ラグジュアリー重視の高級車といえばコレ!内装ランキングTOP5
高級車といえば、エクステリアや内装のクオリティは購入の決め手となる、重要なポイントの一つであると考えられます。
高級車の場合には、長時間のドライブでも心地よさを感じるような、快適なプライベート空間が求められます。
内装の評価の基準は、豪華さ、エレガント(上品)さ、素材の上質感、ブランド力やコンセプト、デザインの好み、押しの強さ等、十人十色です。
特にデザインについては、メッキパーツを多用した、ゴージャスで押しの強いデザインが好みの方や、上品で落ち着いたデザインが好みの方など、個人差が大きいように思います。
そこで今回は客観的な評価基準を用いて、内装クオリティの優れた高級車をランキング形式でまとめてみました。
車種につきましては、ラグジュアリーの王道である「セダン」、人気上昇中の「SUV」、そしてスポーツカークラスの「クーペ」の3つに分けてみました。
さっそく1位から順番に見ていきましょう!
2018年6月25日更新
- ※1:新車価格は記事公開時点(もしくは更新後)のデータです。
- ※2:内装評価値は、BEST CARSの「interior」の値(最大10ポイント)を参照しています。
- ※3:同ポイントの場合、新設計の車および総合ポイントの高いクルマを優先するように順位付けしました。
セダン部門
-
~セダン部門~ メルセデス・ベンツ Sクラス(2017)
- 新車価格:1025~3297万円
- 内装評価値:9.2ポイント
セダン部門の第1位は、高級車ブランドの老舗「メルセデス・ベンツ」の最上級セダンです。
ラグジュアリーカーとしての最高峰の快適性、内装の質感、先駆的なハイテク装備などを有しています。
価格帯が998万円~3297万円と幅広いのが特徴で、エントリーグレードはハイブリッドモデル(300h)となっています。
最高グレードには、スポーツグレードであるAMGシリーズのS63 / S65と、ラグジュアリーの極みであるマイバッハがラインアップしています。
特にSクラスマイバッハの後席は、ファーストクラスのおもてなし空間となっています。
-
~セダン部門~ ボルボS90
- 新車価格:664~842万円
- 内装評価値:9.0ポイント
セダンの第2位は、安全性への徹底したこだわりを持つ、スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」のラグジュアリーセダンです。
SUV部門1位のXC90と同様に、北欧デザインをベースとした温かさのある内装空間が高く評価されています。
見た目の雰囲気が気に入った方にオススメできます。日本では限定500台販売となっていて、プレミアムな車として価値があるのではと思います。
-
~セダン部門~ メルセデス・ベンツ Eクラス(2017)
- 新車価格:1025~3297万円
- 内装評価値:8.9ポイント
セダン部門の第3位は、メルセデス・ベンツのEクラスです。このEクラスは、セダン部門1位のSクラスの「上品さ」と、Cクラスの「スポーティさ」を融合したデザインとなっています。
◎ Eクラスの夜間ドライブシーン
-
~セダン部門~ BMW 5シリーズ(2017)
- 新車価格:617~1017万円
- 内装評価値:8.8ポイント
セダン部門の第4位は、BMWのミドルクラスのセダンである5シリーズです。
ラグジュアリーセダンとして、快適かつ上質な室内空間を持ち、同クラスのセダンの中ではラゲッジルームが特に広いところもセールスポイントとして挙げられます。
BMWといえば、個人的には内装のクオリティは二の次という印象があります。でも、ライバル車の質感が全体的に上がってきている中、そうは言ってられない状態になり、2シリーズのグランツアラーあたりから力を入れていることが明確にわかります。
-
~セダン部門~ アウディ A8(2017)
- 新車価格:1129~2240万円
- 内装評価値:8.8ポイント
セダン部門の第5位は、アウディの最上級セダンであるA8です。2010年から発売されているモデルですが、近々フルモデルチェンジが予定されています。
ハイテクのフラッグシップカーとして、レベル3の自動運転技術が搭載される予定です。
SUV部門
-
~SUV部門~ ボルボ XC90(2017)
- 新車価格:774~909万円
- 内装評価値:8.9ポイント
SUVの第1位は、安全性への徹底したこだわりを持つ、スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」のラグジュアリーSUVです。
V40と同じく、トールハンマーを模したLEDヘッドライトが採用され、北欧デザインならではのシンプルで温かみのある内装が特徴的です。
最先端の安全装備やドライバー中心の設計はもとより、室内空間やラゲッジスペースの広さ、直感的な操作感、燃費効率の良さも高評価されています。
-
~SUV部門~ アウディ Q7(2017)
- 新車価格:804~929万円
- 内装評価値:8.8ポイント
SUV部門の第2位は、アウディのラグジュアリーSUVであるQ7です。
全幅1.97メートル、全長5メートルの大きなSUVであり、広い後席スペースと積載スペースを持ちます。
一方で粘り強いハンドリングも持ち味となっていて、ワゴンクラスのクルマのように俊敏な走りを実現しています。
マトリクスLEDヘッドライト装着で夜間のドライブでも視界がクリアです。
◎ アウディQ7の夜間ドライブシーン(※2015年式)
-
~SUV部門~ メルセデス・ベンツ GLSクラス(2017)
- 新車価格:1070~1500万円
- 内装評価値:8.6ポイント
SUV部門の第3位は、メルセデス・ベンツのGLSクラスです。
ボリュームたっぷりの3列シートの室内空間があり、SUVらしからぬしなかやな乗り心地を実現しています。
内装クオリティは8.6ポイントと高い値ですが、新設計のEクラスやGLCクラス等と比べるとやや見劣りする面もあります。
◎ GLS500のドライブシーン
-
~SUV部門~ ランドローバー レンジローバー ディスカバリー(2017)
- 新車価格:779~1031万円
- 内装評価値:8.6ポイント
SUV部門の第4位は、イギリスの自動車ブランド「ランドローバー」のディスカバリーです。
このランキングで、過酷な道を走り抜けることに最もこだわったオフロード用の高級SUVです。
日本では2017年4月から限定販売モデルが販売されています。
-
~SUV部門~ メルセデス・ベンツ GLC(2017)
- 新車価格:597~769万円
- 内装評価値:8.5ポイント
SUV部門の第5位は、メルセデス・ベンツのラグジュアリー・コンパクトSUVです。
洗練されたインテリアのクオリティと、快適で静かな室内空間、そして充実した安全装備が評価ポイントです。
SUVとクーペが融合したスタイルの「GLC クーペ」も人気があります。
◎ GLC クーペ(ディーゼルグレード)のドライブシーン
クーペ部門
-
~クーペ部門~ レクサスLC(2018)
- 新車価格:1300~1450万円
- 内装評価値:8.9ポイント
クーペ部門では、レクサスの新開発ラグジュアリー・クーペが第1位となりました。
スポーツとラグジュアリーが見事に調和したハイレベルなクーペとして、国産ラグジュアリーカーの中では唯一無二といっていいほど高く評価されています。
-
~クーペ部門~ アウディ R8(2017)
- 新車価格:2456万円~
- 内装評価値:8.7ポイント
クーペ部門の第2位は、アウディのスペシャリティ・クーペであるR8です。
R8は価格的にも、スーパーカーのカテゴリーに属すると思われますが、洗練されたデザイン・クオリティが高く評価されている模様です。
◎ アウディR8のドライブシーン
-
~クーペ部門~ メルセデス・ベンツ SLクラス(2017)
- 新車価格:1265~1698万円
- 内装評価値:8.5ポイント
クーペ部門の第3位は、メルセデス・ベンツのラグジュアリー・クーペです。
オープンエアやハンドリングを楽しむことができる、贅沢なラグジュアリーカーです。
◎ SL400のドライブシーン
-
~クーペ部門~ ポルシェ 718 ボクスター(2017)
- 新車価格:658~904万円
- 内装評価値:8.3ポイント
クーペ部門の第4位は、スポーツカーの開発で世界トップクラスの評価を得ている「ポルシェ」のオープンクーペです。
日本の街中に適したボディサイズを持ち、山道のワインディングでスポーツドライブを気軽に楽しめる一台です。
⇒ ポルシェ ボクスター(718,981等)の評判&試乗レビュー
◎ 718 ボクスターのドライブシーン
-
~クーペ部門~ シボレー コルベット(2017)
- 新車価格:994~1485万円
- 内装評価値:8.3ポイント
クーペ部門の第5位は、アメリカの自動車メーカー「シボレー」の高性能スポーツカーです。
独特のアスリートルックスのエクステリアが示すように、とてもパワフルなエンジンとスポーティなハンドリングを持ち味とします。
特にZ06やグランスポーツのコーナリングでは、スーパーカーに劣らないパフォーマンスを発揮します。
◎ コルベット グランスポーツのドライブシーン
まとめ
世界中のセダン、SUV、クーペの中から、ラグジュアリーな内装で好評を得ている高級車をご紹介しました。
コミコミ1000万円を超えるような高級車がズラリと並びましたが、ランキングを見返すと、メルセデス・ベンツがライバルの中で頭一つ抜けていることがわかります。
また、アウディも次点で評価が高く、レクサスやボルボが上位に食い込んでいることや、BMWの近年のラグジュアリー感アップも見逃せないところです。
実はこの他にも、今回のランキングには入っていない、いわばスーパー・ラグジュアリークラスの車も存在します。
その中でもラグジュアリーの筆頭に挙がるのが、ロールスロイスシリーズです。ラインナップにはゴーストII(3275万円~)、ファントム(5167万円~)などがあり、VIP送迎用のおもてなしカーとしても世界中で活躍しています。
そしてライバル的存在である、ベントレーのフライングスパー(1945万円~)やミュザンヌ(3470万円~)、新開発SUVのベンテイガ(2695万円~)も人気があります。
また、スポーツカーの極みである「スーパーカー」としては、フェラーリ・ランボルギーニ・マクラーレンなどの自動車メーカーが挙げられ、加速・旋回・減速のパフォーマンスのすべてが超高性能なことに加えて、個性的でスポーティな内装を持ちます。
ちなみにこの手の最高級車は日本の街中では軒並み大きすぎるサイズのため、保管スペースの制限(機械式駐車場はよほど大きなスペースでないとダメ)や狭い道での取り回しに難があり、出先の道幅や傾斜も考慮する必要がある、といった欠点もあります。
最近の高級車で要注目なのが、フルモデルチェンジが間近に迫ったレクサスLSです。LCからデザイン面でも革新的な変化のあったレクサス車ゆえに、LSの内装の質感も大きく向上しているのではと思います。
今後はアウディA9やBMW 9シリーズといった近未来のデザインが採用されたラグジュアリーカーにも要注目です。
近未来の高級車は、スイッチ類が見えないように収納されている、スッキリとしたデザインが特徴です。
本記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。
- クルマを買い替える予定の方は、カーセンサーの一括査定(無料)がオススメです!下取りと比べてひと手間かかりますが、古いクルマでも高値査定が期待でき、次車購入時の足しとなる特効薬として非常に効果的です。