。
ハイパフォーマンスグレード「Z06」の6.2リッターV8エンジンは、最高659馬力、最大トルク89.8kg・mというトンデモナイパワーを発揮します。
停止状態からのフル加速では、4駆と比べて不利な後輪駆動にもかかわらず、驚愕の2.8秒を記録しています。以下はZ06のフル加速のシーンです。
レーシングカーに搭載されている技術を導入したパッケージを付けると、平均1.19Gの横Gに耐えられる世界トップレベルの旋回限界性能と、カーボンセラミックの強烈なブレーキングシステムが得られます。
基本性能だけでなく、レース場での走行性能もスーパーカーの中で上位クラスです。価格帯を考慮すると、まさにパフォーマンス・バーゲンのスポーツカーですね!
コルベットは独特のルックスで他車と被ることがほとんど無いところや、ハイパワー車の中では非常にレアな存在となった、MTのモデルが用意されているところも魅力ポイントです。
◎ コルベットZ06のドライブシーン (MT)
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【メルセデス・ベンツ】AMG GT
- 車両価格:1650~2280万円
- エンジン:4L・ツインターボ(8気筒)
- 最高出力:510 PS,0-60 mph:3.1秒
- 最高速度:310キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分35秒30 (GT S)
- ◎ カタログデータ
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンス部門である「AMG」の最高峰スポーツカーです。
スポーツカーとしての完成度の高さから、2015年度には世界的に権威のある「ワールド・パフォーマンス・カー」部門で1位を獲得しています。
プロレーサーのRandy Pobst氏が「I love this car!」と絶賛するほど、レース場における洗練度は他の追随を許さないレベルに仕上がっています。
以下の動画は、制限速度が無制限の区間が存在する高速道路「アウトバーン」で時速289キロまで加速しているシーンです。
また高級車メーカーのベンチマーク的存在のメルセデス・ベンツなだけあって、インテリアのクオリティも飛び抜けて優秀です。
先代SLSのようなガルウィングではなくなったものの、AMGならではのV8エンジンノート(サウンド)、最高レベルのハンドリングとトラクションコントロール、そして安全性・利便性も兼ね備えています。
0-96.5 km/hは、高性能グレードのGT Sで3.1秒、最高性能のGT Rで2.9秒を記録しています。
◎ AMG GTのオフィシャル動画
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【ポルシェ】ケイマン GT4
- 車両価格:1064万円
- エンジン:3.8L・NA(6気筒)
- 最高出力:385 PS,0-60 mph:3.1秒
- 最高速度:295キロ以上
- ラグナ・セカのラップタイム:1分37秒43
- ◎ カタログデータ
ケイマンは、コンパクトで街乗りにも適したサイズのスポーツカーです。
その中でも、GT4はMT専用のスペシャリティ・クーペとして、上位クラスのスポーツカーのお株を奪うほどの卓越した走行性能を有しています。
軽量なボディに上位クラスのエンジン、さらには911 GT3(1912万円~)の高性能ブレーキやサスペンションなどが惜しみなく導入されたことにより、レース場においてスーパーカーに近い性能を持つようになりました。
以下はケイマン GT4のフル加速のシーンです。
高性能ではあるもの、1340キロの軽量ボディに、ボディサイズが全幅約1.81メートル、全長4.43メートルとコンパクトなのも強みです。
さらにはミッドシップならではの旋回性の良さも相まって、レース場のみならず、峠道などのワインディングにおいても最強クラスの実力を発揮します。
最高のドライバーズカーとして根強い人気を誇る「ポルシェ ケイマン」、日本の街中にピッタリのスポーツカーです。
ちなみにカーセンサーでケイマンGT-4の中古車をチェックすると、車両価格がおおよそ1200万円~1600万円と高値で販売されていることがわかります。
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【日産】GT-R
- 車両価格:947~1170万円
- エンジン:3.8L・ツインターボ(6気筒)
- 最高出力:600 PS,0-60 mph:2.9秒
- 最高速度:315キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分35秒51(NISMO,2015)
- ◎ カタログデータ
世界で数々の新記録を樹立してきた日産のフラッグシップ・スポーツカーです。
GT-Rの乾燥重量は1700キロオーバーであり、スーパーカークラスの車の中ではかなり重い部類に入ります。
ところがエンジンパワーをフルに発揮するトラクションコントロールにより、スペック以上に発進加速が飛び抜けて優れています。
高速コーナリングでの強烈なグリップと安定感も、GT-Rならではの強みです。
GT-Rは生粋の「ピュアスポーツカー」ですが、水野氏の指揮下を離れたことにより、近年では少しずつラグジュアリー路線に舵が取られています。
日産 R35 GT-Rのレビュー:日本が世界に誇るピュア・スポーツカーの実力に迫る!
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【ジャガー】Fタイプ SVR
- 車両価格:1936万円
- エンジン:5L・スーパーチャージャー(8気筒)
- 最高出力:575 PS,0-60 mph:3.3秒以下(est.)
- 最高速度:322キロ以上
- ◎ カタログデータ
スポーツカーの開発をルーツとする「ジャガー」の高性能クーペです。英国の高級車らしく、ピュアスポーツカーとは一味違うオシャレ感があり(※主観です)、内装がリッチなラグジュアリーカーでもあります。
最上位グレードの「SVR」は5リッターV8エンジンを搭載しており、最高575馬力、最大トルク71.4kg・mの高出力を発揮します。
以下は、Fタイプ SVRのフル加速のシーン(時速0キロ~294キロ)です。ドゥカティ製のマフラーから奏でられるエンジン音にも要注目です。
F-TYPEは私の方でも試乗したことがありますが、ルックスを含めて何とも言えない高揚感があり、欧州高性能スポーツカーとは異なる魅力があります。
ご参考:【試乗】ジャガー Fタイプ(Rクーペ) の魅力&レビュー
その卓越した走りのDNAは、ラグジュアリーSUVのF-PACEにもしっかりと受け継がれていて、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するほど好評です。
ご参考:F-PACEの評判・レビュー:ジャガー初SUVの完成度は如何なるものか?
◎ ジャガー F-TYPE SVRの走行シーン
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【テスラ】モデルS P100D
- 車両価格:1480万円
- 最高出力:760 HP (770.09 PS),0-60 mph:2.5秒
- 最高速度:250キロ
- ◎ 公式HP
未来を先取りした、ガソリンレスのアップデート可能なEVです。このモデルSは、4ドアで4人がゆったり乗れるセダンなのに、0-100 km/h加速は何と2.7秒(公式)を誇ります。
ゼロヨン動画で有名な「DragTimes」のテストでは、0-60 mph(0-96.5 km/h)で驚異の2.54秒をマークしています。
モデルS自体はラグジュアリーカーゆえに、ランキングは控えめにしておきましたが、この圧倒的な加速性能はスーパーカーの中でも群を抜いています。
テスラP100Dの0-60 mphを超えるクルマは、ブガッティシロン(2.3秒)やポルシェ918スパイダー(2.3秒)など、本当にごく一部のハイパーカーを残すのみです。
また停止状態から時速160キロまでは6.52秒、ゼロヨンでは10.78秒を記録しています。後半加速では、さすがにハイパワー・スポーツカーに追い越されますが、アウトバーンでもなければ関係のない次元の話です。
(※加速シーンは3分38秒あたりからご覧ください。出足は相当なGがかかるようですね。)
モーターならではの異次元の加速感覚があり、あらゆる市販車の中で、信号ダッシュにおいて最速のクルマといえます。
2トンオーバーのヘヴィな車ですが、何気に旋回性能とブレーキ性能についても、上位スポーツカークラスです。
ラグジュアリーカーとしても、「BEST CARS」のラグジュアリーカー部門で1位になる等、世界的にも高い評価を得ています。
4ドアセダンで室内空間も広く、航続距離は最長613キロありますので、ファミリーカーとしても利用することができます。
スポーツカーとはジャンルが異なりますので、順位は敢えて5位としています。
2000万円~2500万円
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【BMW】i8
- 車両価格:1966~2200万円
- エンジン:1.5L・ターボ(3気筒)
- 最高出力:362 PS,0-60 mph:3.6秒
- 最高速度:250キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分44秒29
数あるスーパーカーの中でも、ひときわ異彩を放つのがBMW i8です。未来から来たかのようなルックスと、空を飛ぶかのように開くシザー・ドアが特徴的です。
i8はプラグイン・ハイブリッドカーであり、わずか1.5リッター・3気筒のターボエンジンにモーターを組み合わせることで、最高362馬力を発揮します。
JC08モード燃費は19.4 km/Lとコンパクトカー並みの低燃費ですが、カーボンを多用した軽量ボディのお陰もあって、0-60 mphをわずか3.6秒で駆け抜けます。エンジンノートは合成音ですが、高揚感溢れるサウンドを作り出します。
試乗会で街中を少し走ってきましたが、強靭なエコカーに乗ってるような不思議な感じでした。
全幅1940ミリの幅広サイズに、シザー・ドアを開けたときに横のスペースがかなり必要であることが日本ではネックとなりそうです。
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【フェラーリ】カリフォルニア T
- 車両価格:2450万円
- エンジン:3.9L・ツインターボ(8気筒)
- 最高出力:560 PS,0-60 mph:3.3秒
- 最高速度:316キロ
フェラーリ カリフォルニアTは、普段乗りを重視して設計された、4シーターでオープンカータイプのスーパーカーです。
実用面も考慮されていることから、ファミリー向けのスペシャリティ・カーという位置付けですね。
フェラーリのラインナップの中では、最もソフトな仕上がりですが、エンジン高回転時の甲高いフェラーリ・サウンドは共通しています。
先代カリフォルニアから100馬力もパワーアップし、より速くてスポーティな走りを楽しむことができます。
日本ではおおよそ3人中2人が新規顧客とのことで、日常でも使えるフェラーリとして人気向上中です。
ちなみに後部座席はラゲッジルームとしての使用が適していますが、オープン状態では成人男性が座ることも可能です。
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【ホンダ】NSX
- 車両価格:2370万円
- エンジン:3.5L・ツインターボ(6気筒)
- 最高出力:573 PS,0-60 mph:3.0秒
- 最高速度:300キロ以上
- ラグナ・セカのラップタイム:1分36秒36
NSXは「SH-AWD」と呼ばれるホンダの最先端の4輪駆動システムが搭載されたハイブリッドカーです。
先代NSXの後継車として、日本のみならず世界でも注目を集めています。
3.5リッターのツインターボエンジンと3モータを組み合わせることで、システム最大573馬力を発揮します。
4輪の駆動力を個別に配置されたモーターでリアルタイムに制御することで、4輪が吸い付くようにオーバーステア気味で走ることができ、独特の曲がり方を実現しています。
0-60 mphでは3秒ジャストを記録していて、ゼロヨンを含めてハイブリッドカー最速(※非プラグイン)であり、ホンダ史上最速の市販車でもあります。
アルミボディで軽量化されているものの、モーターと冷却パーツにより車両重量はそこそこ(1780キロ)あります。
既に様々な自動車メディアでテスト走行が行われたNSXですが、DSTやMotor Trendなどの走行シーンを見た限りでは、セッティング次第でまだまだこれから良くなる車という印象を受けます。
以下の動画は、NSXの1人称視点でのドライブシーンです。
また以下の動画は、ニュルブルクリンクでの走行シーンです。これだけ速度差があると、追い越される車はいつの間にかNSXが後ろに付いている感じでしょうねぇ。
2500万円~3000万円
ウラカンは、イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」のスーパーカーです。
スポーツカー最高クラスの性能を誇るだけでなく、あらゆる方向から見ても美しく、芸術面でも特出したスーパーカーです。
ウラカンには、ヘキサゴン(六角形)の宝石を表現したデザインがインテリア・内装の至るところに散りばめられています。
何とも表現しがたい迫力満点のエンジンサウンドを含めて、街中での存在感はスーパーカーの中でも際立っています。
4駆モデルの「LP610-4」は、10気筒のNAエンジンで最大610馬力を出力し、0-60 mphでわずか2.5秒をマークしています。
最高速度は、ドイツのアウトバーンにおいて時速340キロ以上(※メーター読み)を記録しています。
横加速度1Gを超える高速旋回においても抜群の安定感があり、スーパーカーの中でも飛び抜けた性能を誇ります。
パフォーマンスパッケージのペルフォマンテは、ニュルブルクリンクにおいて量販車最速のラップタイムである6分52秒を記録しています。
◎ ウラカン ペルフォマンテでニュル世界記録を達成したときの走行シーン
以下は、ブログ管理人のウラカンの試乗体験談と動画です。
ランボルギーニ ウラカンの試乗レビュー: 憧れのスーパーカーをレンタカーで体験!
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【ポルシェ】911 ターボ / ターボS
- 車両価格:2599万円
- エンジン:3.8L・水平対向・ツインターボ(6気筒)
- 最高出力:580 PS,0-60 mph:2.8秒
- 最高速度:330キロ以上(※ターボS)
- ラグナ・セカのラップタイム:1分35秒62(ターボS,2013)
ポルシェのフラッグシップスポーツカーである911をベースとした、ポルシェの公道最速マシンです。
911シリーズではポルシェ伝統のRR(リアエンジン・リアドライブ)を貫き通しており、卓越したハンドリング、感度抜群のステアリング、強力で安定したブレーキング、そしてラグジュアリーなインテリアが高く評価されています。
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【マクラーレン】570S
- 車両価格:2556万円
- エンジン:3.8L・ツインターボ(8気筒)
- 最高出力:570 PS,0-60 mph:2.9秒
- 最高速度:328キロ以上
- ラグナ・セカのラップタイム:1分34秒58
アウディR8やポルシェ911 ターボ等のライバルとして登場したのが、このマクラーレン 570Sです。
北米自動車メディア「Motor Trend」のベストドライバーズカーを決めるコンテストでは、名だたるスポーツカーの中で第1位を獲得しています。
◎ 停止状態から時速342キロまでの加速シーン
570馬力のハイパワーエンジンとしては、車両重量が1313kgと軽量ですから、山道などのワインディングでも楽しめそうですね。
◎ 570Sの公式PV
◎ 570Sのレース場でのドライブシーン(オススメ)
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【ポルシェ】911 GT3 RS
- 車両価格:2530万円
- エンジン:エンジン:4L・水平対向・ツインターボ(6気筒)
- 最高出力:500 PS,0-60 mph:3.3秒
- 最高速度:322キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分33秒29(2015)
第4位は、第2位と同じくポルシェ911をベースとした「911 GT3 RS」です。
ターボSがパワー重視なのに対して、GT3 RSはカーボンとマグネシウムのボディパネルを多用して軽量化されており、レース場で最速となるように仕上げられています。
ラグナ・セカのラップタイムではターボSと2秒33の差をつけています。
3000万円~3500万円
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【フェラーリ】488 GTB
- 車両価格:3070万円
- エンジン:3.9L・ツインターボ(8気筒)
- 最高出力:670 PS,0-60 mph:2.9秒
- 最高速度:330キロ以上
老舗自動車メーカー「フェラーリ」のスーパーカーであり、F1マシンなどのレース競技で培った最新技術が詰め込まれています。
この「488 GTB」には、最高670馬力を出力する圧倒的なパワーを持つエンジンを、乾燥重量がわずか1370キロの車体に搭載しています。
さらにセクシーなプロポーション、シート後方から唸りを上げるV8気筒のエンジンノート、そして猛烈な加速感が貴方を非日常の世界へと誘います。
本モデルではサスペンションが改良され、ハンドリングを損なわない、素直な乗り味になっています。
1人称視点での走行シーンの動画が公開されましたので、張り付けておきますね。
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【マクラーレン】650S
- 車両価格:3160万円
- エンジン:3.8L・ツインターボ(8気筒)
- 最高出力:650 PS,0-60 mph:2.9秒
- 最高速度:330キロ以上
650Sは、イギリスの自動車メーカー「マクラーレン・オートモーティブ」のスーパーカーです。
流線形を取り入れた優雅なボディライン、蝶の羽のように開くバタフライドア、良好な視界と快適な居住性が特徴的です。
さらに高性能モデルの「675LT」(4353万円)は、650Sから140キロ減となる、わずか1230キロの超軽量ボディとなっています。
一方で最大出力は25馬力アップの675馬力となっていて、0-60 mphでは2.8秒を記録しています。
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【フェラーリ】GTC4 ルッソ
- 車両価格:3470万円
- エンジン:6.3L・自然吸気(12気筒)
- 最高出力:690 PS,0-60 mph:3.4秒
- 最高速度:335キロ以上
フェラーリの新開発4シーターのスーパーカーです。スーパーカーでありながら実用性も兼ね備えており、家族で旅行に出かけるといったこともできます。
プロモーション動画からもわかるように、スポーツ走行もできてしまう、超ラグジュアリーなファミリーカーというイメージですね。
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【アストンマーティン】ヴァンキッシュ
- 車両価格:3335~3445万円
- エンジン:6L・自然吸気(12気筒)
- 最高出力:576 PS,0-60 mph:3.6秒
- 最高速度:323キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分40秒71
ヴァンキッシュは、イギリスの自動車メーカー「アストンマーティン」の究極のグランドツーリングカーです。
性能面では他のスーパーカーに劣るものの、アストンマーティン独特の高貴でオシャレなエクステリア・内装が特徴的です。
マクラーレン 720S
- 車両価格:3338万円
- 最高出力:720 PS,0-60 mph:2.8秒以下
- 最高速度:340キロ以上
エンジン:4L・ツインターボ(8気筒)
2017年3月に情報が公開された、マクラーレンの最新スーパーカーです。
650Sのアップグレード版ではなく、シャシーから新たに設計されており、基本性能の時点で他のスーパーカーを凌ぎます。
追記:停止状態から時速324キロまでのフル加速シーンが公開されましたので、張り付けておきます。
これから公開されるテストデータなどが楽しみな一台です。
◎ 720Sの公式PV
3500万円~5500万円
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【ランボルギーニ】アヴェンタドール (SVR)
- 車両価格:4317~約5000万円
- エンジン:6.5L・NA(12気筒)
- 最高出力:750 PS,0-60 mph:2.7秒
- 最高速度:350キロ
アヴェンタドールは、ランボルギーニの最高級スーパーカーです。
ウラカンのビッグ・ブラザーとして一回り大きく、140馬力もパワフルで逞しく(※SVR)、そしてドアがスーパーカーらしくシザードアと呼ばれる縦開きとなっています。
デジタルコックピットは、まさにレーシングゲームそのものの世界になっています。ネタ的な遊び心満載のスーパーカーです。
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【フェラーリ】F12 ベルリネッタ (TDF)
- 車両価格:3730~約5000万円
- エンジン:6.3L・自然吸気(12気筒)
- 最高出力:780 PS,0-60 mph:2.8秒
- 最高速度:340キロ以上
「F12 ベルリネッタ」は、フェラーリの伝統的なFRのフラッグシップ・スーパーカーです。強烈なフロントフェイスが印象的ですね。
最上級の「F12 TDF」は、自然吸気型エンジンを搭載した車の中で、「ラ・フェラーリ」に続いて世界第2位の780馬力を出力します。
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【レクサス】LFA
- 車両価格:3750万円
- エンジン:4.8L・自然吸気(10気筒)
- 最高出力:560 PS,0-60 mph:3.6秒
- 最高速度:325キロ
- ラグナ・セカのラップタイム:1分36秒39
2010年12月から世界限定で発売された、プレミアムブランド「レクサス」のスーパーカーです。
V10の自然吸気エンジンにヤマハのチューニングが施され、「天使の咆哮」と呼ばれる楽器のようなエンジンノートは、世界中で高く評価されています。
一度生サウンドを聴いたことがありますが、別世界に意識が飛んでいくほど酔いしれました。
LFAは既に生産が終了していますので、ランキングには縁起の良い数字を付けました。
LFAは限定販売であっという間に完売し、マニアが欲しがる車となっていることから、現在プレミアが付いています。
当方がカーセンサー.netでLFAの中古車一覧を確認すると、5000万円台で販売されていました。
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【フェラーリ】812 Superfast
- エンジン:6.5L・自然吸気(12気筒)
- 最高出力:800 PS,0-100 km/h:2.9秒
- 最高速度:340キロ以上
今後発売が予定されている、フェラーリ史上最もパワフルな自然吸気型エンジンを搭載したスーパーカーです。
フェラーリ F12 ベルリネッタ TDFの780馬力を上回る、800馬力ものパワーを出力します。
◎ 812 Superfastの最新レビュー動画(英語)
◎ 812 Superfastの公式PV
総まとめ
世界中の最新スーパーカーの中から、特に人気の高い車を価格別にご紹介しました。
価格帯別に見ていくと、1000~2500万円まではさまざまな自動車メーカーがしのぎを削っていて、2500万円以降はフェラーリとランボルギーニ、マクラーレンのスーパーカーが目立ちます。
また最近のスーパーカーは0-60 mphで3秒を切り、ゼロヨンは10秒前半、最高速度は300キロを超える車がほとんどになっています。
一般にスーパーカーとして認められるのは、卓越した走行性能はもちろんのこと、一目見て「ワォ」と言ってしまうほどのエクステリアや内装が必要であるように感じます。
そして高価でレアリティがあるからこそ、人々の憧れの対象として存在しているように思います。
ということで、最新スーパーカーのランキング情報をフルボリュームでお届けしました!
ここでご紹介したスーパーカーのうち、ランボルギーニ アヴェンタドール ・ ウラカン、フェラーリ カリフォルニアT、マクラーレン 570S、日産GT-Rは、大阪市にある「グローバルオートレンタカー」で利用でき、AMG GTは兵庫県西宮市にあるネクスト・ワンで利用できます。
詳しくは、「おすすめ高級車レンタカー・サービス 2018年度版」をご覧ください。
本記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。
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たとえ低年式の車や事故歴ありの車であっても、下取りよりも数十万円も高く売れることがありますので、まだチャンスがあります!