車の選び方~車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由
皆様はじめまして。本ブログ管理人のDr Poni と申します。本ブログでは、素敵な車ライフを満喫できる車をご紹介しています。
車探しでは、『車を選ぶ』だけでなく、『維持』と『車の買い替え』の3大イベントについて知っておくことが成功の秘訣です。そこで本ブログでは、既存概念にとらわれず、車選びから維持方法、車の買い替えまでを総合的にサポートしています。
ところで、車の購入を検討されている方は、年収に見合った車を選ぶ方が多いようです。よくあるのが、『年収の半分を車の購入代に当てる』というのがあります。しかしながら、これにはそもそも明確な根拠がありません。
実際のところ、年収(手取り)よりも車を所持するメリットを考慮しつつ、どれだけの予算を組めるのかによります。
そもそも車の維持にかかる費用は、燃費云々よりも、駐車場代と走行距離の大小がウェイトを占めます。
もう一点、気になる方が多いのは世間体ではないでしょうか?
わたしもはじめて車を購入するときには色々と悩みました。ネットで検索すると、「○○万円の年収の人に見合った車は○○だから、○○の車は贅沢すぎるんじゃないか?」といったコメントをよく見かけます。
しかし、自分が購入する車を他人の評価で決めるのって変ですよね?家とか服装などと同様に、車も好きなものを選んでも良いはずです。(※社用車は別です。)
特に(気持ちが)若い人であれば、自己投資分の趣味代として良い車を買うことは、とても意義のあることだと思います。わたしは、良い車は運転を楽しめるだけでなく、良い経験をもたらすと考えています。そして良い経験は、一生の宝になります。
年代別の平均世帯年収を調べてみると、20代は300万円前半と相対的に少なく、50代で700万円に達します。20代の後半になってくると、結婚費用や新居代、養育費など、多額の予算が必要になるイベントが控えていますので、車に大きなコストをかけられる方は本当に限られてくるように思います。
「若い人の年収は確かに少ない。だけど、ちょっと無理(背伸び)して買ったほうが色々楽しいし、自己成長につながるのでリターンは大きい。」
上記は、ネットで調べた名言を自分なりにまとめた言葉です。
最初から年収や世間体で買う車を絞り込んでしまうと、本当に欲しいと思える良い車を見逃してしまうことになります。
最初は高嶺の花だと思っていた車が、実は意外と維持できるなんてこともふつうにあります。良い車に出会うと、毎日が楽しくなるような勢いが付きます。
本ブログの管理人も、2年前までは車には無頓着でしたが、いまでは車の記事を100記事以上書くにいたっています。
思い切って背伸びしてでも、良い車を見つけることがポイントです。ちょっと哲学的ですが、人間には現状を維持する力が働きますので、思いきったことをしないと現状から抜け出せないからです。
個人的には、老若男女かかわらず、最初は予算的に無理のない範囲の中古車を購入して、少しずつ新車にシフトしていくようなパターンが良いかなと考えています。
さて、本題に戻します。本記事では新車・中古車を購入する際に考えたほうが良いことを、私が新車・中古車選びであれこれ悩んだ経験を踏まえて説明したいと思います。
Step.1から順番に実行していただくと、無駄のない行動を取ることができ、本当に良い車を購入できる確率が大幅に上がります。
目次
<Step.1> まず、予算のことは考えずに、とにかく欲しいと思う車を選びましょう。
車選びを楽しむ秘訣は、予算のことを考えずに直感的に好きな車を選ぶことです。
最初に予算のことを考えてしまうと、視野が狭くなってしまうため、せっかくめぐり合うことができた良い車を見逃してしまう可能性があります。
手が届かないと思っていた車も、意外と維持できるかもしれませんし、近い将来仕事で成果を挙げて購入できるようになることもあります。
インターネット上で良さそうな車を見つけるには、オーナーさんのレビューを参考にするのが一番です。
個人のブログやカーセンサーの「みんなの評価」などが参考になります。評価値の平均点は、基本的には高いほど良いのですが、中には良い車なのに欠点ばかりが注目され、平均点が低い車もあります。
本ブログでは『運転が楽しくなる車』をコンセプトに、価格帯別の車をご紹介しておりますので、参考にしていただけると嬉しいです。メーカーにこだわらず、良いと思った車をおすすめしています。
それと、悩み相談系サイトを参考にする際は、極端な意見や根拠のない意見などが散見されるため要注意です。たしかに有用な情報を提供している素晴らしい方もおられますが、まったくあてにならないことも多いです。
個人的には、車選びにおける一番のポイントは、オーナーが心を込めて書いたレビュー記事だと思います。当サイトでも色々な車をご紹介していますが、本当に良いなぁと思った車については、ついついたくさん記事を書いてしまいます。
ここだけの話、大手の車レビューなどでは、レビュー記事を投稿するとお金やポイントが入ることがあります。このため、お金目当てでレビュー記事を書くようなケースもあり、評価点も甘くなりがちです。それでもクオリティの高い記事もありますが、やはり損得勘定なくレビュー記事を書いてあるのが一番です。
私の場合には、良さそうな車を実費(1万円~10万円ほど)でレンタルした後、少なくとも半日運転して、さらに半日かけて動画編集をしたり、記事を書いたりしています。正直なところ面倒だと思うこともありますが、やっぱり良い車に巡り合うことができれば、記事作成にも熱が入ります。
一方でハズレだなと思う車については、勿体無いですが記事を封印しています。またすでにネット上に良い記事が上がっていることもありますので、記事を書くのは試乗車の10%~30%ぐらいにとどまっています。その代わり、撮影した写真は所々で使用しています。
話を戻しますと、インターネット上で気に入った車が見つかれば、次は実車を見に行ってみましょう。写真で車を見るのと実車とでは、印象が大きく異なることがあります。
写真は2次元情報であるためエッジなどの部分の奥行きがはっきりと分かりません。特に、スポーティセダンやクーペ、SUVは、写真で見るよりも実車のほうが断然格好良かったりします。
また、好みのクルマを街中で見つけるのも良いですね。レアなカラーのクルマがお気に入りになるかもしれませんよ。
少し背伸びしても良いので、まずはディーラーに車を見に行くことにしましょう。新車を購入する予算をすぐに用意できなくても、その車のよさを知りたいという姿勢があれば、きっちり対応してもらえるはずです。
なぜなら、将来の見込み客を得ることも、営業スタッフの方にとっては重要ですし、ローンを組めば維持できることもあるからです。また良い車に試乗してもらうことで、口コミでその評判が広がっていきます。
車を見に行くときの服装は、基本的にラフなものでもOKです。ですが、高級車クラスになると、気持ち的にも身だしなみを整えておくことをおすすめします。
別にブランド物である必要はありません。やっぱり清潔そうな身なりが良いです。
一番用意するのが簡単なのは、スーツだと思います。青山などで買える普通のスーツで十分です。
ポイントは、良い車を買いたいという熱意です。特に、若い人は高級車や輸入車のディーラーに入りにくいように思えるのですが、何事も思い切りが大切です。
もしあまり良い扱いを受けなかったなら、何が問題であったのかを見直して、再挑戦すれば良いですから。失敗することは恥ずかしいことではありません。
担当者との相性もありますので、同じメーカーであっても、できれば何店舗か回ってみると良いです。お店の雰囲気や担当者によって、受ける印象が大きく違ったりします。
ディーラーが忙しい時間帯には、待ち時間が長かったり、試乗時間が短かったりすることも往々にしてあります。
比較的若者でも気軽に行けるのは、認定中古車を扱っているディーラーです。たとえ外車であっても、価格帯が幅広いことがほとんどですので、ご予算に合わせたクルマ+αで憧れのクルマもついでにチェックすればOKです。
ちなみに私が最初のクルマ選びでレクサスとBMWの認定中古車を扱っているディーラーを訪ねたときは、レクサスではSC430を、BMWでは320iをお勧めされました。いずれも車両価格は200~300万円ほどでした。この値段であれば、400~500万円の車と比べると、何とか尻込みせずに済みますよね。
もう一点、車の良さを知るには、試乗をすることが重要です。アポ無し訪問では、試乗車が別店舗などに出ていることがありますので、ディーラーに行く前に試乗予約をしておくことをおすすめします。
インターネット上で試乗予約をするのもありです。その際、年収を記入しなければならない場合がありますが、アバウトでも特に問題ありません。
ただし、新車を購入される方でローンを組まれる場合には、しっかり年収を記入しておくほうが後々よろしいかと思います。また、アポなしでも、見込み客だと判断された場合には、頼まなくても営業スタッフ側から試乗をおすすめされることもあります。
試乗の時間はまちまちですが、あっという間です。ですので、あれこれ細かいところを見るよりも、全体的に考えたときに直感的に良いと思えるかどうかがポイントです。ナビの操作云々などは、普段使っていればたいてい慣れます。
なお、車の運転が初めての方であれば、以下の記事を参考にしていただけるかと思います。
また本ブログでは、私がこれまで良いと感じた車を車種別にご紹介しております。いずれの記事もありがたいことに、結構人気があります。よろしければ車選びの参考にしてください。
【2018年度のおすすめ車まとめ】
SUV | コンパクトカー | セダン
ミニバン | 軽自動車 | ハイブリッドカー | オープンカー
<Step.2> 新車と中古車のいずれにするのかを大まかに決めておきましょう
ここで、現実的な話になります。まずは購入費用を決定しましょう。新車よりもランクが上の車がほしいかったり、新車購入の予算が届かない場合には、中古車を選ぶことになります。
一括で購入する予算がない場合には、ローンを考える必要があります。
新車を購入される場合には、ディーラーでの注文以外に、展示車両や未使用車を探すという方法があります。これらは新車同然の車両でありながら数万円~数十万円安く購入でき、しかも新車注文と違って納期がかなり短いというメリットがあります。
好みのオプションが付いた車が見つかるかどうかは運次第ですが、調べてみる価値は十分にあると思います。展示車両や未使用車は、株式会社ウェブクルーのこちらのページにおいて、『展示車両もしくは未使用車を希望します』と記載すれば、無料で調べてもらうことができます。
カーセンサーでも未使用車を見つけることができます。検索結果の一覧画面でこのとき『年式 新しい順』を選ぶと、(在庫があれば)未使用車や展示車両をすぐに見つけることができます。
株式会社ウェブクルーの未使用車については、カーセンサーなどに掲載される前から情報を入手できるというメリットがありますので、両方から調べてみるのがよろしいかと思います。
購入予算にあまり余裕がない場合には、中古車を選ぶのがおすすめです。中古車とはいっても、オーナー次第では低年式であっても新車時の清潔感や見た目を維持していることもあります。
経年経過による消耗品の劣化はありますが、中古車購入時にお得に購入できた分の一部を使って、取り替え手しまえば良いのです。
また、車がはじめての方や運転にあまり自信の無い方であれば、まずは中古車で運転慣れしたほうが良いでしょう。というのも、はじめてのうちは車のボディをこすってしまったり、凹みを作ってしまったりすることがよくあります。
<Step.3> 年収(手取り)ではなく、車の費用として使える金額を計算しましょう。
ここで、Aさんは、サラリーマンの平均年収より少し低い350万円の年収があると仮定します。この場合、Aさんの所得税と住民税で20万程度、社会保険料で50万円程度になりますので、手元には280万円残ります。
一人暮らしの人の平均生活費は、月14万円なので、年間168万円を使うとします。また、いざというときのことを考えて、Aさんは手取りの10%の28万円ぐらいは貯蓄しておくことにしました。
したがって、無駄遣いをしない限りは、年間85万円ぐらいの余裕があります。この内、Aさんは車の費用としてどのぐらい使うのかを決めることになります。年間50万円ぐらいの維持費であれば、新車価格が400万円以上の高級車も十分視野に入ります。
50万円といっても、お住まいの場所や年齢によってもかかる費用が大きく左右されます。たとえば駐車場代がかかるところ(月2万円~等)にお住まいであれば、予算の半分以上が駐車場代でなくなりますし、駐車場代が安い(月4000円未満)ところではの1割にも満たないですよね。
また任意保険についても、車両保険の有無や年齢(等級)によってもに大きく影響します。
なお、既に車をお持ちの方で、愛車の売却を考えておられる方は、現在の愛車の買取価格を調べておきましょう。私のおすすめは、中古車業界屈指『カーセンサー』の一括査定(公式ページ)です。
他にも『かんたん車査定ガイド』がとても有名で入力も簡単ですが、登録して間もなく電話の嵐になるという欠点もあります。祝日であれば良いのですが、平日の仕事の時間での対応はさすがに厳しいかと思います。
カーセンサーの一括査定においてメールのみで審査結果を伝えってもらうには、申し込みフォームにおいて、「任意項目」の「連絡可能時間帯」の欄に「メールのみの連絡を希望します」と記入すればOKです。
それでも電話がかかってきた場合には、以降はメールで対応をお願いしますと伝えましょう。
申し込みフォームに記入するためには、現時点での大まかな走行距離と、車検証が手元にあれば何とかなります。フォーム記入欄でつまずきやすいのは、住所(郵便番号からの検索のみで、◎丁目はひとまず不要)と、車のグレード(ひとまず不明でOK)です。細かいところは少々間違っていても大丈夫ですが、連絡先(電話番号とメールアドレス)だけは間違いないように、確定前に再確認しましょう。
<Step.4> 維持費を計算しましょう。
ここではじめて、買いたい車の維持費を計算してみます。
私の場合、以下のような表を作成し、1年間の維持費をおおまかに計算しました。
1年間の維持費 | 節約する場合 | 節約しない場合 |
車検代 | 4万円 | 9万円 |
タイヤ代(冬タイヤ込) | 5万円 | 20万円 |
任意保険代 | 5万円 | 15万円 |
オイル代 | 6千円×2 | 1万8千円×2 |
メンテナンス代 | 1万円 | 5万円 |
高速代 | 15万円 | 20万円 |
ガソリン代 | 28万円 | 30万円 |
駐車場代 | 6万円 | 8万4千円 |
合計 | 65万2千円 | 111万円 |
※最小限の維持費 | 15万6千円 |
※車を乗れる状態を維持するための金額≒車検代+任意保険代+駐車場代+オイル交換(年1回)
私の車の維持費は、かなり節約して65万円となっております。私の場合には、高速代の15万円とガソリン代28万円(走行距離の2万キロ)が大きなウェイトを占めております。
もしこれが年間1万キロの走行で、高速道路を使用しない場合であれば、40万円未満まで抑えることができます。このように、年間走行距離や高速代の使用の有無に応じて、維持費が大きく変わってきます。
追記:引っ越しのため、駐車場代が年間6万円から24万円なりました。その代わり高速代とガソリン代が激減しましたので、プラスマイナス0になりそうです。
維持費のうち大きな割合を占めるのは人によって異なりますが、都心部など駐車場代が高めのところでは、年間20万円~60万円ほどかかったりします。他にも18歳~20歳までの方であれば、自動車保険が高めに設定されています。
維持費は、オイル交換やタイヤ交換などの簡単なメンテナンスをディーラーに任せるのか、ある程度自分でやる(DIY)ことにするのかで大きく異なります。ディーラーに一任する場合、良いパーツは選んでもらえるのですが、定価での販売+サービス料がかかるため、割高になってしまいます。
ディーラーとDIYで年間10万円以上の差がつくことも少なからずあります。DIYといっても、メカニカルなことはわからなくてもOKです。たとえば、オンラインショップでタイヤなどの部品を購入し、ディーラーやクルマ用品販売店などで取り付けてもらう場合でもかなり節約することができたりします。
私の車のオイル交換は、自分でMobile 1の5w-30か0w-20をネットで購入し、家から車で3分のオートバックスに持ち込んでいます。また、オイルの量は、通常は取扱説明書に書いてあります。たとえば、私の車(IS350)であれば、5.9Lですね。オイルフィルタも交換する場合には、6.3Lとなります。
オートバックスではゴールド会員になっていると工費は無料です。つまり、好きなオイルを持っていけば無料で交換してもらえます。※場合によっては、交換料金500円が必要です。
ちなみに通常のオイル会員であれば、約500円取られるようです。それでもお得ですよね。オートバックスでは、オイル交換はサービスとして位置づけられているような気がします。
近所のオートバックスは、ベテランの方が経験の浅い方の行動を逐次確認しているようです。いままで車検、オイル交換、タイヤ交換、ドライブレコーダーの取り付けを任せてきましたが、何も問題はなかったです。
ちょっとオートバックスの宣伝みたいになってしまいましたが、要は、お近くの車を整備してもらえる店舗に連絡をとって、持ち込みタイヤやオイルの交換が可能かどうかを確認し、料金を聞いておけばOKです。
上記のような表が完成すると、維持費の予想額がわかりますので、以降の車の交渉の際に素早く決断することができます。買いたい車の維持費が、Step.3で計算した車の費用内に収まればOKですし、そうでなければ車のグレードを落とす必要があるかと思います。
追記:
車の購入費用を含めた、長期間にわたる維持費を計算したい方であれば、以下の記事も参考にしていただけるかと思います。
<Step.5> 希望する車を絞りこみましょう (中古車の場合)
検索エンジンを利用して、希望する中古車をピックアップしましょう。
車の販売店については、本ブログの評判が抜群に良い中古車販売店一覧をご覧いただければ幸いです。
中古車サイトとしては、業界最大手のカーセンサーもしくは期間限定の掘り出し物の車が見つかるガリバー
も便利です。
さて、この時点でおおむねの予算は決まっているでしょうから、検索の際には 「ポイント① 価格の上限を設定」しておましょう。
たとえば、カーセンサーであれば、価格の「上限なし」を変更しておきましょう。価格の上限を設定した後は、メーカー車名を選んで検索ボタンをクリックして先にすすみましょう。
また、次に重要なのが「ポイント② 走行距離の上限」です。長年車に乗られるのであれば、年間走行距離に基づいて、何万キロまで乗ることになるのか計算できますよね。
国産車であれば、基本メンテナンスさえしっかりされている固体であれば、10万キロはまだまだであり、20万キロである程度の交換が生じるくらいの余裕があります。
一方、輸入車についてはもう少し注意が必要です。輸入車は数十万円程度かかるパーツの交換が5年もしくは5万キロ~10万キロごとに行われることを前提として作られています。
あとひとつは、「ポイント③ 年式」です。走行距離が少ない場合でも、経年劣化によりゴム類やショックアブソーバーなどのパーツが劣化します。高年式ほど車両価格が高くなりますので、このあたりは価格とのバランスが重要です。
なお、国産車であっても初期型は熟成していないことが多く、車両価格は割安になるのですが、その分トラブルが発生しやすいというデメリットもあります。
上記の3点を踏まえて、お気に入りの車が見つかったら、今度は時間との戦いになります。程度の良い車は、インターネット上にアップロードされてから 交渉に入るまでの期間が短いです。
特にこれすごく良いなと思うような車は、当然ながら他の人も同じように思う確率が高く、あっという間に掲載が終了します。
たとえば私が購入した中古のレクサスIS350は、掲載されてから間もなく在庫問合せや見積もり依頼が十数件あったそうです。
この段階では、すでに購入&維持できることがわかっていますので、他人よりも先に素早く行動できるはずです。まさに「時は金なり」です。
本記事の手順を実行しているのであれば、良さそうな車を見つけたらチャンスを逃さないようにできると思います。なお、私が中古車を選んでいたときは、電話対応において営業スタッフの方の声のトーンに着目していました。
何となく自信がなさそうな場合、ワケありの車かもしれません。また、お見積りをしておく理由として、早めに総費用を計算しておくことがあげられます。
検索で見つかる「支払い総額」は最低総額になるかと思いますので、お見積もりにより保険やオプションを追加すると値段が変わってきます。
見積もりを複数同時に依頼しておき、プリントアウトしておくことをおすすめします。価格交渉で他社の価格と比較することができ、値引き交渉を進めることができます。
新車の購入を考えておられる方でも、新車と同程度のオプションがたくさんついた中古車がお買い得価格で販売されていることもありますので、お見積もりを取っておくことをお勧めします。
お見積もり書は、ディーラーで値下げ交渉をするときに利用できます。お見積もり書をディーラーに見せておき、どっちにしようか悩んでいると言えば、以降の値下げ交渉がし易くなります。
まずは、業界最大手の<カーセンサーから検索をして、良さそうな車が見つかれば在庫問合せをしておきましょう。
良い車はやっぱり成約するのも早いので、掲載されていても既に成約済みであることもよくあります。
カーセンサーネットに掲載されている中古車は、ピンからキリまでさまざまです。ある程度の目利きが必要になってきますので、ネット購入の場合には、なるべく評判の良い中古車販売業者を選ぶ方法がおすすめです。
また、期間限定の掘り出し物の車が見つかるガリバー
もかなり程度の良い車が売られていることがあります。万が一のことがあっても、納車後100日までは返品可能なのも大きな強みです。どのクルマを選んで良いのかお悩みの方にも向いています。
皆様に良い車が見つかることを願っております。
なお、私が車を購入したときは、以下の2ケースの車の見積もりを取っておき、価格差を考慮して②を選択しました。
① ある程度の要望を満たしたお買い得な車
② 理想に近いオプションを備えた車
任意保険についての注意事項
自動車保険は、年間にするとけっこうなお値段がします。特に若い人は等級が低く、維持費に占める割合も高くなります。
これから任意保険に加入される方であれば、複数の保険会社から最もお得な保険会社を選べる、【価格.com自動車保険】無料一括見積もり!が特に人気です。もしくは、「保険スクエアbang!」自動車保険一括見積もり【無料】が専門サイトとしてよく利用されています。デメリットは特にありませんので、積極的に利用すると宜しいかと思います。
車種や年齢によっては、5万円以上の節約になることもありますから、逆に一括見積もりを利用しないと損です。
※必要な物
⇒ はじめて保険に加入される方: 車の型式もしくは車検証
⇒ すでに保険に加入済みで保険代を安くしたい方: 保険車証もしくは車検証
車の買い替えを検討されている方へ
本ブログにお越しいただきありがとうございます。本ブログでは、ユーザ目線かつポジティブに物事を捉えることを心掛けております。
ここでは以下のような方を対象に、私が昨年にカローラを売却した経験を踏まえて、なるべく負担なく、車を高値で売る方法をお伝えします。
- 車をどうやって売るのがベストなのか知りたい方
- なるべく負担なく車を売りたい方
車の売却(一括査定)は、簡単に言えばオークションのようなものです。貴方が売り手となり、買い手(中古車買取業者の査定士)を集めて買取価格を競いあってもらいます。
オークション形式が面倒だという方は、ディーラーの下取りで売るのが楽です。その代わり、競争が無いため高値は期待できません。
人気車種に限らず、一括査定を利用すれば、マイナーな車種や外車(輸入車)などの買い取りでも専門販売店が参加することもあり、高額査定が期待できます。
また車の年式が古いからといって、捨て値で良いやと思われるのは非常にもったいないです。
あまり期待しすぎるのも良くありませんが、海外に輸出されることで意外な高値が付くこともあります。
当方の2003年式のカローラですら、ディーラーの下取り額と一括査定(見積もり額)で25万円の差がありました。詳細につきましては、セダン売却体験談をご覧ください。
(ごく普通の見た目のセダンです。)
私のカローラのように低年式で傷や凹み等が複数あっても、中古車買い取り業者にとって価値があると判断されれば高値が付きます。
一括査定の準備は、実はたいしたことがありません。売却書類の準備、車の簡単な洗車・清掃、査定日時の打ち合わせぐらいです。
それと、「車は交渉して売らないほうが良い理由~一括査定の根本的な問題点とは?~」にも目を通しておいていただくとより確実です。
一括査定では、基本的になるべく多くの買取業者が参加するほど高値が付きやすくなります。なぜなら、買取業者によって『輸入車を高く購入する』、『軽自動車やコンパクトカーを高く購入する』、『スポーツカーを高く購入する』、『事故車を高く購入する』など車種ごとの得意不得意があるためです。
既に見込み客がいるケースであれば、高値で買い取ってもらいやすくなります。
またどの買取業者であっても、参照している相場価格自体はほとんど同じなのですが、買取価格は在庫状況や季節などによりその都度変動しますので、買取業者の間でも買取価格にそこそこの差がでます。
ただし中古車としてあまり人気が無い場合には、5~6社など多くなりすぎると、途中であきらめる業者が出てきて、高値が出ない場合もあります。
ですので、電話やメール対応のときに買取業者の買取意欲をチェックして、買取意欲の高そうな業者を絞り込むのがおすすめです。
代表的な一括査定サイトは以下のとおりです。
(一括査定サイトを利用しても、必ず車を売る必要はありませんので、そこはご安心ください。)
これらのサイトでは、カーチスやアップル、ジャック、カーセブンなどの高値で愛車を買取ってくれる大手業者に加えて、個別に強みを持った買取業者も参加します。
申し込み前には、車検証を手元に用意しておくと便利です。また現時点での大まかな走行距離を把握しておきましょう。
上記サイトへの登録が完了すると、近隣の中古車買取り業者から次々と電話がかかってきますので、対応できる状態にしておきましょう。
カーセンサーの一括査定では、メールで審査結果を伝えるように依頼すると負担が軽くなります。方法はとても簡単です。カーセンサー.netの こちらのページの申し込みフォームにおいて、「任意項目」の「連絡可能時間帯」の欄に「メールのみの連絡を希望します」と記入するだけです。
カーセンサーの一括査定は項目数が多めですが、その代わり最初の(メール)連絡があった時点でより正確な買取価格を提示してもらえるというメリットがありますので、入力が手間でも時間をかけたほうが後々良いです。
カーセンサー一括査定のフォーム記入欄でつまずきやすいのは、住所(郵便番号からの検索のみで、◎丁目はひとまず不要)と、車のグレード(ひとまず不明でOK)です。連絡先(電話番号とメールアドレス)だけは間違いないように、確定前に再確認しましょう。
かんたん車査定ガイドは入力が簡単で使いやすく、申込みフォーム記入後すぐに、過去の買取実績を元におおよその買取金額が表示されるのが強みです。また最大10社まで見積もりを取ってもらうことができますので、なるべく多くの買取業者に参加してもらいたいときにも重宝します。
楽天については、車売却後にポイントが得られるというメリットがあります。車の売却でほとんど値段が付きそうにない場合には、ポイントでカバーするというのも手ですね。
一括査定に申し込んだ後は、これからが勝負どころです。高値で売却するための方法論を知っておくと知らないのとでは売却額に大きな差が付きます。
私たちは車の売り手ですので、商品価値を最大限に高める工夫が必要、というわけですね。
一番簡単に高値で売りやすいのが、同じ時間に査定士に(車の駐車場まで)来てもらい、クルマの状態を一斉にチェックしてもらった後、全員同時に査定額を提示してもらう方法(入札形式)です。
あらかじめ、「入札形式で査定していただきます」と伝えておき、いかなる理由があっても、一社の査定額で決めないことが最大のポイントです。
以下の2つの記事では、ユーザ側の視点で「一括査定を利用する方に知っていただきたいこと」を詰め込みましたので、ぜひご一読いただければと思います。
車は交渉して売らないほうが良い理由~一括査定の根本的な問題点とは?~
セダンの売却体験談:多走行のカローラが意外と高値で売れました!
ちなみに、カーセンサー.netの一括査定に申し込むと、以下のような自動送信メールが送られてきます(一部抜粋)。
【ご依頼いただいたクルマ】
・メーカー: トヨタ
・車名: カローラ
・年式: 平成15(2003)年式
・グレード: 1.8 ラグゼール
・車のタイプ: セダン
・色: シルバー系
・駆動方式: 2WD
・排気量: 1800 cc
・走行距離: 100,001~110,000km
・事故歴: なし
・車の状態: キズや凹みあり
・売却希望時期:
・型式:
・装備:
・その他オプション等:
私の場合、査定依頼を出したのはカーチス、はなてん、カーセブンなどの大手6社でした。メールでの概算査定額を確認すると、0-15万円、5-15万円、10-25万円、10-35万円となっていて、2社から直接電話がありました。
一括査定の申込み前には、車検証を手元に用意しておき、おおまかな走行距離を調べておきましょう。入力の際に必要となる、車種名、年式、色、次回の車検の時期などは車検証に記載されています。また、走行距離は車の走行距離のメーターで確認できます。たとえば下の画像の場合は24113 キロメートルです。
なお、現在のお車の市場価値を知る方法として、2つの方法があります。
一つ目は、Goo買取で必要事項を入力して、現時点での相場価格を知る方法です。私も何度か利用したことがありますが、相場がその場ですぐにわかるので非常に便利です。
二つ目は、カーセンサー.netの検索ページ(こちら)からご自身の車の情報を入力して、年式や走行距離でさらに絞り込みをすることにより、おおむねの相場を知る裏ワザです。
実際の買取価格は、買取店側の手数料や、輸送代、中古車の値引き分、売れなかったときの保険など様々なコストが引かれますので、カーセンサー.netで売られている価格の6割~7割ぐらいに落ち着きます。
おおよその買取価格がわかれば、次の車の購入資金の足しになる金額をあらかじめ見積もることができますので、気になる方は必要に応じてチェックされるのがよろしいかと思います。
追記:
先日、引っ越しのタイミングで、カーセンサーの一括査定を利用してカローラを売却しました。上記の一括査定の申し込みから約2年が経過して車の程度が落ちたこともあり、正直買取価格はほとんど期待していませんでした。
それでも相場よりも10万円近く高値で売れましたので、引っ越し費用の足しになりました。
セダンの売却日記:多走行のカローラが意外と高値で売れました!
その他の参考: 車を買い替える前に知っておきたい10項目(本ブログ記事)
以上になります。本記事がみなさまのお役に立ちましたら幸いです。