高級車の人気ランキング 2018 ~国産車&輸入車~
国産車および輸入車(外車)の中でも、ステータス性の高いクルマは高級車として位置付けられます。
一口に高級車といっても、サラリーマンが購入可能なものから、自営業や投資などで成功しない限り中々手に届かない、憧れ的なものまでさまざまです。
そこで本記事では、2018年度の人気高級車を価格帯別に分けてご紹介いたします。
まず、本記事では高級車を以下の価格帯別にクラス分けして定義いたしました。
- 高級車: 400万円~700万円 (エントリークラス)
- 上級高級車: 700万円~1500万円 (アッパークラス)
- 最高級車: 1500万円~3000万円 (トップクラス)
- 超高級車: 3000万円~1億円 (エグゼクティブクラス)
※これらのクラス分けにおいて、明確な境界線はございません。あくまでも大まかな目安として捉えていただければ幸いです。
高級車としての目安は人それぞれ違いますし、たとえば200~300万円台であっても、高級車クラスの貫禄やインテリアの質感がある車も少なからずあります。
また高級車といえばベンツ・ロールスロイス・ベントレー等のラグジュアリーなクルマを思い浮かべる方が多いと思いますが、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどのスポーツタイプをベースとした高級車も数多く存在します。
基本的に車格の大きなクルマほど高級感や居住性が高く、長距離ドライブも快適に過ごせる「ラグジュアリーなプライベート空間」が確保されています。一方、車庫入れや狭い道を通過する際には、取り回しに気を遣うといった欠点もあります。
本記事のランキングは、海外メディアの総合的な評価指標であるBEST CARSの「Overall Score」をベースに、記事執筆者の試乗体験や日本の道路事情や踏まえて順位付けいたしました。
※一部、価格帯が境界線をまたぐことがございますが、ご了承願います。
2018年9月10日更新
目次
高級車(エントリークラス) 400万円~700万円
輸入車編
日本では「ドイツ御三家」と呼ばれるベンツ・BMW・アウディなどの高級車ブランドが人気です。特にドイツ車は時速200キロのような高速域でも安全に走れるように設計されているため、まるで「鉄の塊に守られている」ような、独特の乗り味が魅力です。また、デザイン性が優れている車が多いのも特徴です。
~ ラグジュアリー部門 ~
インテリアの高級感や快適性を重視される方に一押しです!
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【メルセデス・ベンツ】Cクラス
クラス最高峰の高級感 & ソフトな乗り心地
- 総合評価:8.6 / 10
- 新車価格:436万円~670万円
- 燃費 (JC08モード):12.0~20.3 km/L
- 最小寸法:4.69 / 1.81 / 1.43 m (全長/全幅/全高)
メルセデス・ベンツは、高級感や居住性の優れた車を作ることに長けた自動車ブランドです。そしてこのCクラスは、最上級グレードとなる「Sクラス」の良さを継承しつつ、街乗りがしやすいようにコンパクトに仕上げた車といえます。
Sクラスのエクステリアを継承した堂々たるデザインに仕上がっていて、内装のクオリティについてはクラス最高峰の評価を得ています。
1~2人乗りがメインの方であれば、4人乗りのスタイリッシュな「Cクラス クーペ」もおすすめです。
このCクラス クーペは、Sクラス クーペの特徴を引き継いだ高級感溢れるエクステリアに加えて、クーペならではの流れるようなボディライン、そして更に洗練された走りが魅力的な車に仕上がっています。
ご参考:メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス クーペの評判&レビュー
現行のCクラスは、前モデルと比べて乗り味がよりソフトな仕上がりになっていて、ハンドリングやブレーキングなどが滑らかになっています。
一方でボディがより強靭かつ軽量になったことにより、旋回性能や高速安定性が抜群に良く、高速道路を利用した長距離ドライブで特に強みを発揮します。
安全面においても、レーダーセーフティパッケージやLEDインテリジェントライトシステムなどの最先端の安全装備をオプションで追加できる点が魅力的です。
目的地までスポーティな運転で早く到達するというよりも、安全・快適なドライブを体感できる仕上がりになっています。
アウディ A3(セダン)と比べると、全長が20センチ以上長く、室内空間(特に前席)の快適性を重視したつくりになっています。
ただし後部座席の足元スペースや頭上スペースは、アウディA4やBMW3シリーズよりも少し狭いです。
ちなみにCクラスをベースとした、AMGシリーズの超高性能セダン・クーペも世界的に高く評価されています。
ご参考:メルセデス・ベンツ AMGシリーズの加速性能ランキング
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【アウディ】A4
洗練されたインテリアのデザイン & 豊富な先端装備
- 総合評価:8.7 / 10
- 新車価格:447万円~597万円
- 燃費 (JC08モード):15.5~18.4 km/L
- 最小寸法:4.74 / 1.84 / 1.41 m (全長/全幅/全高)
アウディの一貫したデザインが魅力的な、ミドルクラスのセダンです。マトリクスLEDヘッドライトやバーチャルコックピットなど、最先端のハイテク技術を導入している高級車として、海外では高く評価されています。
洗練されたインテリアのデザインと静かで快適な居住空間を持ち、長距離ドライブを穏やかに過ごすことができる車です。
Cクラス同様、ステアリングのレスポンスは落ち着いた仕上がりとなっていますが、走行パフォーマンス自体は優秀です。
中身としては、スポーツ性を重視するBMWと、高級感・快適性を重視するメルセデスの中間的な位置付けにある車であるといえます。
アウディA4の評判・特徴:クラストップレベルの完成度を誇るセダン!
内装の高級感よりも、スポーティなハンドリングを重視される方におすすめです!
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【BMW】4シリーズ クーペ
スポーツカーのようなハンドリング & 実用的なラゲッジスペース
- 総合評価:8.9 / 10
- 新車価格:573万円~851万円
- 燃費 (JC08モード):12.7~16.4 km/L
- 最小寸法:4.64 / 1.83 / 1.41 m (全長/全幅/全高)
BMWの「駆け抜ける歓び」を体感できる、ハンドルを握って運転を楽しみたい方におすすめの一台です。
エレガントでスポーティなエクステリアに加えて、スポーツカーのように正確なハンドリングが実現されています。
ベースグレードの420iは4気筒ではありますが、低回転からトルクが太く、発進からボディの大きさを感じさせないほどスムーズに加速します。
スタイリッシュなクーペゆえに後席は狭く、基本1~2人用ですが、ラゲッジルームはクラストップレベルの広さがあります。
ちなみに後部座席にゆとりのある、スポーティな4ドアセダンをお探しの方であれば、後述のBMWの3シリーズ(409万円~)も候補に入るかと思います。
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【アルファロメオ】ジュリア
クラストップレベルの走行パフォーマンス & 独創性の高いデザイン
- 総合評価:8.8 / 10
- 新車価格:446万円~1132万円
2017年10月14日から発売されている、スタイリッシュなイタリアン・4ドアセダンです。
走行パフォーマンスの評価値は9.5で、同クラス2位の4シリーズ クーペの9.0を引き離す、圧倒的な評価を得ています。
正確無比なハンドリングと強烈なブレーキング性能を持ち、エンジンもパワフルです。BMW以上にスポーツカー寄りな高級車であると言えます。
スーパーカーに近い性能を持つ「クアドリフォリオ」は、ニュルブルクリンクで4ドアセダン最速のタイムを記録しています。
独特のイタリアン・デザインも持ち味であり、人とは違った個性をアピールできる車です。
街中での扱いやすさを重視される方におすすめです!
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【アウディ】A3 / S3
ダイレクト感のあるハンドリング & ハイテク技術
- 総合評価:8.6 / 10 (※2017年モデル)
- 新車価格:293万円~447万円
- 中古車価格:149万円~
- 燃費 (JC08モード):14.8~23.3 km/L
- 最小寸法:4.33 / 1.79 / 1.43 m (全長/全幅/全高) ※ハッチバック
2014年度の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、アウディのプレミアムカーです。
アッパークラスの高級車にも引けを取らない、アウディ独特の上品で洗練されたエクステリア&内装が特徴的であり、口コミでも高い評価を得ています。
先進的なLEDヘッドライトを装備できますので、夜間の視界&注目度も抜群です。2017年1月26日から1度目の年次改良が施されたモデルが発売され、自動ブレーキーシステムが導入されたり、バーチャルコックピットをオプションで付けられるようになりました。
このクルマの最大のポイントは、日本の街中にピッタリのサイズ感です。車幅1.795メートル、全長4.465メートルのサイズ(セダン)は日本の街中で扱いやすく、最小回転半径は5.1メートルと小回りも良好です。
そしてトランスミッションには7速Sトロニックが採用されていて、エンジンは低回転からトルクがあり、スポーツカーのようにキビキビとした走りを楽しむことができます。
乗り心地はしなやかで直進安定性にも優れた良バランスのため、長距離ドライブも苦にならないと評判です。旋回性能も◎です。
0-100km/h加速で8秒台の割とパワーがあるエンジンですが、JC08モード燃費はFF(前輪駆動)でリッター20キロ、実燃費は概ねリッター14キロと優秀です。4WDのクワトロは、悪天候での走行を得意とします。
アウディの車は、2011年頃からの品質管理の徹底化により、「コンシューマー・レポート」と呼ばれる口コミベースの信頼度評価で国産車を抜いて上位に位置する程になっています。
海外では1サイズ上のA4の方が総合評価値で上ですが、オプション込みの総額になると価格帯が一気に上がりますし、日本の街中ではA3の方が使い勝手が良いです。
アウディA4の評判・特徴:クラストップレベルの完成度を誇るセダン!
その代わり、高級車としては後部座席があまり広くないことが欠点として挙げられます。
後部座席に成人男性2人が座って長距離ドライブをするような場合には、1サイズ大きいアウディ A4(447万円~)もしくは後述のメルセデス・ベンツ Cクラス(427万円~)やBMW 3シリーズ(532万円)がおすすめです。
それとファミリー用途であれば、セダンタイプよりも実用性の面で使いやすいハッチバックタイプの「A3 スポーツバック」(293万円~)を選択するのもアリですね。
一方、1人~2人乗りメインで街中をきびきび走り、スポーツ走行性能がさらに優れた車が好みの方であれば、価格はグッと高まりますが、高性能スポーツモデルのアウディS3やRS3もおすすめです。
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【BMW】3シリーズ
機敏かつ落ち着きのあるハンドリング
- 総合評価:8.7 / 10
- 新車価格:409万円~813万円
- 中古車価格:133万円~
- 燃費 (JC08モード):13.5~21.4 km/L
- 最小寸法:4.63 / 1.80 / 1.43 m (全長/全幅/全高)
ミドルクラスのベンチマークとして、世界的に評価されている車です。
BMW 3シリーズでは内装よりも足回りにコストをかけている分、かなりスポーツ寄りの高級ブランド車であるといえます。
押しが強いスポーティなエクステリアや重厚感のあるドライビング感覚は、CクラスやアウディA3とはまた一味違った良さがあります。
ラインナップが幅広いのも大きな特徴です。セダンタイプとツーリングワゴンの2車種があり、ディーゼル「d」、ガソリン(ターボ)「i」、ハイブリッド「e」、の3種類を基軸としています。また僅かながら、MTのグレードもあります。
BMWのブランド力に加えて、スポーティなハンドリング、トルクフルなエンジン、直感的な操作ができるインフォテイメントシステム、こだわりの前後50:50の重量配分、優れた燃費効率など、評価ポイントが多いです。
取り回しの面ではアウディA3に劣るものの、後部座席のスペースにゆとりがありますので、大人4人が乗れて、かつスポーティな走りを楽しみたい方にはピッタリですね。
ふだん1~2人乗りがほとんどの方であれば、2ドアの2シリーズ クーペも海外で評価されていて、コンパクトで小回りが効きますので、日本ではより扱いやすくオススメできます。
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【ジャガー】XE
存在感抜群のエクステリア&卓越したハンドリング性能
- 総合評価:8.4 / 10
- 新車価格:451万円~2181万円
- 中古車価格:278万円~
- 燃費 (JC08モード):10.4~17.1 km/L
- 最小寸法:4.67 / 1.85 / 1.42 m (全長/全幅/全高)
ラグジュアリーとスポーツを両立した車といえば、ミドルクラスセグメントに加わったジャガーXEも外せません。
欧州御三家はもやは街中でよく見かけるブランドですが、ジャガーはやはり珍しいこともあって、XEはエントリークラスながらも、その存在感は群を抜いています。
エクステリアを中心としたデザイン性の良さに加えて、スポーツカーとしての最先端技術が詰まったセダンでもあります。
中でもスポーツカークラスの「XE S」は、ミドルクラスのベンチマークであるBMW 3シリーズを超えたという評価を得ています。
ジャガーXEは、BMW3シリーズを超えて、新たなスタンダードとなりえるか?
一方、昨今はSUVの人気が高く、この手の高級セダンは中古車市場において大きく値下がりするという一面もあります。
ジャガーXEの中古車はバーゲンセール状態?値下がり幅がすごい!
国産車編
日本の高級車は、海外と比べて日本では信号が多いという事情があるため、低~中速域のドライブで快適に過ごせるように設計されています。また輸入車よりも値下がりしにくく、メンテナンス・維持コストの面でも安心感があります。
輸入車編と同様に、インテリアの高級感や快適性を重視される方におすすめです!
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【レクサス】RX
後席も快適な、「おもてなし」の高級SUV
- 総合評価:8.8 / 10 (RX350)
- 新車価格:495万円~743万円
- 燃費 (JC08モード):11.2~18.8 km/L
- 最小寸法:4.89 / 1.90 / 1.71 m (全長/全幅/全高)
国産の高級車ブランドといえば、北米を中心に「信頼のおける高級車ブランド」として世界的に高く評価されている「レクサス」が筆頭に挙がります。
品質を徹底的に追求したクルマ作りにより、全メーカー中最も不具合が起こりにくく、長期にわたって安心してクルマを保有することができる高級車が揃っています。また新型モデルの間は、中古車市場での売値も高値を維持する傾向があります。
レクサスの車は400万円~700万円程度のラインナップが豊富です。この価格帯では、スポーツセダンの「IS」と「GS」、ハイブリッド専用の「CT」と「HS」、スポーツクーペの「RC」と「LC」、そしてSUVの「NX」と「RX」があります。
その中でも要注目なのが、人気上昇中のSUVのラインナップです。中でもレクサスRXは、SUVならではの存在感や見晴らしの良さに加えて、ラグジュアリーカーとして完成度の高い仕上がりとなっていて、新車の販売台数も好調です。
同クラス競合のBMW X5やアウディQ7、メルセデス GLEなどの高級SUVが軒並み1000万円クラスですが、リセールバリューを含めて、RXはコストパフォーマンスの面でもとても優秀です。
ネットの写真ではわかりずらいですが、実車はかなり大きいです。そのうえ、レクサスの共通シンボルであるスピンドルグリルや三眼フルLEDヘッドランプ、彫刻のようなボディラインにより、昼間・夜間問わず凄く目立ちます
レクサスRXの試乗レビュー: 圧倒的な存在感を放つラグジュアリーSUV
レクサス車のオーナーになると、レクサス流のおもてなしや手厚いサービスを受けることができます。またブラックカード・ルックスのレクサスカードを所有することができます。
ちなみに約300万円から購入できるSUVのハリアーも、2リッター・ターボのモデルが新たに追加され、ラグジュアリーSUVに相応しい仕上がりとなっています。
ハリアーの評判&試乗レビュー:ラグジュアリーSUVの魅力に迫る!
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【レクサス】GS
上質で広々とした室内空間と、車自体の信頼性
- 総合評価:8.8 / 10
- 新車価格:577万円~764万円
- 燃費 (JC08モード):9.9~23.2 km/L
- 最小寸法:4.85 / 1.84 / 1.46 m (全長/全幅/全高)
レクサスのセダン部門では、ロングドライブでも快適なGSが特に高い評価を得ています。
GSはラグジュアリーの王道であるセダンらしく、居住空間の質感や快適性を重視したつくりになっています。
特出した評価ポイントこそありませんが、全体的なバランスの良さが高評価の秘訣だと思います。
J. D. Powerの信頼度評価でも素晴らしいスコアを取り続けていますので、長年信頼できる相棒として、車の信頼性を重視される方におすすめです。
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【トヨタ】ヴェルファイアハイブリッド
国産ミニバン最高峰の質感
- 新車価格:411万円~704万円
- 中古車価格:173万円~
- 燃費 (JC08モード):16.2~17.0 km/L
- 最小寸法:4.87 / 1.83 / 1.91 m (全長/全幅/全高)
最高級のファミリーカーとして、日本において高い人気を誇るミニバンです。プレミアムブランドのレクサス車としてラインナップしても似合いそうですね。
高級セダン並み優れた静粛性に加えて、圧倒的に広くて快適なスペース、パラノミックビューモニターを含む先端装備の評価が高いです。
411万円からの価格帯で7~8人が乗車できる高級ファミリーカーとしては、この車をおいて他はないと言えるほどです。
内装の質感もとても高く、ファーストクラスに相当する後席スペースを備えた、VIP用のグレードもあります。
重量級の車+ハイブリッドの組み合わせは、滑らかで力強い加速を実現するとともに、不利な燃費も大幅に向上させています。
2トン超えの車であることを考慮すると、18.4km/h~19.4km/hの燃費(JC08モード)は優秀ですね。
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【日産】スカイライン 350GT ハイブリッド
圧倒的な瞬発力と、DASによる俊敏なハンドリング
- 新車価格: 462万円~570万円
- 中古車価格:155万円~
- 燃費 (JC08モード):9.5~18.4 km/L
- 最小寸法:4.79 / 1.82 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
世界最速クラスのハイブリッド・高級スポーツセダンです。この価格帯のミドルクラスの車としては、輸入車に引けを取らないほどスポーツ走行性能が抜群に優れています。
3.5リッターのV6エンジンとモーターを搭載しており、2トン超えの重量にもかかわらず、0-100km/hは4.9秒(公式)とかなりの俊足力を誇ります。
エクステリアにはプレミアム感満点のインフィニティのエンブレムを付けており、高級車としての貫録も申し分ないですね。男らしい勇ましさがあります。
インテリアのクオリティは、同価格帯のライバル車と比べてポイント的にも劣っており、あくまでもスカイラインはスポーツ系統のラグジュアリーカーという表現が適しているかと思います。
とはいっても、ハイブリッド車として余裕を持て余すスペックがあるため、高級車にふさわしい快適で落ち着いた走りを体感できるのもこのクルマならではといえます。
ハンドリングには世界初のダイレクトアダプティブステアリング(DAS)と呼ばれる電子制御システムが搭載されていて、少ないハンドル操作でねらったラインどおりに曲がることができます。
このクルマで峠道で走り込んだこともありますが、ワインディングでも非常にハンドルを切りやすく、坂道を余裕のパワーで走り抜けていくところは特に評価できます。
3つのモデルが用意されているのですが、おすすすめは、最先端の安全システムを備えたタイプPです。
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【レクサス】RC
レクサスのスポーティな2ドアクーペ
- 総合評価:8.5 / 10
- 新車価格:521万円~681万円
- 中古車価格:378万円~
- 燃費 (JC08モード):9.8~23.2 km/L
- 最小寸法:4.70 / 1.84 / 1.40 m (全長/全幅/全高)
レクサスの2ドア・クーペモデルです。スタイリッシュで筋肉質なデザインは、見た目のインパクトが強く、街中では人目を引き付けます。
IS譲りの高剛性ボディを持ち、走行安定性の良さはもちろんのこと、安全性や信頼性の面でも高い評価を得ています。
ちなみにクーペらしく、後席やトランクスペースが狭いため、基本1~2人乗り用の趣味性の高い車です。
上級高級車(アッパークラス) 700万円~1500万円
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【レクサス】LC
総合評価:9.2~9.4 / 10
新車価格:1300万円~1450万円
加速性能:A+(基準)
スポーティさとエレガンスが見事に融合された、トヨタのプレミアムブランド「レクサス」の新型ラグジュアリー・クーペです。
複数メディアの評価をまとめた「BEST CARS」では、ポルシェ911やケイマンを超えて、ラグジュアリー・スポーツカーの部門にて1位を獲得しています。
高評価の理由は、スポーツとラグジュアリーのいずれも最高峰の仕上がりとなっていることが挙げられます。
パワートレインには最高467馬力を出力するV8のNAエンジンと10速ATが組み合わされ、ラグジュアリーカーに相応しいパワフルかつスムーズな心地良さが実現されています。
ハイクオリティな室内空間、快適かつ洗練された乗り味、こだわりの音響(V8サウンドが凄い!)、そしてレクサスならではの安心感なども魅力ポイントです。
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【メルセデス・ベンツ】Eクラス
総合評価:9.1 / 10
新車価格:675万円~988万円
Eクラスは、BEST CARSのミドルクラスのラグジュアリー部門にて1位を獲得している車です。
最先端の自動運転支援システムが搭載されており、自動運転技術の先駆けとして、いま注目を集めています。
主な新システムとして、ウィンカー操作のみで自動的に車線変更が機能と、ドライバーがクルマの操縦不能状態に陥ったときに、安全を確保しながら自動停止するシステムがあります。
エクステリア・内装は、最高級クラスに劣らないほどのレベルに仕上がっており、快適性・静粛性なども一級品です。
トランスミッションは9速ATに多段化され、2リッター・ターボのモデルであっても、軽快でスムーズに走ります。
ドライバーとしても気持ちよく運転できる車ですが、助手席や後席にも座りたい車でもあります。
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【ポルシェ】ケイマン / ボクスター
総合評価:9.1~9.2 / 10
新車価格:619万円~865万円
加速性能:A+、ブレーキ性能:A、コーナリング性能:A+ (基準) (2015年モデルのケイマンS)
走りを楽しみたい方に一押しなのが、ポルシェのクーペーモデルの「ケイマン」もしくはオープンモデルの「ボクスター」です。車好きの憧れのスポーツカーとして、つねに熱烈な人気があります。
BEST CARSの高級スポーツカー・ランキングでは、2位がケイマンとなっていて、全車種の中でも最高クラスの評価を得ています。
評価値だけでなく、ケイマン/ボクスターは日本の道路事情にも適している車であり、普段乗りが容易な高級スポーツカーなのもポイントです。
というのも、ケイマンは車幅約1.8メートル、全体約4.4メートルと高級車の中ではかなりコンパクトであり、車両重量も1310kg~と軽く、乗りやすさも抜群だからです。
ミッドシップならではの初動の旋回性能の高さも魅力のポイントの一つです。街中を縦横無尽に駆け抜ける感覚は、ケイマンならではの良さですね。高速域からのブレーキングの安定性もケイマンの魅力です。
この価格はいわゆるベース価格であり、ここからオプションでアルカンターラ仕様にして高級感をアップさせたり、もともと優れたスポーツ走行性能を更に高めたりすることができます。
ケイマンのおすすめモデルは、ポルシェ 911 GT3のエンジンを搭載し、高性能パーツを独自にカスタマイズした『ケイマン GT4』です。
またケイマンをベースとしているオープン・スポーツカーのボクスターも圧倒的な人気があり、たとえば「Car And Driver」の高級スポーツカーとオープンカーの両部門で堂々の1位を獲得しています。
ちなみに価格帯がもう1レベル上のポルシェ911(1178万円~2183万円)も世界的に評価が高い車(9.2ポイント)です。ポルシェのピュアスポーツカーといえば、911シリーズと言われています。
ポルシェシリーズは所有者の満足度が高く、普段乗りもしやすいため、スポーツ寄りの高級車としては個人的にかなりおすすめです。
また、オプションの自由度が高く、世界で自分だけの車をアレンジできることもポルシェの良いところですね。
600万円~1500万円の高級スポーツカーにつきましては、以下の記事も参考にしていただけるかと思います。
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【ジャガー】XJ
総合評価:7.8 / 10
新車:997万円~2042万円
このクラスの高級車になると、高級感だけでなく、芸術的な美しさも求められるようになります。ジャガーXJは優雅さと美しさを追及した車です。価格の割には特に速くありませんし、特別に最新の装備を備えているわけでもありません。
それでもオーナーの評価が高いのは、高級車として洗練されたデザインが他の追随を許さないレベルに達しているからだと思います。ひととは一味違ったドライブ生活を楽しみたい方や、上品な車が好みの方にぴったりです。
ジャガーは高級車を専門とした、イギリスの自動車メーカー・ブランドです。ここ最近では、エントリー高級セダンのジャガーXE(488万円~)、SUVタイプのジャガー F-Pace(639万円~1108万円)、超高性能クーペのF-TYPE SVR(1779万円~)などを発売・発表していて、ラインナップが充実してきています。
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【マセラティ】ギブリ
新車価格:834万円~1095万円
中古車価格:730万円~1250万円
JC08モード燃費(km/L): 6.8~7.6 km/l
マセラティ ギブリはスポーティで高級感溢れるたたずまいが魅力的なプレミアムセダンです。ライバル車とは一味違う、独特の洗練されたデザインが特徴的です。
1.95メートルのワイドボディ、貫録のあるフロントデザイン、横から見たときのスポーティなシルエットなど、スポーツ感と高級感が見事に融合されています。他の高級車と被りにくいため、人とは違った高級車を、という方にもオススメです。
マセラティは日本ではまだまだ知名度が低いと思われますが、実は100年以上の歴史を持つ老舗の高級スポーツカー・メーカーです。
ギブリは高級タイプゆえにヘビーな車ですが、軽量化や50:50の重量配分などスポーツ性能にもこだわってつくられています。
ギブリのラインナップは、最高330馬力を出力する3リッターV6ツインターボエンジンを搭載したベースグレードに加えて、最高410馬力を出力する「S」と「S Q4(4WD)」があります。
ちなみにSUVとして新たにラインナップに加わる、新開発のマセラティ・レヴァンテにも要注目です。
最高級車(トップクラス) 1500万円~3000万円
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【メルセデス・ベンツ】Sクラス
総合評価:9.2 / 10
新車価格:998万円~2318万円
この価格帯の車の中で世界的に最も評価されている車です。ラグジュアリーカー最高峰クラスなだけでなく、世界初のマジックボディコントロールをはじめ、安全・快適にドライブできるような斬新なアイデアを次々に実現しているところが凄いです。
フラッグシップの最高級セダンとして、新しいことに次々と挑戦しているところが評価されているのだと思います。Sクラスはセダン・クーペともに「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」のラグジュアリーカー部門で1位を獲得しています。
最近では、更に上の価格帯のロールスロイスゴーストIIに迫る勢いがあります。
メルセデス・ベンツのSクラスは、成功者の象徴として根強い人気を保っていることがわかります。最近ではディーゼル・ハイブリッドモデルも導入され、ラインナップもますます豊富になりました。
『レーダーセーフティパッケージ』を選択すれば、ミリ波レーダーとステレオカメラによる最先端の安全性が手に入ります。
Sクラスにも特殊な上級グレードがあり、スポーツモデルのS AMG ロング(2483~3297万円)と、究極のラグジュアリーカーであるマイバッハ(2222万円~8800万円)があります。
それともう一点、人気北米誌『Motor Trend』のベスト・スポーツカーコンテストで1位に輝いた「メルセデスベンツ AMG GT」にも要注目です。この車はスポーツカーとしての最高峰のポテンシャルとスリル満点のドライビング体験をもたらしつつも、Sクラスクオリティの実用性や安全装備を備えている凄いクルマです。
2015年度のベスト・高級スポーツカー: パート3 ~ Motor Trend
ちなみにこのカテゴリーの高級車は法人買いが多く、競合車としてBMW 7シリーズやアウディA8、レクサスLSなどがあります。
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【ポルシェ】パナメーラ
総合評価:9.1 / 10
新車価格:1132万円~2540万円
パナメーラは、最高級の4ドア4人乗りサルーンカーでありながら、運転席でハンドルを握りたくなるようなスポーツドライブも楽しめることを目指して開発された車です。
メルセデス・ベンツSクラスやレクサスLSなどが同乗者への「おもてなしカー」であるのに対して、パナメーラはベースモデルの時点でかなりスポーツ寄りです。
ポルシェのスポーツ・サルーンとして、ひとたびアクセルを踏み込めばドライバーの意図したとおりに加速し、ハンドルを切れば全長5メートルを超えるボディを感じさせないほどよく曲がります。
その優れたポテンシャルを示す例として、最上級スポーツの「パナメーラ ターボ」は、スポーツカーの聖地で知られるニュルブルクリンクで4ドア高級セダン最速の7分38秒を記録しています。
また全長5メートルを超えるボディですが、運転しやすいため、買い物用途の街乗りから、高速道路を利用した長距離移動、峠道でのスポーツ走行まで、さまざまな用途で普段乗りを楽しめます。
インテリアの質感についてはSクラスには見劣りしますが、「気軽に普段乗りでき、運転も楽しめる4人りサルーンカー」に魅力を感じる方には一押しです。
スポーツ要素の強いパナメーラですが、同乗者が快適にゆったり過ごせる空間は備わっていますし、エグゼクティブなインテリアを備えたモデルも用意されています。
このパナメーラ、2017年3月発売モデルからフルモデルチェンジが実施されており、911似のテールライトが採用され、スポーティ感が強調されたデザインになっています。
◎ パナメーラ(2018年モデル)のインテリア&エクステリア
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【ランドローバー】レンジローバー
総合評価:8.4 / 10
新車価格:1338万円~2609万円
1位・2位セダンと続きましたので、3位としてSUVのレンジローバーをピックアップしました。
このクルマは世界最高峰のフラッグシップSUVとして、世界中のセレブから定評のある高級車です。1970年代からVIP向けに改良が重ねられ、2015年度のモデルではより軽量かつ頑丈になりました。
アクセルを踏み込むと、5リッタースーパーチャージャーのエンジンが静かに唸りをあげ、巨大なボディに見合わない圧倒的な加速を見せます。そして車内は何事もなかったかのような雰囲気を維持します。
悪路の走破性にも優れている万能SUVですね。
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【アウディ】S8 / R8
新車価格:1782万円
エレガントかつスポーティなスタイルが魅力的な、アウディの最上級ハイパフォーマンスカーです。人気自動車メディアのYOUCARによると、2015年度の高級車部門では第4位、2000万円以下の車ではメルセデスベンツSクラスの次に高い評価を得ています。
最先端のLEDが散りばめられたマトリクスLEDヘッドライトや、520psのエンジン最高出力と0-100km/h加速がわずか4.1秒の加速性能、最高級の質感にスポーティさが融合されたインテリアが特徴的です。
ちなみにアウディのフラッグシップスポーツカーであるR8(2人乗りクーペ)は、2016年度の「ワールド・パフォーマンス・カー」を受賞しています。
R8はV10エンジンを搭載していて、Motor Trendの0-100km/hテストでは何と2.6秒を記録しています(※2017年のヨーロッパ仕様のR8 プラス)。
超高級車(エグゼクティブクラス) 3000万円~
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【ロールスロイス】ゴースト
新車価格:2940万円~3500万円
世界中のセダンの頂点に位置する車の一つです。高速道路を走行していても、車内ではまるで停止しているかのような感覚があります。
走行中でも車内だけでなく車外へのエンジン音もほとんど無音であることから、ゴーストという名前が付いたそうです。ただし、大きくて目立つ車なので、潜入ミッションには向いていないかもしれません。
パーツ一つ一つについても製造工程を知るとビックリするほど、徹底的にこだわって作られています。中には数か月~数年間かけて制作されるパーツもあります。
多忙な企業家やビジネスマンの送迎車として、全世界で活躍しています。
ちなみに更に上級グレードの5000万円オーバーとなる「ファントム」や、新開発のクーペモデル「ドーン(Dawn)」も人気があります。
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【ランボルギーニ】アヴェンタドール
新車価格:4317万円
ロールスロイスやベントレーが「おもてなしカー」としての最高級クオリティを追求しているのに対して、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどはドライバーのためのスーパーカー等を開発しています。
このアヴェンタドールは、ランボルギーニの最上級クラスのスーパーカーであり、数あるスーパーカーの中でも群を抜いて目立つルックスが特徴的です。
エクステリアとインテリアともに芸術品のようであり、速さ以外も魅力的な車です。エンジンには6.5リッターのV12気筒エンジンが搭載されており、0-100km/h加速は2秒後半、最高速度は350km/hを超えます。
ちなみに、新車価格が2462万円からの「ランボルギーニ ウラカン」や2016年度のワールド・パフォーマンス・カー部門で1位を獲得した「アウディ R8」も世界的にとても人気があります。
ランボルギーニ ウラカンの試乗レビュー: 憧れのスーパーカーをレンタカーで体験!
まとめ
世界中の高級車の中から、評判の高いクルマを中心として、要点をかいつまんでご紹介しました。
一口に高級車といっても、快適性を追求したハイテク高級車、ピュアスポーツカーに近い高級車、芸術性を重視した高級車など様々であることがおわかりいただけたかと思います。
高級車は高価なお買い物ですから、ディーラーでの短期間の試乗だけでなく、レンタカーでじっくり乗ってみるのもオススメです。
高級車はオーダーメイドの新車がベストですが、素早く会社の経費で落としたい場合や、おいしい価格で手に入れたい場合には中古車という選択肢もあります。
特に比較的新しい年式の不人気外車であれば、半額程度から新車に近いクルマを手に入れることができます。
また、手持ちのおクルマをなるべく高値で売却したい方は、こちらの記事(本ブログ記事)を参考にしていただけるかと思います。
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追記:車種別の人気高級車につきましては、以下の記事で詳しくご紹介しております。
本記事が皆様の参考になりましたら幸いです。
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S8R8が1780円はパねぇっすわ