おすすめ中古スポーツカー 2019 ~価格帯別 ~
2018年度のおすすめ中古スポーツカーを価格帯別にご紹介します。
格安スポーツカーを探している方や、お買い得価格の高級スポーツカーを探している方まで、極力幅広く対応できるようにしました。
ところで、一口にスポーツカーといっても、以下のようにさまざまなタイプがあります。
ライトウェイトスポーツカー
軽量ボディかつ低排気量エンジンを搭載。運転を楽しむための車。
GTカー(グランドツーリング)
長距離ドライブで快適かつ素早く移動するための車。
ラグジュアリー・スポーツカー
高性能かつ快適にドライブできる車。内装も豪華。
オープン・スポーツカー
ルーフを開けることのできるスポーツカーで、開放感あふれるドライブを楽しむための車。
スーパーカー
カッコ良くて憧れ的な存在。家が建つようなお値段で、維持コストも飛び抜けています。
ハイパフォーマンスカー
レース上での走行を想定して、速く走らせることに特化した車。
本ブログでは、なるべく多くの方にスポーツカーに興味を持っていただきたいと考えていますので、ボーダーライン的な車も含めて、すべてのタイプのスポーツカーを含めるようにしました。
車種についても、2人乗りのクーペだけでなく、4~5人乗りのセダンやハッチバック、オープンカーも網羅的にピックアップしました。
価格帯としてましては、50万円~150万円程度で購入できる中古スポーツカーを重点的にチェックしました。格安のスポーツカーといっても、結構高年式のものもあれば、低年式でもオーナーに丁寧に扱われた車もたくさん見つかります。
ファミリーカーが街中に溢れている昨今、ハンドリングが楽しいスポーツカーで新しい場所にドライブに出かけるのは、何とも言えないワクワク感や贅沢感があります。
お出かけしたい場所・シーンを想像しながら、スポーツカーを選んでいただくのがオススメです。
なお、最新モデルの未使用車(新古車)や数年落ちのモデルについては、以下の記事を参考にしていただけるかと思います。
また、もう少し実用性や快適性が欲しい、という方であれば、スポーツセダンやホットハッチも候補に入ってくるかと思います。
かなりボリュームのある記事ですので、目次と『目次に戻る』のリンクを利用していただくと便利かと思います。
2019年1月27日更新
本記事に記載しているカタログデータは、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。
50万円~
【日産】フェアレディZ
新車価格:315万円~683万円
おすすめ年式:2002年~2008年
◎ カタログデータ
スーパーカーのようなスタイルが魅力的なスポーツクーペです。10年以上前の車であっても、古さを感じさせないスタイルなのが凄いですね。
性能面では、3.5リッターのNAエンジンを搭載していて、街中で性能を使い切れないほどパワフルです。エンジンサウンドも迫力があります。0-100km/hは5秒前半を記録しています。
このクラスの性能&ルックスの車が50万円から手に入るのは、はっきりいってバーゲンセールです。
当時のBMW 325iやレクサスIS350、スカイライン(3.7リッターモデル)などと比べても最上位の性能を持ち、街中ではこれよりも速い車はかなり少数です。
GT-Rの生みの親である水野氏が開発に携わった車として、本格的なピュア・スポーツカーとして設計されていますので、快適性や豪華さよりもスタイルと走行性能を優先する方向けです。
トランスミッションとしては、6速MTのグレードとフロアMTモードが搭載された5速ATのグレードがあります。中古車としてのコスパが良いため、経年劣化したパーツを交換しても、購入価格を考慮するとお得感があります。
フェアレディZの中古車相場をチェックすると、2002年~2008年モデルで平均100万円を切るようなっています。
【BMW】Z4
新車価格:418万円~610万円
おすすめ年式:2003年~2009年
◎ カタログデータ
『駆け抜ける歓び』を体感できる、BMWのオープン・スポーツカーです。フロントが非常に長いのが特徴的であり、この年式でも古さを感じさせないほど高級感があります。
私も峠道や高速道路、街中を含めてじっくり試乗をしたことがあるのですが、フロントノーズがスッと入っていく独特の軽快さがあり、コーナリングがとても楽しい車でした。
芦有ドライブウェイ手前の山道では、動画を撮影していることすら忘れて、ドライブに夢中になるほどでした。週末のドライブが楽しくなること間違いなしのスポーツカーです。
オープンカーになるタイプのクルマですので、適度な風と、景色を楽しみながらゆったりドライブするのも通だと思います。
エンジンラインナップには、2.2リッター~3リッターの直列6気筒エンジンを搭載したモデルがあります。
BMW Z4の中古車は、2003年~2009年発売モデルであれば約50万円から購入でき、中古車の相場も平均100万円を下回るようになっています。
【マツダ】RX-8 / (RX-7)
新車価格: 227万円~449万円
年式:2003年~2012年
◎ カタログデータ
希少なロータリーエンジンを搭載した、マツダの人気スポーツカーです。
ハンドリングと旋回性能が特に優れており、スポーツカーとしては珍しく実用性も兼ね備えています。
というのも、スポーツカーとしてはトランクスペースが広めであり、大人4人が乗れてしまいます。またドアが観音開きなので後部座席に荷物を置きやすいというメリットもあります。
このため世帯持ち(少人数家族)であっても、家族の了解を上手く得れば、ファミリーカーとして購入できるかもしれません。
それと燃費があまり良くないという評判を見掛けますが、実は0-100km/h加速が6秒台の車としては普通(というより意外と悪くない)です。
スポーツ走行性能の面ではランサーエボリューションXやWRX-STIに劣るものの、街中では必要十分な性能があり、車のポテンシャルを上手く引き出すのがとにかく楽しい車と言えます。総じて、コストパフォーマンスの良いスポーツカーですね。
このタイプの車は中古車市場では値下がりしやすいこともあり、すでに平均70万円程度となっていて。かなりお買い得価格になっています。
ちなみ一つ前のモデルであるRX-7も車好きからかなり人気があります。クラシック・スーパーカーのようなルックスで軽量な上に、ロータリーエンジン+ツインターボというスペシャルな仕様です。
RX-7は趣味車のスポーツカーとして需要が高く、中古車市場ではかなりの高値を維持しています。RX-7の中古車を探されるようであれば、整備履歴がわかる、手入れが行き届いている車を選びましょう。
ちなみにRX-7はエンジンが特殊であるがゆえに、エンジン圧縮が正常であるかどうかチェック済みなのが好ましいです。
【ホンダ】CR-Z
新車価格: 227万円~449万円
おすすめ年式:2010年~
◎ カタログデータ
ホンダのハイブリッド・スポーツカーです。ハイブリッドカーとしは激レアな6速MTのモデルがあります。
この価格帯でスポーツ走行向け+エコという特徴の車も数少なく、コンパクトでキビキビと走る車に仕上がっています。
ハイブリッド車としての最大リッター23キロは伊達ではなく、パワーのあるモーターを積んでいるお陰で、少々飛ばしても抜群の燃費が出ると評判です。
クーペゆえに後部座席は頭上が低いため、基本的に2人乗り(後部座席は緊急用か荷物置き)ですが、トランクスペースは広いです。
このため2人乗りが基本の方で、ガソリン代を節約しつつ、スポーツ走行もできる実用的な車をお探しの方にピッタリですね。
2010年式から手に入りますので、維持費の面でも節約できそうですね。
車自体は良いのですが、ハイブリッドカーとスポーツカーの中間のような微妙な立ち位置であるため、中古車市場では値下がり額が大きいです。
CR-Zの中古車相場をチェックすると、車両価格が70~120万円までの在庫車が豊富にあることがわかります。
【アウディ】TT
新車価格: 414万円~631万円
おすすめ年式:2003年~2007年
◎ カタログデータ
上品なルックスが特徴的なクーペです。丸みを帯びた美しい形状をしており、遠くからでもひと目でアウディTTだとわかるほどです。
他車とルックスが被らないプレミアム感や、長距離運転も楽にこなせる足回りやシート、2リッターターボの軽量ボディならではの気持ちの良い加速感などが好評です。
女性はこの手の丸みのあるデザインが好みの方が多く、スポーツカーとしては室内が落ち着いていて心地良いため、女性ウケの良いモテ車であると思います。オシャレな女性が運転しているシーンも似合いそうです。
外車は国産車以上に新型モデルに注目が集まりやすいため、中古車市場では前モデルがかなりお買い得になっています。
【マツダ】ロードスター NC
新車価格: 220万円~325万円
おすすめ年式:2005年~2015年4月
◎ カタログデータ
車好きからの人気がとても高い、マツダのオープン・ライトウェイトスポーツカーです。
人馬一体の運転感覚を思う存分楽しむことができる車です。楽しい車ライフを気軽に満喫できるおすすめの一台です。
私の方でも芦有ドライブウェイの山道で4代目の現行NDと3代目のNCを乗り比べてきましたが、4代目はローパワーゆえに加速感やエンジン音をじっくり楽しむことができ、3代目のNCは性能バランスが良く、力強いドライビングを体感できるクルマであると感じました。
また、市街地のストップ&ゴーが多い道では、パワーに余裕のある先代NCの方が運転が楽です。
「いつかはオープンカー」の方必見! 3代目マツダ ロードスターを総額100万円以下で狙えるチャンス
【フォルクスワーゲン】ニュービートル
新車価格: 230万円~326万円
◎ カタログデータ
国産車には中々見られない、オシャレなルックスがとにかく魅力的なクーペです。
街中で走っているビートルの姿を見ると、外国のオシャレな通りを走っているような雰囲気になります(たぶん)。
2ドアではありますが、4人乗ることもできますので、オシャレ好きのご家族におすすめです。
【日産】シルビア
新車価格:177万円~261万円
◎ カタログデータ
日産のスタイリッシュなスポーツカーです。発売から17年以上が経過しましたが、いまだに色褪せないシャープなデザインが魅力的です。
足回りはかなり硬めであり、快適性や実用性は二の次、三の次であるスパルタンなスポーツカーです。(良い意味で)マニアの方向けの車ですね。
100万円~
【日産】スカイライン クーペ
新車価格:370万円~516万円
おすすめ年式:2007年~現在
◎ カタログデータ
(※2モデル前は50万円から購入できます。)
日産のハイパフォーマンス・クーペです。スタイル抜群のルックス、質感の高い内装、快適な心地などが好評であり、カテゴリーとしてはラグジュアリー・スポーツカーといえます。
最大280馬力を出力するV6ハイパワーエンジンを搭載していて、街中で持て余すほどの性能があります。0-100km/hは5秒台です。
4シーターであり、後部座席の高さが平均的な成人男性の頭がギリギリ付くかつかないかであることを除けば、普通のセダンとして実用性も十分にあります。
新型スカイラインが発売されてから、こちらのモデルは100万円前半から購入できるようになり、超バーゲンセールといえるほどかなりお安くなっています。
お値打ち価格とはいっても、2007年式以降+国産であるため、低水準のメンテナンス代で長年乗りたい方にもおすすめです。
【BMW】3シリーズ(Mスポーツ)
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=bvPT9_ReZmY
新車価格:388万円~719万円
おすすめ年式:2005年4月~の先代モデル
◎ カタログデータ
(※先代モデルは100万円ぐらいから購入できます。)
「駆け抜ける歓び」を体感できるBMWのミドルクラス・スポーツセダンです。
先代モデルは320i Mスポーツに試乗したことがありますが、週末に山道をグイグイ走り込みたくなるような、相当スポーティな仕上がりになっていると感じました。
2リッター・4気筒ターボの320は、街中で高回転まで回して楽しめる程良いパワーがあり、ノーズが軽いため峠道で楽しみやすいです。
また、シルキーシックスと呼ばれる滑らかでパワフルな加速感を楽しめる、2.5リッター~3リッターのターボモデルもラインナップしています。
BMWは外車ゆえに、国産車と比べて新車では中々手に届きにくい価格帯なのですが、中古車市場では適正価格というか、うまい具合に値下がりします。
【アウディ】S4
新車価格:765万円~821万円
おすすめ年式:2003年~2006年
◎ カタログデータ
アウディのプレミアム・スポーツカーです。当時のアウディはまだダウンサイジングターボではなく、4.2リッターV8気筒のNAエンジンを搭載しています。
さすがに最新の車と比べると古さを感じますが、スポーツカーとしての品質は一級品です。
全幅は1.8メートル以下に収まっていて、小回りも効きますので、実用性の面でも問題なしです。
高級車ですので、良い個体を選べるかどうかが最大のポイントですね。
2003年~2006年1月のモデルは約100万円~、2006年2月~2009年4月のモデルは約150万円から購入できます。
【ホンダ】S2000
新車価格: 378万円~399万円
年式:1999年~2009年
◎ カタログデータ
車好きにとても人気の高い、FRのオープン・スポーツカーです。
トランスミッションは6速MTのみであり、9000rpmまで回せるエンジン、オープン車とは思えない高い剛性のボディ、路面に吸い付くような旋回性能など、魅力の溢れるスポーツカーです。
スペシャリティ・スポーツカーとして、中古車市場においても人気があります。もしかすると、今後プレミアムカーとして値上がりする可能性を秘めています。
S660と同予算で名車「S2000」が狙える。しかし今後プレミアム価格がつく可能性が……
ちなみに0-60 mph(≒ 0-100 km/h)は最速5.4秒を記録しています。以下はフル加速のシーンです。
【ホンダ】シビック タイプR
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=CHp8Wxp1-ks
新車価格:283万円~478万円
おすすめ年式:2007年~2010年
◎ カタログデータ
ホンダが世界に誇るFF4人乗りスポーツカーです。先代モデルは、最難関コースと言われるニュルブルクリンクの旧コースにおいて、FF車最速の7分50秒を記録した実力車です。
2リッターという小排気量エンジンを搭載しているものの、VTECとターボの組み合わせにより310馬力、40.8km・m(2500rpm-4500rpm)の高出力&トルクフルなエンジンになっています。
0-100km/hは5.7秒、最高速度は270km/hに達します。トランスミッションには、フロア6速MTを搭載しています。
MT車をお探しの方には、6速MTのハッチバックモデル(2001年~2005年)があります。
【三菱】ランサーエボリューション7 (VII)
新車価格:286万円~362万円
おすすめ年式:2001年~2006年
◎ カタログデータ
当時の2リッター最速クラスの高性能スポーツカー(セダン)です。市販車ではありますが、ほぼチューニングカーであり、すぐにサーキット走行ができるような完成度の高い車です。
ベース車としてカスタマイズ・チューニングするのも良しですね。
150万円~
【三菱】ランサーエボリューション10 (X)
新車価格: 300万円~541万円
年式:2007年10月~現在
◎ カタログデータ
超高性能な4人乗りパフォーマンスセダンをお求めの方におすすめのスポーツカーです。普段乗りで使える実用性(トランクスペースは狭め)を備えながら、0-100km/hは4秒を切るほど抜群に速く、旋回速度は4輪の最先端電子制御システムにより圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
また、ブレーキシステムにも高性能なブレンボ社製を採用しており、効きも抜群です。この車と同じ性能は700~800万円以上の輸入車にしかないため、中古車で150万円程度から手に入る車としては、かなりのバーゲンセールと言えます。
(ご参考:コーナリング速度の速い車ランキング)
私がレンタカーで試乗したときには天候が雨でしたが、路面がウェットであることを感じさせないほどの安定感があり、エボ10の良さを知る絶好の機会となりました。
ただ最小回転半径がかなり大きいことや、轍に足が取られやすいなど、スポーツ性能に特化した分のデメリットもあります。
ランエボXで通勤している方も知っていますが、基本的には週末にいろんなドライブコースを走ってみたい車ですね!
なお、世界的に評価の高いツインクラッチクラッチSSTを搭載したモデルは現在、中古車のみで手に入ります。
【トヨタ】 86
新車価格: 199万円~648万円
年式:2012年~現在
◎ カタログデータ
若い人に人気のスポーツカーです。スタイリッシュな外観どおり、スーパーカー並みに低重心であり、旋回性能がバツグンに優れています。
ライトウェイトスポーツカーとして、ワインディングをキビキビと走る姿がとても似合いますね。
ちなみにスーパーカーと同じく、カッコ良く乗り降りするためには慣れが必要です。
姉妹車のスバル BRZ(在庫車)も中古車市場においてほぼ同価格帯であり、人気があります。
200万円~
【ポルシェ】ケイマン
新車価格:604万円~1027万円
おすすめ年式:2005年~2012年
◎ カタログデータ
車好きに圧倒的な人気を誇るポルシェのライトウェイト・スポーツカーです。独特のポルシェフェイスで年式の古さを感じさせないのも良いですね。
ドライバーの意志に極めて忠実に動くように作られており、ドライブを楽しむためには最高の車です。
私の方でも芦有ドライブウェイの山道で1代前の981と、2代前の987(2005~2012)の両方で走り込んできましたが、まるで自分が精密機械にでもなったかのような独特の世界がそこにあります。
ポルシェの車はオプション込みで100万円以上プラスするのが標準的ですから、新車時はベースグレードで3桁万円後半、「S」で1000万円を超える高級スポーツカーです。これが今や200万円前半から手に入るほどバーゲンセールになっています。
ちなみにケイマンのオープンタイプであるボクスターも出来が非常に良く、中古車市場においても同価格帯から購入できます(ボクスターの在庫車)。
以下は、2009年に公開された、BMW Z4とケイマンS/ボクスターSの比較動画です。山道でスポーティに走り込んだときの挙動が良く分かる、良い動画です。
【MINI】クーペ / ロードスター
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=sSL-3FjUpkQ
新車価格:297万円~455万円
おすすめ年式:2011年~現在
◎ カタログデータ
可愛くてオシャレなルックスが魅力的なスポーツカーです。女性にも人気があり、街中では注目を集めること間違いなしです。
まだ発売されてからそれほど年数が経過していませんが、初期モデルあたりは200万円前半から購入できるようになってきました。年数も新しいので、まだまだ走ります。
クーペモデルとオープンタイプのロードスターがあり、いずれも中古車市場では同価格帯で購入できます。オシャレで個性的な車がお好きな方におすすめです。
【フォード】マスタング
新車価格:390万円~540万円
おすすめ年式:2006年~2014年
◎ カタログデータ
4リッターV6エンジンを搭載したアメリカン・スポーツカーです。2015年の現行モデルが発売されてから、一つ前のモデルがお安くなっています。
最近の車とは違って、レトロな感じが良い雰囲気を醸し出しています。かなり迫力がありますので、この車がバックミラーに映るとちょっとびっくりするかもしれませんね。
街中を走っていて殆ど見かけないクルマかと思いますので、個性を思う存分アピールできます。
250万円~
【アウディ】S5
新車価格:861万円~1004万円
おすすめ年式:2008年~現在
◎ カタログデータ
アウディのハイパフォーマンス・高級スポーツクーペです。新車価格が1000万円近い車が、今や250万円~300万円程度で購入できるまで値下がりしています。年式としても、まだまだ古くありません。
ちなみにハッチバックタイプのスポーツバックもありますが、発売日が2012年からとなっているため、大幅値下がりするのはまだ先になりそうです。
【メルセデス・ベンツ】SL AMG
新車価格:1743万円~2964万円
おすすめ年式:2002年~
◎ カタログデータ
メルセデス・ベンツの高性能ラグジュアリー・オープンカーです。新車価格1700万円オーバーの高級車が、今や250万円程度から購入できます。
5.4リッター~6.0リッターの大排気量エンジンを搭載していますので、その圧倒的な加速感&エンジンサウンドを存分に堪能することができます。
実は(標準タイヤ装着時に)最小回転半径は5.1メートルとなっており、コンパクトセダン並に小回りが効きます。
かなりの高級車ゆえに部品代・整備代が高くつきますので、燃費があまり気にならず、いざという時の故障の修理代を捻出できる方向けです。
【日産】スカイラインGT-R
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=gv17vUgM0EM
◎ カタログデータ
今もなお優れた走行性能を誇る日産のハイパフォーマンス・スポーツカーです。現行のGT-Rは『スカイライン』の名前が外れましたが、『GT-RといえばスカイラインGT-R』という人も多いようですね。
スポーツカーとしては重量級のボディなのですが、それを物ともしないエンジンパワーを備えています。
中古車の平均価格は、何と平均600万円程まで値上がりしています。少し前まではチョイ高ぐらいだったのに、驚きです。
【アバルト】 595
新車価格:319万円~485万円
◎ カタログデータ
イタリアの名門自動車ブランド『フィアット』のオシャレなコンパクトカー「フィアット」をベースとしたスポーツモデルです。
スポーツカーとしての完成度や性能も見た目以上にすごいのですが、この車の特徴は何と言っても『すごく刺激的な運転感覚』です。
私はこの車で名古屋市内を走り回ったことがありますが、市内のドライブですら熱くなるような何か、がそこにあります。
MTのグレードだけでなく、MT機構のシングルクラッチ・AMTもダイレクト感たっぷりで楽しいです。
何となく三味線に触れるものがあれば、ぜひディーラーに試乗に行ってみてください。
400万円~
【ポルシェ】 911 カレラ
新車価格: 1046万円~2740万円
おすすめ年式:2004年~
◎ カタログデータ
車好きの憧れとして圧倒的な人気を誇るスポーツカーです。
ポルシェ911シリーズは新車価格が1千万円を超える高級スポーツカーです。しかも自分好みの一台に仕上げるために、さまざまな高額オプションが付いていることが多いです。
911シリーズは『どの年式の車も独特の乗り味があって最高』と言われており、バリエーションもとても豊富です。現行車の場合には24モデルが用意されています。
ポルシェの魅力は語り始めると止まらなくなりそうなので、簡潔にまとめたいと思います。
まずは他のどの車にも似ていないポルシェルックスが所有者の満足度を高めます。911独特のメリハリのある流線型ボディと、愛嬌のあるルックスが特に良く、女性受けも抜群です。
ボクスターやケイマンよりも一回り以上大きく、街中での小回りはあまり利きませんが、高級スポーツカーとしての貫禄は相当なものです。
走りの性能についても、911シリーズはスポーツカーとしてトップクラスです。ベースグレード【最新モデル)でさえ0-100km/hは4秒台中盤であり、最高速度は時速約300キロまで到達します。
また同クラスのスポーツカーと比べて軽量ボディなのが特徴的であり、旋回性能やブレーキ性能(&安定性)もスポーツカー随一です。
これだけのハイパフォーマンスカーであるにもかかわらず、気軽に普段乗りできる運転のしやすさも好評です。
当方は991型(2011年~)で高速道を利用した遠出や芦屋の山道にドライブに出かけたことがありますが、ノーマルモードではスポーティな高級サルーンを運転しているような快適性がありました。ルックスを含めて、同乗者の妻もこの車を気に入った様子でした。
ポルシェ911シリーズはお金持ちかつ車好きの方が所有する車とだけあって、中古車市場では程度の良さそうな車が目立ちます。ポルシェシリーズは輸入車の中では故障率が低めであると言われています。
【アバルト】 695 トリブートフェラーリ
新車価格: 570万円~610万円
おすすめ年式:2010年~2014年
◎ カタログデータ
フェラーリとの共同開発により開発された本格コンパクト・スポーツカーです。アバルトシリーズの最高峰として、車好きの方々から高い評価を得ています。
全幅がわずか1.62メートルの本当に小さなコンパクトカーではありますが、0-100km/hは6秒近くまで到達しますし、並みのスポーティカーでは太刀打ちできないほどの性能があります。
比較的高年式のスポーツカーではありますが、最新モデルが発売されたこともあり、中古車市場では400万円程から購入できるようになってきました。
アバルト 695 トリブートフェラーリの中古車一覧をチェック!
500万円~
【日産】 GT-R(R35)
新車価格: 948万円~1170万円
加速性能:SS、ブレーキ性能:SS、コーナリング性能:S+ (基準) (2015年モデル)
◎ カタログデータ
『スーパーカークラスの車を庶民価格で購入できるように』というコンセプトで開発されたスポーツカーです。その圧倒的な性能からゴジラの名称が付いています。
フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーは購入できる人がかなり限られていますが、GT-Rはそれらと同等の性能を誇りながらも、価格帯がかなり抑えられています。
現時点では500万円程度から購入できるようになっています。まだ結構なお値段ですが、それでも手に届く人も多いと思います。
まとめ
中古のスポーツカーをくまなく調べて、一通りまとめあげました。500万円以降のスポーツカーについては、ほぼ現行モデルの中古車から選択する感じになります。
スポーツカー・クーペは全車種中最も優れたスポーツ性能を備えており、いざという時にはとても頼もしいパートナーになります。
スポーツカーは個性的かつスタイリッシュで魅力的な車が多く、街中でも特に目立ちますし、プレミアム感のある車が満載です。所有すると心身共に若返りの効果が期待できます。
日常生活に刺激を与える良いスパイスとして、カッコ良いスポーツカーを検討されてみてはいかがでしょうか。
ちなみに中古車探しでカーセンサーnetを利用される場合、ご予算に応じて価格上限を設定するのがおすすめです。また、既に商談中もしくは成約済みのケースが多々ありますので、お気に入りの車が見つかれば在庫を確認しておきましょう。
スポーツカーはファミリーカーと違って、在庫数がそれほど多くないため、優良な車に問い合わせが集中します。
- クルマを買い替える予定の方は、カーセンサーの一括査定(無料)がオススメです!下取りと比べてひと手間かかりますが、古いクルマでも高値査定が期待でき、次車購入時の足しとなる特効薬として非常に効果的です。詳しくは、⇒「車の買い替えを検討されている方へ」まで!
以下の記事も参考にしていただけるかと思います。
- 参考#1:中古のスポーツセダンを購入したときに気を付けたこと
- 参考#2:現物を1回も見ずに通販感覚で中古ベンツを買ってみた(カーセンサー.net)
皆様に良い車が見つかることを願っております。
この記事がお役に立ちましたら応援・シェアをお願いします。皆様からのレスポンスが何よりの楽しみです。