おすすめ人気ハイブリッド車 2018 ~ 価格帯別 ~
本記事では、2018年度のおすすめ人気ハイブリッドカーを価格帯別にご紹介します。国産車や輸入車の最新モデルだけでなく、前モデルのお買い得な中古ハイブリッドカー(100万円~)もご紹介します
ご存じのとおりハイブリッドカーは燃費の良さが強みですが、最近のハイブリッドカーは走りも良く、運転も楽しめる車が増えてきています。
そして環境への配慮をアピールできる点も、ハイブリッドカーならではのものですね。
燃費の良いエコなハイブリッドカーは、たくさん運転してこそ本当の価値があると思いますので、新車・中古車のいずれの場合でも、なるべく快適かつ楽しく運転できる車がおすすめです。
本記事でご紹介するハイブリッドカーにつきましても、この点を重視して車を厳選しました。
ここでは、ハイブリッドカーを以下の3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
- ◎ファミリータイプ
- 居住スペース、積載量、燃費などが重視されます。軽快に走る車も好まれます。
- ◎スポーツタイプ
- ファミリータイプの実用性を極力維持しつつ、スポーツ性能を高めたモデルです。
- ◎ラグジュアリータイプ
- 実用性に加えて、高級感や貫録などのステータス性が求められます。快適性も重要視されます。
また、一つの自動車メーカー・車種にこだわらず、なるべくいろんなタイプのハイブリッドカーを選出できるように工夫しました。
ボリュームのある記事ですので、目次を利用していただくと便利かと思います。
2018年8月7日更新
本記事に記載しているカタログデータは、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。
また中古車のリンクにつきましては、最新モデルを『安い順』に表示するように設定しております。バーゲンプライスの中古車も見つかりますよ☆
ファミリータイプ
150万円~250万円
【ホンダ】 グレイス ハイブリッド
- 新車価格:197万円~256万円
- 中古車価格:95.9万円~(平均172万円)
- 燃費(JC08モード): 26.6~34.8 km/L
- 最大寸法:4.45 / 1.5 / 1.7 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
グレイスハイブリッドは、ファミリーセダンとしての要望をほとんど満たす非常に優秀なハイブリッドカーです。
優れた燃費(最大リッター34.4キロ)はもちろんのこと、5ナンバーのコンパクトなボディで小回りが効きくため車庫入れも楽々です。
足回りもしっかりしていますので、ワインディングでもスポーティに気持ちよく走ることができます。
またコンパクトなボディの車は迫力に欠ける傾向があるのですが、グレイスはスポーティで存在感があり、一回り大きな感じがするのも良ポイントです。
室内空間・トランクスペースについても、コンパクトなファミリーカーとしてはかなり広めです。特に後部座席の足元が広く、成人男性でもゆったり座れます。
内装のクオリティについても、クラス相応以上の質感があります。さらにこだわる方向けに、EXグレード+オプションの本革シートもおすすめです。
それと、ファミリー向けのハイブリッドカーは、燃費を重視しすぎる傾向があり、運転が退屈になりがちなのですが、グレイスに限っては心配ご無用です。
というのも、走り好きも納得のDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)により、テンポの良い走りを楽しめるからです。
しかも、低速域が苦手なDCTをモーターの出力でカバーすることにより、渋滞中でも至ってスムーズに加減速することができます。
さすがに4気筒の1.5リッターなだけあって、エンジンを高回転まで回すと音は大きいのですが、音自体はさりげなく良いです。EXグレードにはパドルシフトも付いています。
このようにスポーツタイプとしての要素もあり、『ワンランク上の価格帯のハイブリッドカーに勝っているのでは?』と感じるぐらい出来が良いです。
以下の記事では、グレイスハイブリッドのレンタカー体経験を踏まえて、詳しくレビューしています。
ちなみに同価格帯では、4人乗りコンパクトカーの『フィット ハイブリッド』や、走りの良いステーションワゴンの『フィット シャトル ハイブリッド』もおすすめです。
【トヨタ】シエンタ ハイブリッド
- 新車価格:197万円~256万円
- 中古車価格:119万円~(平均189万円)
- 燃費(JC08モード):27.2 km/L
- 最大寸法:4.24 / 1.7 / 1.7 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
6~7人乗りのコンパクトなファミリー向けの人気ミニバンです。個性的なルックスが特徴的であり、遠目でもシエンタだとわかります。
ボディサイズが全幅1.7メートル、全長4.24メートルの5ナンバーに収まっていて、小回りも効くため、狭い道でのドライブや車庫入れも比較的楽にこなせます。
またコンパクトサイズのミニバンでは、3列目は緊急用であることが多いのですが、シエンタの3列目は成人男性が座れるスペースがきちんとあります。
ファミリー向けに作られているだけあって、スライドドアを開けたときには入口が広く、地上高も低いため、荷物の出し入れや乗り降りが楽です。
背が高いミニバンですので、高速道路よりも街乗りメインでお出かけするのにピッタリの車です。
以上より、この価格帯のハイブリッドカーとしては、最大4人乗りとしてはホンダグレイスがおすすめで、たまに5~6人が乗車する場合はシエンタがおすすめです。
また、迫力のあるSUVがお好みであれば、ヴェゼル ハイブリッドも良いですね。ただファミリータイプとしては足回りが固いので、後部座席に乗ってみて、路面の荒れたところを試乗されるのがオススメです。
【日産】ノート e-POWER
- 新車価格:177万円~245万円
- 中古車価格:119万円~
- 燃費(JC08モード): 34.0~37.2 km/L
- 最大寸法:4.19 / 1.54 / 1.7 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
1.2リッターのガソリンエンジンで発電して、最高出力109馬力を出力するモーターのみで走行するハイブリッドカーです。
従来のEVのように充電場所を選ぶのではなく、レギュラーガソリンを補充しますので遠出も気軽にできます。
この車の最大の特徴は、モーター走行ならではのシームレスで強烈な加速性能を実現していることです。
フル加速時はさすがに充電のためのエンジン音が大きくなりますが、平地での低速走行時はほとんどEVと変わらず、普通にクルマの流れに乗って走る分にはとても静かです。
さらに、回生ブレーキを利用して、ほとんどアクセルペダルのみで走行する「ワンペダル走行」も可能となっており、渋滞での運転が非常に楽なのも魅力ポイントです。
カタログ燃費はとても優秀ですが、e燃費の実燃費ランキングを見た限りでは、グレイスHVやプリウスなどよりも下回るようです。
ただ力強いモーターの加速感は他のコンパクト・ハイブリッドカーにはないものであり、ワンペダル操作は実用的にも技術的にも面白いものです。
【試乗レビュー】ノート e-POWERで山道を走ってきました。ワンペダル操作は感動もの?
250万円~320万円
【ホンダ】ジェイド ハイブリッド
- 新車価格:272万円~292万円
- 中古車価格:149万円~(平均221万円)
- 燃費(JC08モード): 24.2~25.0 km/L
- 最大寸法:4.65 / 1.78 / 1.53 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
上品なエクステリアが人気のハイブリッド・ミニバンです。
ミニバンの中ではスタイルが抜群によく、流れるようなデザインで落ち着いているところが特に良いですね。
リアサスペンションにはダブルウィッシュボーン式が採用されており、旋回性が良く、凹凸を乗り越えたときの衝撃を上手くいなすため、乗り心地はとても良いです。
また静粛性にもこだわってつくられているため、高級車のようなおもてなし感のある車に仕上がっています。
直進安定性も良いため、余程飛ばさない限り、高速道路でも快適に走ることができます。走行性の面で不利なミニバンで足回りが良いのは、大きなアドバンテージになります。
欠点としては、収納スペースが不足気味なのと、スタイルを優先している分、3列目の頭上スペースがあまりなく、ボディサイズの割には成人男性が長時間座るスペースとしては不向きなことが挙げられます。
その代わり、全高が1.53メートルに抑えられていて、一般の機械式駐車場にも収まるように設計されています。
トランスミッションは7速DCTでテンポよくシフト変速しますし、ミドルクラスのミニバンとしては軽量(約1500キロ)で足回りの作りが抜群に良いため、ハンドリングも楽しむことができます。
いざというときに3列目を使用する方で、ドライブが快適な車をお求めの方に特におすすめの一台です。
【スバル】XV ハイブリッド
- 新車価格:257万円~332万円
- 中古車価格:132万円~
- 燃費(JC08モード): 20.0~20.4 km/L
- 最大寸法:4.49 / 1.78 / 1.55 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
安全性と走り、そしてスタイルの優れたSUVです。おすすめはアイサイト付きのモデルであり、安全性の向上に加えて、自動追従機能により渋滞も苦になりません。
ガソリンモデルは2リッターのボクサーエンジンらしいパワフル感があり、モーターのアシストもあるためエンジン音は静かです。
以前のモデルは乗り心地が良くない(荒れた路面で揺さぶられる)という欠点がありましたが、現行タイプ(D型)では大幅改善され、車全体の動きがフラットになっています。また静粛性も改善されています。
快適性を重視される方や比較的長時間運転される方は、C型以前の中古車は避けたほうが良さそうです。
逆に路面がフラットなところを運転される方であれば、値下がりしたC型以前を狙うという手もありますね。
XVハイブリッドは2017年4月に販売が終了したため、中古車から選ぶことになります。
【トヨタ】ノア ハイブリッド
- 新車価格:301万円~326万円
- 中古車価格:179万円~
- 燃費(JC08モード): 23.8 km/L
- 最大寸法:4.8 / 1.74 / 1.87 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
ファミリー向けの人気ハイブリッド・ミニバンです。ベースグレードは5ナンバー枠ギリギリのコンパクトサイズでありながら、7~8人乗ることができ、落ち着いたデザイン・走りが魅力的な車です。
シエンタと車幅は同じ1.695メートルとなっていますが、全長が約46センチ長く、全高が1.87メートルとかなり大きいです。
このため狭い道の通り抜けはさほど難しくないものの、取り回しの面ではシエンタよりも劣ります。つまり居室空間の広さや快適性、ラゲッジスペースを重視した作りになっています。
街乗りをメインに走る方で、5人以上乗ることがよくあり、かつシエンタよりも大きなミニバンが良い、という方におすすめです。
320万円~450万円
【トヨタ】SAI
- 新車価格:330万円~433万円
- 中古車価格:54万円~
- 燃費(JC08モード): 22.4 km/L
- 最大寸法:4.7 / 1.77 / 1.5 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
トヨタのハイブリッド・ラグジュアリーセダンです。プリウスの上位モデルとして位置づけられており、一回りパワフルな2.4リッターのエンジンを搭載していて、より快適性や高級感を重視した仕上がりになっています。
2013年8月のモデルチェンジに伴い、ひと目でSAIであることがわかる横一線の照明系のデザインとなり、特に夜間の点灯時にはひときわ目立つようになりました。
落ち着いて走るのが似合っている車ではあるものの、フル加速時には0-100km/hで7秒台に到達するほどの俊足を備えています。
ミドルクラスの車としてはホイールベースが短く抑えられており、最小回転半径が5.2メートルで小回りが効きますので、街乗りも楽にこなせます。
プリウスがたくさん売れている中、人とは一味ちがったプレミアム感のある国産ファミリーカーを、という方におすすめです。
2013年8月以前のSAIの中古車は、セダンということもあって100万円以内で購入できるほど値下がりしてきていますので、見た目で気に入ったらアリな車だと思います。
【ホンダ】オデッセイ ハイブリッド
- 新車価格:356万円~433万円
- 中古車価格:288万円~
- 燃費(JC08モード): 24.4~26.0 km/L
- 最大寸法:4.83 / 1.82 / 1.72 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
力強く、高級感あふれるエクステリアが魅力的なハイブリッド・ミニバンです。
ファミリー向けのミニバンとしての実用性を備えつつ、走りや乗り心地にもこだわって作られています。
パワーユニットには最高145馬力を出力する2リッターエンジンにモーターのアシストが組み合わさり、1800キロオーバーの車体を力強く引っ張ります。
ガソリンモデルと比べると、車両重量が重くなった分、軽快感は薄れていますが、低重心化によりワインディングは安定していますし、高速走行性能も抜群です。
5人以上が乗ることがあり、走りに余裕のある車をお求めの方におすすめです。
【三菱】 アウトランダーPHEV
- 新車価格:332万円~478万円
- 中古車価格:288万円~
- 燃費(JC08モード): 19.2 km/L
- 最大寸法:4.70 / 1.8 / 1.71 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
迫力満点のエクステリアと優れた走行安定性が魅力的なSUVです。ミドルクラスのSUVでありながら、燃費だけでなく走りもこだわって作られています。
レース競技で培われた、三菱が得意とする4駆システムにより走行安定感が抜群にあります。特に悪路・悪天候での走りの安全性は、全SUVの中でも抜きんでた存在であると
私の方でもディーラーで試乗したことのある車ですが、2トン以上もあるとはとても考えられず、モーターのパワフルな出力により、EV走行のみでも即座に力強く加速します。
オーナーの実燃費をチェックすると、リッター25キロを超える人も結構いるようですので、ガソリン代をかなり節約できそうです。
このタイプのプラグインハイブリッド車は、自宅に充電設備を設置できるのがベストで、自宅近辺で買い物中などの空き時間に充電できる施設があるのが及第点となります。
スポーツタイプ
250万円~300万円
【ホンダ】 CR-Z
- 新車価格:226万円~449万円
- 中古車価格:19万円~(平均101万円)
- 燃費(JC08モード): 19.4~23.0 km/L
- 最大寸法:4.11 / 1.74 / 1.4 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
クーペのようにスタイリッシュで走りの良い、ハイブリッド・スポーツカーです。エクステリアだけでなく、内装も未来的であるのも良いですね。
ハイブリッド車でありながらMTのモデルも用意されており、しっかりスポーツカー好きのツボを押さえてあるあたりはさすがですね。
スポーツモードに切り替えると、ワインディングをキビキビと走るスポーツカーに早変わりします。
ハッチバックタイプとなっていますので、二人乗りのときには後部座席を倒すことで、ラゲッジルームから荷物を簡単に取り出せます。
一応4人乗りではありますが、全高が1.4メートルのロースタイルかつ、後部座席の頭上がかなり下に位置していますので、子供が座るスペースもしくは緊急用だと割り切ったほうが良いかもしれません。
この価格帯の車で、後部座席も大人が乗れるスポーツ・ハイブリッドカーとしては、インプレッサスポーツ(ハイブリッド)がおすすめです。アイサイトを付ければ、安全性もバッチリです。
この価格帯の競合車
スタイリッシュなデザインと一体感のある走りが魅力的なアクセラ(ハイブリッド)
450万円~650万円
【日産】 スカイライン 350GT ハイブリッド
※本ブログのオリジナル動画です。
- 新車価格:492万円~609万円
- 中古車価格:229万円~
- 燃費(JC08モード): 16.8~18.4 km/L
- 最大寸法:4.8 / 1.82 / 1.47 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
世界最速クラスのハイブリッド・スポーツセダンです。3.5リッターのV6エンジンとモーターを搭載しており、2トン超えの重量にもかかわらず、0-100km/hは4.9秒(公式)とかなりの俊足力を誇ります。
日産のプレミアムブランド車の証である「インフィニティのエンブレム」が付いており、フロントのデザインも迫力満点です。スポーツタイプの車ではありますが、ふつうに走る分には高級車らしく静かで上質なプライベート空間があります。
ハンドリングには世界初のダイレクトアダプティブステアリングと呼ばれる電子制御システムが搭載されていて、少ないハンドル操作でねらったラインどおりに曲がることができます。
芦屋ドライブウェイのワインディングで試し乗りをしたことがありますが、ミドルクラスとは思えないほど楽に運転できたことをハッキリと覚えています。
また凹凸を乗り越えたときにもまっすぐ進むように電子制御されるため、特に高速道路ではレールの上を走っているような感覚があります。
3つのモデルが用意されているのですが、おすすすめは、最先端の安全システムを備えたタイプPです。
スカイライン 350GT ハイブリッドの試乗&徹底レビュー 2015
【レクサス】 RC ハイブリッド
- 新車価格:565万円~629万円
- 中古車価格:378万円~
- 燃費(JC08モード): 23.2 km/L
- 寸法:4.7 / 1.84 / 1.4 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
トヨタの高級車ブランド『レクサス』のハイブリッド・スポーツクーペです。
レクサスISよりも更に目立つ、スタイリッシュで躍動的なデザインが特徴的です。
レクサスのスポーツシリーズは年々改良が重ねられ、ボディ剛性や旋回性能は欧州車に負けないほどになっています。
ハイブリッドカーらしく2.5リッターの4気筒エンジン+モータで燃費重視なので、エンジンパワーを求める方は素直に6気筒の350を選択した方が良いです。
とはいっても、0-100km/hは8秒台ですので、街乗りでは必要十分な加速力があります。
レクサス車のオーナーになると、レクサス流のおもてなしや手厚いサービスを受けることができます。またブラックカード・ルックスのレクサスカードを所有することができます。
>> レクサス車の価格はなぜ高いのか?その理由を説明いたします。
【アウディ】A3 スポーツバック e-tron
2014年のワールド カー オブ ザ イヤーを受賞した『アウディ A3 スポーツバック』のプラグイン・ハイブリッドモデルです。
アウディらしい洗練された内外装のデザインや、上品な最先端LEDライト、抜群の安定した走り、6速Sトロニックのテンポの良い変速などが魅力的です。
全幅1.78メートル、全長4.33メートルのコンパクトサイズであり、最小回転半径は5.1メートルで小回りも効きますので、街乗りが非常に快適な車です。
フルチャージ時にはガソリンを消費しないEV走行のみでも35~40キロ程度走ります。
ちなみに、A3 スポーツバックの高性能スポーツモデルであるS3(599万円)もとても人気が高いです。
この価格帯の競合車
実用性と優れた走行性能を兼ね備えたゴルフ GTE
1000万円~2000万円
【テスラ】 モデルS(※EV(電気自動車))
- 新車価格:900~1767万円
- 中古車価格:714万円~
- 寸法:4.98 / 1.95 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
- 中古車一覧
電気モーターのみで走るスポーツタイプのEV(電気自動車)です。全長5メートル、車幅1.96メートルのビッグボディであり、かなり大きくて貫録があります。
自動運転システムなどをアップグレードできる仕組みになっている、近未来的な最新技術の塊のようなクルマでもあり、高級車としても世界的に高く評価されています。
車両重量は2トンを軽く超えますが、それを物ともしない圧倒的な加速力があります。アクセルを踏み込めば即座に最大パワーを出力するモーター駆動ですので、ダッシュ性能でいえばガソリン車はかないません。
停止状態から時速96.6キロまでの加速は、P85Dで3.1秒、アップグレードモデルのP100Dに至ってはわずか2.5秒で到達するモンスターマシンでもあります。
また、コーナリングやブレーキング性能も高性能スポーツカーに引けをとらないぐらい、しっかりとつくられています。
この価格帯の競合車
ポルシェのドライバーズSUVであるカイエン S ハイブリッド(1155万円)
ラグジュアリータイプ
350万円~450万円
【レクサス】CT ハイブリッド
- 新車価格:355~477万円
- 中古車価格:79万円~(平均217万円)
- 燃費(JC08モード):26.6~30.4 km/L
- 最大寸法:4.36 / 1.77 / 1.46 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
高級車ブランド『レクサス』のコンパクト・ハイブリッドカーです。小回りのきくコンパクトな高級車をお探しの方におすすめの車です。
レクサスCTはエントリーモデルではあるものの、上質な車内空間はレクサス車共通ですし、レクサスオーナーとしての『おもてなし』を受けたり、何かと便利なオーナーズディスクを利用できたりします。
燃費が良くて車の信頼性も世界トップクラス(※北米 Consumer Report 調べ)ですので、維持しやすいところも◎ですね。
街中での取り回しが良く、ハンドリングがシャープで運転しやすい車です。また静粛性の優れた車ですので、高速道路での走行も快適です。
エンジンパワーや後部座席のサイズ(ややタイト)を考慮すると、基本的に2人乗りで、街乗りメインの方向けの車といえます。
【トヨタ】ハリアー ハイブリッド
- 新車価格:377~495万円
- 中古車価格:216万円~
- 燃費(JC08モード):21.4 km/L
- 最大寸法:4.77 / 1.84 / 1.69 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
威風堂々としたたたずまいが魅力的なラグジュアリーSUVです。チョウヒ(タカの一種)のオリジナルエンブレムが付いており、プレミアム感が溢れ出ています。
内装の質感・センスが特に優れており、静粛性や乗り心地などの快適性の面も高クオリティです。
後部座席はリクライニングにできますので、長時間のドライブでも癒しのスペースとなります。
ラッゲージルームがかなり広いつくりとなっており、小物入れのスペースもありますので、アウトドア派の方にもよさそうですね。
エンジンパワーでぐいぐい走る車ではありませんので、ゆったりとしたドライブがお好みの方におすすめです。
詳しくは、「ハリアーの評判&試乗レビュー:ラグジュアリーSUVの魅力に迫る!」をご覧ください。
450万円~600万円
【トヨタ】アルファード ハイブリッド
- 新車価格:411~1546万円
- 中古車価格:269万円~
- 燃費(JC08モード):18.4~19.4 km/L
- 最大寸法:4.94 / 1.85 / 1.95 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
ファミリータイプの最高級ミニバンです。ひときわ目立つ個性的なフロントグリルが特徴的で、ボディも大きいため存在感が抜群です。
車のつくりはとても上品に仕上がっていて、トヨタの高級ブランド『レクサス』にラインナップしても自然なぐらい丁寧に作り込まれています。
2列目のシートはフルリクライニングにでき、乗り心地や静粛性の良さもあって、ファミリーもしくは同乗者のための『おもてなしカー』と言えます。
ちなみにヴェルファイアとは姉妹車関係にあります。
600万円~1000万円
【レクサス】 GS ハイブリッド
- 新車価格:615~846万円
- 中古車価格:178万円~
- 燃費(JC08モード):18.4~23.2 km/L
- 最大寸法:4.88 / 1.84 / 1.46 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
レクサスGS(Grand Sport)は長距離ドライブに適した車であり、ある程度スポーティな走りも楽しむことが出来る、レクサスの高級セダンです。
この価格帯の車の中では最高レベルの質感・高級感があり、ジェントルに走るのがとても似合います。
一方、3.5リッターのエンジンを搭載した450hは、0-100km/h加速で5秒台の俊足を誇ります。
最新モデルは2012年3月からとなりますが、中古車市場では半額近くで購入できるほど意外と値下がりしています。
ちなみにこの価格帯のハイブリッドカーを検討されている方であれば、セダンタイプではフーガハイブリッド、SUVではレクサスRX ハイブリッドが視野に入るかと思います。
1000万円~2000万円
【メルセデス・ベンツ】 Sクラス ハイブリッド
S400h@芦有ドライブウェイでの試乗中に撮影
- 新車価格:998~1353万円
- 燃費(JC08モード):15.4~20.7 km/L
- 最大寸法:5.46 / 1.92 / 1.5 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ
メルセデス・ベンツ Sクラスは、高級車市場のフラッグシップ的な存在です。
最新モデルのクオリティも最高の仕上がりとなっていて、高級車ランキングでも常にトップクラスに位置しています。
最新モデルはクーペのように流れるような美しいデザインが特徴的であり、内装のデザインもさらに洗練されています。
また安全面ではドライバーを手厚く支援する『レーダー・セーフティパッケージ』があり、快適面では究極の乗り心地を目指した『マジックボディコントロール』をはじめとした極上の乗り心地を体感できます。
エコの面でもクリーンディーゼルエンジンを搭載した300hをラインナップするなど、妥協の無いチャレンジ精神が高く評価できます。
300hの車両価格は998万円からとなっており、最高級車としては手が届きやすい価格に抑えられています。
ちなみにレンタカーで400hを借りたことがありますが、大きいサイズの割には意外と取り回しが良かったことをハッキリと覚えています。
ハイブリッドカーの中古車
ハイブリッドカーの中古車を購入する場合には、バッテリーの劣化と安さのバランスを考慮して、車検区切りの3年落ちや5年落ちがオススメです。
100万円~
【ホンダ】 CR-Z
- 新車価格:226万円~449万円
- 中古車価格:19万円~(平均101万円)
- 燃費(JC08モード): 19.4~23.0 km/L
- 最大寸法:4.11 / 1.74 / 1.4 m (全長/全幅/全高)
- カタログデータ / 中古車一覧
スタイリッシュで未来的なスポーツ・ハイブリッドカーです。2010年から発売されており、まだまだ年式としても新しいのですが、中古車市場ではかなり値下がりしています。
4人乗りではありますが、後部座席が緊急用のようなもので2人乗りのスポーツクーペに近いので、この点が気にならなければ結構おすすめです。
ハッチバックタイプなので運転席や助手席から荷物を取り出しやすく、スポーツクーペタイプとしては実用性の面では良い方です。
ハイブリッド車でありながらMTのモデルも用意されていますので、初めてのMT車としても良さそうです。
中古車としては、国産で割と高年式、そして燃費も良いというかなりの好条件であり、しかも軽自動車の新車を購入するよりも安かったりしますので、バーゲンセールだと思います。
若い人にも維持しやすい車としておすすめできます。
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【トヨタ】 SAI
- 新車価格:330万円~433万円
- 中古車価格:54万円~
- 燃費(JC08モード): 19.4~21.0 km/L (前期)
- 最大寸法:4.7 / 1.77 / 1.5 m (全長/全幅/全高)
- お買い得な年式:2009年12月~2013年7月生産モデル
- カタログデータ
トヨタの上級・ハイブリッドセダンです。落ち着いたエクステリアや、独特で質感の優れた内装、先進的なリモートタッチが特徴的です。
プリウスよりも一回り大きな2.4リッターのエンジンを搭載しているので、加速面では余裕のドライブを楽しむことができます。
後部座席はゆったりとしていて乗り心地も良いので、3~4人が同乗することが多い方や、落ち着いて低燃費運転を楽しみたい方におすすめです。
リモートタッチの操作性については、パソコンのマウス操作と同じような感じですので、慣れていれば直感的に操作できて便利です。
SAIは、2013年8月に大幅モデルチェンジが実施され、それ以前のモデルが結構お値打ち価格になってきています。
2009年のモデルは中古車としてはまだまだ新しいのですが、中古車市場では車両価格が100万円を切るぐらいになってきています。
ちなみに、よりラグジュアリーなレクサスHSの中古車は、150万円程からとなっています。
詳しくは、「レクサスの不人気中古車がわかる!お買い得ランキングTOP7!」をご覧いただければと思います。
ハイブリッドカーを購入する前の注意点
ハイブリッドカーの新車を購入する場合、ガソリン代で元を取るにはかなりの走行距離が必要になります。
たとえば1.5リッター以下のコンパクトクラスの場合、ヴィッツで16万キロ、ノートで17万キロ、フィットで16万キロと試算されています。
車の平均的な所有年数がおおよそ8年であることを考慮すると、平均して年間約2万キロ走行して、ようやく元が取れるという計算になります。
もちろんハイブリッドカーならではの良さもあり、フィットやノートのハイブリッド車は加速力が抜群に優れていますから、人や重い物を乗せても余裕があります。
一方、ハイブリッドカーの中古車を検討されている方であれば、中古車として安く購入できるというアドバンテージがありますが、ハイブリッドシステムの経年劣化を踏まえて、3~5年落ちなどの比較的新しい型式のハイブリッドカーをオススメします。
新車・中古車のいずれの場合でも、短距離のドライブがメインの方であれば、非ハイブリッドの方がコスト的に好ましい可能性が高いですね。
総まとめ
世界中のハイブリッドカーを3カテゴリーに分類して、評判の良いおすすめハイブリッドカーをフルボリュームでご紹介しました。
最近のハイブリッドカーはファミリータイプが充実していますね。またハイブリッドーカーはラグジュアリータイプと相性が良く、快適性をより一層高められています。
一方でスポーツタイプのハイブリッドカーはまだまだ少ないので、今後に期待したいですね。
本記事が参考になりましたら幸いです。
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車の購入・維持などでお悩みの方は、「車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由」もぜひご一読ください。
また、車の売却 ・ 買い替えを検討されている方であれば、リクルートが運営している『カーセンサーの一括査定』が一押しです!詳しくは、「車の買い替えを検討されている方へ」をご覧ください。
たとえ低年式の車や事故歴ありの車であっても、下取りよりも数十万円も高く売れることがありますので、まだチャンスがあります!