国産SUVの人気ランキング 2018
SUVは全車種の中でも見晴らしが良く、車内が広いため、何かと便利な車種です。最近では、燃費や走行性能、乗り心地の面でも優れたSUVが徐々に増えており、世界的にもSUVが人気を博しています。SUVがこれだけ世界的に売れている理由の一つに、大きくて迫力があり、ステータス性をアピールできる点が挙げらると思います。
SUVは個性的なルックスが魅力的であり、視界が良く車内も高さがあるため、女性や同乗者にも人気です。また中古車市場においても人気が高く、高値で売れるというのも嬉しいですよね!
本記事では、以下の項目について、評判の良い国産SUVをご紹介いたします。
燃費が抜群に良いSUV
SUVは車両重量が重いため、燃費がかかるのが欠点です。しかしながら、ハイブリッド車やディーゼル車の普及に伴い、気軽に外出できるような財布に優しいSUVが増えてきました。
スポーツ走行性能と乗り心地が優れたSUV
セダンタイプの車に負けず劣らずの走行性能に加えて、長距離運転が楽なSUVをピックアップしました。
輸入車や中古車を含めた価格帯別のSUV(全29車種以上)につきましては、以下の記事をご覧ください。
2018年3月26日更新
本記事に記載している中古車価格とカタログデータは、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。
目次
燃費が抜群に良いSUV
【三菱】 アウトランダーPHEV
新車価格:360万円~459万円
中古車価格: 228万円~459万円
カタログ燃費:20.2km/l
◎ カタログデータ
燃費と走りの良さを両立した貴重なSUVです。実燃費は、リッター25kmを超える人も少なくありません。
ガソリンを消費しないEV走行時には、最長60キロメートル走行できます。ただし、実際には30~40kmであることが多いそうです。
試乗で車幅の狭い道を走りましたが、初走行にもかかわらず車体の感覚がつかみやすく、全幅1.8メートルという感じはしませんでした。
そして何よりも気に入ったのが、ヘビーな車なのに、EVならではの即座の力強いパワーと、三菱共通の安心感のある足です。ちょっとした坂道程度であればEV走行メインでグイっと駆け上がります。
ステアリングも素直であり、最小回転半径5.3メートルで小回りもまずまずでした。試乗車はラグジュアリー装備なGプレミアムパッケージでしたので、扱いやすい高級SUVとして申し分なしであると感じました。
ちなみに売れ筋は、安全装備が充実したGセーフティパッケージであり、ナビは社外製のものを入れる方がけっこうおられるとのことでした。
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【ホンダ】 ヴェゼル ハイブリッド
新車価格: 226万円~275万円
中古車価格: 162万円~360万円
カタログ燃費: 21.6~27.0km/l
◎ カタログデータ
エクステリアとインテリアの評価が抜群に良いSUVです。実車をたまに見かけますが、スタイルが良くてとてもかっこ良いですね。
一番燃費の良いモデルであれば、街乗り20km/h近くでますので、財布にもとても優しいです。また振幅感応型ダンパーが装着されていて、操縦安定性がしっかりしています。
トランスミッションには走り好きも納得のDCTが搭載されていて、パドルシフト+スポーツモードでダイレクト感溢れる運転を楽しむことができます。
欠点は、乗り心地ですね。固めの足回りとなっていて、低速域ではちょっとした凹凸を乗り越えるときにもバタバタします。試乗の際は、凹凸のある路面を走行してみて、許容できるかどうか確認されたほうがよろしいかと思います。
【マツダ】 CX-3
新車価格: 238万円~302万円
カタログ燃費: 21~25km/l
◎ カタログデータ
全グレードに1.5リッターのディーゼルエンジンが搭載された、マツダの新型コンパクトSUVです。クラスを超えたエクステリアのカッコ良さと燃費性能が高く評価されています。
一回り大きなCX-5と比べても、ダウングレードといったイメージはなく、コンパクトな分小回りが効き、走行性能(コーナリング&ブレーキ性能)も一ランク上です。
実車に1日試乗しましたが、動画撮影中に思わず『カッコいい』と独り言をつぶやいたぐらい、写真で見るよりカッコいいです。
街乗りでは、横幅が1.8メートル以下で車体感覚が掴みやすく、気楽に運転できました。加速時には、グッと盛り上がるようなトルク感があり、エンジン音は大きめですが、坂道でも余裕をもって運転できます。
乗り心地は及第点だと思いました。凸凹が続いた道では、不快な突き上げはありませんが、横揺れが断続的に続くのが気になりました。酔いやすい人は注意が必要ですね。
また低速域では、エンジン高回転時の唸りが気になるかもしれません。ただそれを覚悟の上で購入するのであれば、問題ないと思います。アイドリングストップが付いていますので、信号待ちではほっとくつろぐことができます。
この価格帯の車としては、エクステリア&インテリアを筆頭に総じてレベルが高い仕上がりです。ATの場合には、フロアMTモードに加えて、ブリッピング機能が付いています。
山道の下り坂では、意外なほどスポーティな運転を楽しめます。
※本ブログのオリジナル動画です。
CX-3の詳細につきましては、以下の記事をご覧ください。
マツダ CX-3の魅力とは?ディーゼル SUVの良さを今すぐチェック!
スポーツ走行性能と乗り心地が優れたSUV
【スバル】 レガシィアウトバック
新車価格: 313万円~340万円
カタログ燃費: 14.6km/l
◎ カタログデータ
軽快なハンドリング、低重心のコーナリング安定感、歯切れの良いエンジンが魅力的なSUVです。直進安定性にも優れていて、アイサイトを活用すれば、長距離運転がかなり楽になります。
低速域からの加速は及第点ですが、ブレーキも良く効きますので、SUVとは思えないほどの走りが楽しめます。またスポーツ寄りとはいっても、静粛性や乗り心地もSUVの中ではかなり良く、SUVの中でも特におすすめの一台です。
この車を購入される方は、ぜひドライブ旅行のプランをたくさん練りましょう!
より多人数が乗れるSUV(7人乗り)であれば、エクシーガ クロスオーバー7(275万円)が名車と呼ぶにふさわしい出来で、一押しします。
レガシィアウトバックの在庫車は、こちらのページからチェックできます。
【レクサス】 NX 200t Fスポーツ
新車価格: 492万円~518万円
カタログ燃費: 12.4~12.8km/l
◎ カタログデータ
スポーツセダンクラスの走行性能を誇るSUVです。Motor Trendの走行テストによると、2006年モデルのレクサスISと同等の走行性能(加速力、ブレーキ性能、コーナリング性能)があります。ルックスは押し出し感が強く、好き嫌いが分かれるデザインとなっています。
実車に1日試乗して、山道を走行してみましたが、スポーツモード+パドルシフトでスポーティな運転も十分に楽しむことができました。スポーツモードでは、アクセルレスポンスが一気に高まり、スポーツセダンを運転しているような感覚があります。
レクサスNX Fスポーツの魅力: スポーツセダンより速いSUV?
乗り心地や内装のクオリティは、さすがレクサス車とだけあって、レベルが高いです。また他のレクサス車と同様に、静粛性がとてもよく、疲れがたまり難いです。
Fスポーツにはパフォーマンスダンパーが装着されていて、微振動の収まりが早く、乗り心地は上質です。下方向からの突き上げは大きめですが、路面のインフォメーションがハンドルを通じて上手く伝わってきます。
車両価格には、レクサスの定期メンテナンスや有用なサービスの料金が含まれています。
レクサス車の中古車について興味がございましたら、以下の記事をぜひご覧ください。
【マツダ】 CX-5
新車価格: 246万円~352万円
中古車価格: 146万円~336万円
カタログ燃費: 14.6~18.0 km/l
◎ カタログデータ
国内外でクラス最高レベルの好評を得ている、マツダの最先端技術を投入したSUVです。
CX-3よりも一回り大きく、排気量が一クラス大きなエンジンを積んでいます。この余裕のあるパワーのお陰で、高速道路でも優雅に運転することができます。
ハンドリングや直進安定性についての評価も高いです。スポーツモードに切り替えて、レスポンスの良いアクセルワークを楽しむこともできます。
ルックスの良さに加えて、ドライバーの視点から設計されているからこそ、この車が爆発的にヒットしたのだと思います。
SUVらしさである、逞しさや貫禄、そして室内の開放感などを考慮すると、やはりコンパクトなCX-3よりもオススメしたい車です。
CX-5は2017年2月からフルモデルチェンジ版が発売されていますが、2012年2月からのモデルも根強い人気があります。
輸入車や中古車を含めた全SUVにつきましては、以下の記事が参考になるかと思います。
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車の購入・維持などでお悩みの方は、「車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由」もぜひご一読ください。
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