コーナリング速度の速い車ランキング 2018

Porsche918&P1

速い車は昨今問わず人気がありますが、車の速さは直線加速力だけで決まるのではなく、連続したカーブをカッコ良く旋回するのも良いですよね。

そこで本記事では、コーナリング速度の速い車のランキングをご紹介します。いずれの車も公道で走ることが可能です。ランキングにつきましては、なるべく公平を期すために、同一車種のタイムラップは一つにまとめてあります。

※ランキングデータは、人気北米誌『Motor Trend』のテストデータを参考に作成しました。具体的には、Figure 8と呼ばれる8の字コースのラップタイム(1周分)になります。

かなり速いスポーツカーであれば、おおむね25秒を切ります。日本の街中で走っている車のほとんどは30秒以上ですから、20秒台であれば十分に速いレベルであると言えます。国産車のテストデータは欧州仕様となりますが、参考程度にはなると思います。



1位 ポルシェ 918 スパイダー / 22.2秒

887馬力、1640kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=Wo_6X25DXAQ


ポルシェの最大887馬力(ps)を出力するスーパー・ハイブリッドカーがNo.1です。最高速度は345km/h、ゼロヨンは約10秒、0-100km/h加速はMotor Trendのテストデータで2.4秒を記録しています。

ただ速いだけでなく、ポルシェシリーズの4WDとしての安定性も兼ね備えています。お値段は約1億円であり、918の名前にちなんで限定918台となっています。

ちなみに同じスーパー・ハイブリッドカーのマクラーレンP1やラ・フェラーリのタイムが気になるところですね。

 

2位 コルベット Z06 (C7)  / 22.3秒

659馬力 / 1598kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=dguUQUq8JL8


第2位はアメリカン・スーパースポーツカーのシボレー コルベット Z/06です。カーボンやアルミニウムを多用した軽量ボディに、最大659馬力を出力するエンジンを積んであります。

レーシングカーであるコルベット C7.Rに搭載されている技術が導入されています。性能面では、日産GT-Rやポルシェ911のハイパフォーマンスモデルと凌ぎを削っています。

2015 日産GT-R ニスモ VS コルベットZ06 【モンスターマシンの性能比較】

コルベット Z06のお値段は1425万円~となっています。2000万円オーバーの車が上位を占める中、1000万円台で購入できるのはかなり良いですね。ハイスペック車に魅力を感じる方におすすめです。

さらには、Motor Trendのテストにおいて、2017年式のコルベット グランスポーツ(約700万円~)も同じ22.3秒を記録しました。

2位(同順位) ダッジ ヴァイパー ACR/ 22.3メートル

654馬力

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=9qWYJQClIyY


北米自動車メーカー『ダッジ』のハイパフォーマンスカーです。ブレーキングテストでは、数々のスーパーカーを凌いで1位に輝いています。レース場でのラップタイムも世界最速レベルです。

ブレーキ性能の優れた車ランキング 2018

 

4位 ポルシェ 911 GT3  / 22.8秒

スペック: 476馬力 / 1425kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=77xV5upNGAI


第4位はポルシェ911シリーズのレース仕様車であるGT3です。そして同じポルシェ911シリーズのGT2(22.9秒)、ターボS(22.9秒)がほぼ同一ラップタイムを記録しています。

911シリーズはバリエーションが豊富であり、GTシリーズはレース場で速く走るために軽量化などが施されたモデルであり、ターボSは公道でも(ある意味)普通に走ることができるモデルです。

ポルシェ911の在庫車は、こちらのページからご確認いただけます。

 

5位 日産 GT-R ニスモ (R35) / 22.9秒

600馬力 / 1720kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=37Xjx3Y5juc


第5位は日産が世界に誇るGT-Rのハイスペックモデルです。ポルシェ911 GT3とは僅差ですね。やはり要注目なのは、車両重量の重さです。

ほとんどの車がなるべく軽量化を目指している中、GT-Rはエンジンパワーをフル活用するトランクションが特に優れています。GT-Rの次に速い1700キロオーバーの車は30位のカマロ Z/28ですから、相当優れたパフォーマンスですね。

GT-Rニスモのお値段は約1500万円であり、ノーマルモデルのGT-Rは約1000万円です。GT-Rのノーマルモデルといっても、コーナリングのラップタイムは23.0秒でありニスモモデルとあまり変わりません。(※このレベルになると、わずか0.1秒縮めるだけでも相当大変らしいです。)

最高性能の車が欲しければ、GT-Rが最も現実的かつコストパフォーマンス抜群であると思います。ルックスもスーパーカーに負けず劣らずスタイリッシュです。

 

6位 ダッジ ヴァイパー SRT TA / 22.9秒

649馬力 / 1520kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=DLa3l_UX77c


北米スポーツカーの代表格であるヴァイパーシリーズのハイパフォーマンスモデルです。ダッジの車は日本ではあまり普及していないのが惜しいですね。

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7位 ランボルギーニ ウラカン / 23.0秒

610馬力 / 1422kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=eJnWPhSQjPs


ランボルギーニの最新スーパーカーであるウラカンが第6位にランクインしました。600馬力オーバーのNAエンジンに1422kgという軽量ボディが特徴的ですね。

ランボルギーニシリーズは速さもさることながら、飛びぬけて目立つルックスも魅力的ですよね。

なお、ランボルギーニの最上級ラグジュアリーカーであるアヴェンタドール(LP700-4)は23.3秒を記録しています。

 

8位 メルセデス・ベンツ SLS AMG / 23.1秒

631馬力 / 1550kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=UplUc5N7v0s


メルセデス・ベンツのAMGチューンが施されたスーパーカーです。お値段は約2500万円からとなっています。この車は2014年度で生産中止となり、2015年度からは後継のAMG GT Sが発売されています。

AMG GT Sのラップタイムは23.2秒とSLS AMGよりもコンマ2秒遅いのですが、その代わり価格は1840万円からとなっていて、これまでのモデルよりも手に届きやすくなっています。実用性とラグジュアリー性も兼ね備えた車です。

AMG GTはMotor Trendの今年度のコンテストにおいて1番に選ばれており、車の出来はかなり良いようですね。

2015年度のベスト・高級スポーツカー: パート3 ~ Motor Trend

 

9位 マクラーレン 650S スパイダー / 23.1秒

650馬力 / 1468kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=EvsG0zXnLN4


マクラーレンのスーパーカーである650S スパイダーが9位となりました。お値段は4000万円であり、こちらもスーパー級ですね。

同メーカーのV12気筒エンジンを搭載したMP4-12Cは23.2秒と僅差です。

 

10位 アウディ R8 プラス (MKII) / 23.2秒

610馬力 / 1454kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=RqGII0e0kdI


アウディの最先端スポーツカーであるR8が第10位にランクインしました。アウディR8はミッドシップエンジンにお馴染みの4WDシステムである『クワトロ』が搭載されています。

通常モデルに加えて、プラスと呼ばれる高性能モデルが用意されています。また限定車として、ル・マン耐久レースで優勝したLMXモデルもあります。

同タイムとして、サリーン S7 ツインターボとモスラー MT900S フォトンがランクインしています。

 

11位 レクサス LFA / 23.4秒

560馬力 / 1609kg

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=w6SySdNaCys


レクサスが台数限定で販売したスーパーカーです。ヤマハ製のエンジンサウンドの出来が素晴らしく、世界的にも評判が良い車です。現時点では、国産車の中で最も高価な車の一つです。

カーセンサーでLFAの中古車を調べてみると、応談になってたり、1億円になっていたりしてプレミア車扱いになっていたりして、新車時の3750万円より高値が付いています。

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【追記1】 国産車のコーナリング速度一覧

上位はスーパーカークラスの車ばかりとなりましたので、ここでは私たちに馴染みの深い国産車のラップタイムを抜粋したいと思います。ちなみにテスト車はほぼ国産車と同じ仕様のものから、北米仕様用に足回りが強化されているものまでさまざまです。

 

<スバル>

(インプレッサ) WRX-STI: 25.7秒

BR-Z: 25.7秒

アウトバック リミテッド: 26.3秒

レガシィB4 2.5i リミテッド: 27.6秒

フォレスター 2.5 XT: 27.8秒

 

<トヨタ>

カムリ XSE: 27.0秒

プリウス C: 28.8秒

 

<レクサス>

IS F: 24.8秒

RC F: 24.9秒

IS350 AWD: 26.0秒

LS460 Fスポーツ: 26.1秒

GS450h: 26.3秒

NX 200t Fスポーツ: 27.2秒

 

<三菱>

ランサーエボリューションX: 24.5秒

アウトランダー 2.4 GT AWC: 28.7秒

 

<日産>

スカイライン 350GT ハイブリッド: 26.3秒

 

<ホンダ>

シビック Si (セダン): 27.0秒

CR-Z: 27.6秒

フィット EX: 28.3秒

インサイト: 29.3秒

 

<マツダ>

RX-8 (2004年式): 26.0秒

CX-3: 27.6秒

CX-5: 28.3秒

 

国産車では、ランサーエボリューションXの24.5秒が特に優れていますね。また27秒台であれば優秀な部類かと思います。

【追記2】人気輸入車のコーナリング速度一覧

<BMW>

M4: 24.2秒

X6 M: 24.2秒

M6 (F13) / M3 (E92): 24.4秒

M5 / i8: 24.6秒

M235i: 24.9秒

M335i: 25.6秒

X3 (28i): 26.9秒

 

<Audi>

R8 スパイダー: 24.0秒

RS7: 24.2秒

RS5: 24.6秒

S7 スポーツバック: 24.8秒

S3: 25.2秒

TTS クーペ: 25.2秒

SQ5 / A8 (3.0) / TT 3.2 クワトロ: 26.5秒

A3 1.8TFSI: 26.7秒

 

<メルセデス・ベンツ>

AMG C63 S: 24.1秒

E63 AMG: 24.8秒

 

<ポルシェ>

911 ターボ S: 23.1秒

ケイマン GT4 (981) : 23.5秒

911 ターボ: 23.5秒

ケイマン GTS  (981): 23.8秒

カレラ GT : 23.8秒

カレラ 4S (991): 23.9秒

ケイマン S (981): 24.1秒

パナメーラ 4S: 24.3秒

 

<他>

キャデラック ATS-V: 23.7秒

アルファ・ロメオ 4C: 24.3秒

ジャガー Fタイプ Rクーペ: 24.4秒

テスラ S (P85): 24.7秒

アリエル アトム(2007):24.3秒

 

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