レクサスIS250・IS350の維持費(中古車)
レクサスISの中古車が100万円を下回るなど、中古のレクサス車がけっこう手頃な価格で手に入るようになってきましたね。
わたしが中古のレクサスISを購入して、これで5年目・経年13年になりました。新車でコミコミ600万円近くするスポーツセダンですが、維持費は基本的には国産車とほとんど同じぐらいです。
本記事では、レクサスISに興味がある方、もしくは新車・中古車の購入を検討されている方のために、以下の項目についてまとめました。
- レクサスISの価格・特徴
- レクサスISの維持費
- レクサスISの保管方法
- 10万キロ超えのレクサスISはお得?
- IS250とIS350の比較
[2019年1月27日更新]
目次
レクサスISの価格・特徴
新車価格:470万円~630万円
中古車価格:54万円~548万円
レクサスISは価格帯的にも、高級セダンに分類されるクルマです。一番の特徴といえば、流鏑馬をモチーフにした、スタイリッシュで筋肉質なエクステリアが挙げられます。
レクサスISの新車は、同価格帯のBMW 3シリーズやスカイラインなどがライバル車として挙げられ、走行性能については拮抗しています。
レクサス車とライバル車(BMW等)の性能を一挙公開&比較 2017!
また、トヨタのクラウンアスリートやマークXも同様のエンジンを積んでおり、何かとよく比較されますね。
ちなみにレクサスIS350の走行性能は、北米自動車メディア『Motor Trend』のテストデータによると、前期型であればS2000や86などの本格スポーツカーよりもコーナリングでは若干劣るものの、直線では勝ります。
新型のレクサスIS350は、前期型よりもボディ剛性が高まっていて、コーナリング性能とブレーキング性能が1~2ランク高くなっています。
また加速性能については、トランスミッションが8速ATになって加速フィールが滑らかになったものの、同じエンジンを搭載しているためほとんど同じです。
レクサスISの強みは、スポーティな走行性能に加えて、細部までこだわった車作りだと思います。レクサス独自のサービスや車の品質は、『良いものは良い』と評価する北米を筆頭として、世界的に高い評価を得ています。
レクサスIS350に搭載されているV6エンジンは、0-100km/hが5秒台に達するほどのトルクがあります。
レクサスISは、街乗りに向いたちょうど良い大きさのスポーティセダンであり、コーナリング性能が抜群できびきび走ります。
また、レクサス品質の装備・内装を備えた上品な高級セダンでもあり、コンパクトではありますがスタイリッシュで迫力があります。
トランスミッションはアウディのDCTなどと比べるとダイレクト感という意味ではいまいちですが、渋滞でもスムーズかつ耐久性がありますし、電子制御のタイムラグを予想して走るのも意外と楽しいです。(※IS-FやRC-Fのトランスミッションは別格です。)
ちなみにMT車を普段運転されている方であれば、たとえツインクラッチのレクサスIF-Fであっても、電子制御が介入するレクサスISはあまり好みではないかもしれませんね。
燃費は排気量の割には良好であり、輸入車と比べて故障率も低いため、維持費は同クラスの国産車とほとんど変わらないという特徴もあります。
室内空間の広さについては、運転手や同乗者を包み込むようなタイト感のある設計になっています。このため、高級車に大きさを求めるような方には不向きなので、レクサスGSやレクサスLSを求められるのが良いですね。
私の感覚では、レクサスISは大人4人が座れる空間が十分にあると感じています。私は身長173センチで肩幅は広めで座高はやや高めなのですが、後部座席に長時間座っても平気です。
運転席側や助手席側のシートを少し前めに調整すれば、初期モデルでも後部座席の足元スペースは十分に確保できます。
運転席は最初はタイトな感じがありましたが、今ではこの包み込み感が心地良いです。長時間のドライブでもほとんど疲れません。
レクサスISは、大まかには2005年9月~2013年4月までのモデルと、2013年5月~のモデルに分かれます
2013年度のモデルからはレクサス車共通のスピンドルグリルが採用され、これまでのレクサス車のデザインと一転して、攻めの姿勢をアピールしています。レクサスでは万人受けのデザインよりも、一部の好んでくれる人に受けが良いデザインにしているそうです。
(新型モデルには、アナログ時計が付いています。)
ブログ管理人としては、スポーティなイメージを押し出すのであればこれでも良いと思います。実際に2013年4月以降のモデルは、旧型よりもコーナリング性能とブレーキ性能がランクアップしています。
レクサス車とライバル車(BMW等)の性能を一挙公開&比較 2017!
一方、スピンドルグリルを採用した初期の頃は、国内外のレビューを見てもデザイン面では不評です。高級感や上品さを売りにしているレクサスのデザインがこれで良いのかちょっと疑問に感じています。
主観になりますが、上品なエクステリアが好みの方は、アウディA3やジャガーXEなどの輸入車がおすすめです。
2013年モデルでは、レクサスIS初のハイブリッド車であるレクサスIS300hが一番売れています。一方、高性能スポーツカーである「IS-F」の遺伝子を継承したFスポーツのオーナー評価がとても良いです。一般にスポーツモデルは乗り心地があまり良くなかったりしますが、Fスポーツはノーマルモデルよりも上です。この理由は、Fスポーツのモデルには微振動を軽減するパフォーマンスダンパーが取り付けられているためです。
2015年4月20日追記
私の愛車(レクサスIS350)のレビュー動画を公開いたします。
(一言)
レクサスISは、ブランドや見栄を抜きにしても、デザイナー・エンジニアの方々が魂を込めた、とても良い車です。
実車を見るとその良さがわかりますので、レクサスISの購入を検討されている方は、レクサスディーラーに実車を見に行かれることをおすすめいたします。
また、レクサスISの中古車を検討されている方は、以下の記事も参考になるかと思います。
レクサスISの欠点・注意点もしっかり挙げておきます。
- 車内の静粛性・防音性は優れているのですが、ロードノイズはそこそこ入ってきます(※17インチ、扁平率45%のタイヤ装着時)。
- 運転席をはじめとして、全体的にややタイトな作りとなっています。いわゆるホールド感(包みこまれ感)を重視して設計されているのですが、広々とした車が好みの方には不向きだと思います。
- トランクルームがやや狭いため、荷物をたくさん積みたい方には不向きだと思います。
- 2005年の初期バージョンは、ディーラーの営業マンいわく、コンピュータ関連の故障リスクが若干高めらしいです。
- 2007年のマイナーバーチェンジ前のレクサスISは、後部座席に座っていると足のつま先が前の座席の下に入らず若干窮屈です。
- 万が一の事故・故障などによる部品交換では、新車時の部品価格となるため、国産上級車クラスの部品交換の料金が必要になります。
また、レクサスIS(前期)の中古車を購入する際には、「ヘッドライトの黄ばみ」と、「内装の樹脂部分の状態(全体的に白っぽくないかどうか)」に注目すれば、屋根付きの場所に保管されていたかどうかが、おおまかにわかります。
2017年9月6日追記:
ここ4年間ほどで、幸いにも不具合は一切ないです。ありがたいことです。消耗品としては、ヘッドランプの球切れとスマートキーの電池切れが起こりました。
ヘッドランプの球切れは、ディーラーで交換を頼みました。最初はレクサスディーラーで交換する予定でしたが、自宅近くの徒歩で行けるカローラ店でも交換できることがわかり、今回は引っ越し作業で急ぎであったこともあり、カローラ店で頼みました。費用は1万9千円でした(レクサス店も同額です)。
スマートキーはAmazonで対応電池(Panasonic CR1632 3V)を2個購入して(約300円×2)、以下の記事を参考に交換しました。とても簡単です。メカニカルキーを開ける方法が結構ワイルドですね。
それでは、レクサスISの維持費を見ていきましょう。
レクサスISの維持費
概要
本記事では、以下の項目について詳しく説明いたします。
・ レクサスISの実燃費
・ 車検代、タイヤ代、オイル交換代などの節約
・ レクサスISの維持費の計算例
・ レクサスIS250とIS350の維持費の比較
レクサスIS250 or IS350の実燃費は?
レクサスISはハイオクになりますので、レギュラーと比べてガソリン代が高くなります。
重要なのは、どれぐらい高くなるかですよね?
さっそく計算してみましょう。
2015年4月16日の時点では、レギュラーガソリンよりもハイオクが約7%高くなります。
この差は、たとえば年間15万円レギュラーのガソリン代を消費すると仮定すれば、ハイオクであれば16万円相当になります。
これは月で言えば約800円の違いですから、全体の維持費の割合としてはそれほど大きな負担ではないと思います。
実は、ISにレギュラーガソリンを入れることも可能です。
ですが、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れることに関しては、ネット上では意見がかなりばらけていますね。
おそらく、車によって症状(デメリット)の現れ方が違うのだと思います。
エンジンは車の心臓部ですから、不安に思うぐらいであればレギュラーガソリンを入れないほうが精神的にも良いと思います。
いずれにしても、よほどの距離を乗らない限り、レギュラーとハイオクで維持費の合計金額にはたいして差がつきません。
それよりも、その他の維持費をどのように節約するかの方がよほど重要であると考えられます。
自動車税につきましては、IS250で3万5千円、IS350で5万8千円となり、年間1万3千円の差があります。これは、月で言えば約1000円の違いとなります。
この違いについても、許容範囲内の方が多いと思います。
IS350の実燃費は、排気量(3.5リッターの6気筒エンジン)の割りには良いです。
当方が 夏場に実燃費を測定したところ、高速道路において
70km/hのオートクルーズで16km/l、
80km/hで14~15km/l、
100km/hで 13~14km/l、
115km/hで12~13km/l
と優れた燃費を記録しました。
レクサスISは流れの良いところを走行する分には、燃費はかなり良好だと思います。
一方、レクサスISにはアイドリングストップがついていないため、 2リッター以下の車と比べると、ストップ&ゴーが多いところでは燃費はあまり良くないです。
ちなみに当方の通勤(片道30分)での実燃費は8km/lです(冬場を除きます)。時速60キロで車が流れている感じですが、信号待ちの時間がそれなりにあるため、車の平均速度はおおむね20kmと表示されています。また、アップダウンは比較的多いです。
冬場は通勤で6km/l~7km/lといったところです。これには車を暖める時間も含まれています。
IS250とIS350を比べると、IS250のほうが2km/lほど良いことから、私がIS250に乗っていると仮定すれば実燃費は10km/lぐらいに落ち着きそうです。
したがって、たとえばIS350で年間15万円のガソリン代であれば、IS250では年間12万円ぐらいになりそうです。
この金額差も、年間の駐車場代や任意保険代に比べると、意外と大した差ではないようにも思えます。
IS250 or IS350 の維持費は?
高級セダンだから維持費もけっこう掛かると思われるのではないでしょうか?
結論から言えば、レクサス車が一般的な国産セダンと比べて維持費がかかるのは、車検とタイヤの費用です(※これも節約可能です)。
車検は、ディーラーで受けると、国産車と比べておおむね1.5倍ほどの料金が取られます。ディーラーのサービス価格の料金が高めに設定されているからです。
ディーラーの車検では、消耗品をいくつか交換する程度であれば、14~18万円程度になるそうです。
平成27年3月追記:今年3月にレクサスディーラーで車検を受けたところ、不要なものを削れば約14万円となりました。
平成29年3月追記:引越しのため、別店舗のレクサスディーラーで車検を受けたところ、見積もり額で約18万7千円となりました。
どうしても車検代を節約したい場合には、ディーラーとジェームズやオートバックスなどのカー用品量販店の両方で見積もりを取るという方法があります。
ディーラーでたいした交換がなければカー用品量販店 で車検を受け、ディーラーでしか扱えないパーツ交換であれば、ディーラーで受ければOKです。
レクサスの車だからといって、維持費を節約してはいけないというルールはありません。
わたしの場合は見栄は気にせず、コスト・時間・サービスの質を天秤にかけて、一番を決定しています。
人は年を重ねると社会的な立場が高くなる分、いつの間にか面子を気にしすぎてしまう傾向があります。
ですが、車(および人生)を楽しむコツは、見栄を張らない(威張らない)ことだと思います。
次に、タイヤの料金については、もともと良いタイヤを履いていますので、それ相応の料金が必要になります。
ディーラーで4本分のタイヤを購入・交換をすると、少なくとも20万は必要になるそうです。
ですが、これもタイヤをインターネットで購入すれば、おおむね半額程度に抑えることができます。
知人は、インターネットで購入したタイヤをディーラー に送付し、タイヤ交換のみをしてもらって10万円以下で済んだそうです。
当方は、インターネットで購入したタイヤ(ミシュランプライマシー3)をオートバックスに持ち込んで交換しまし た。
購入したのはこのタイヤです ⇒ MICHELIN(ミシュラン) PRIMACY 3 225/45R17 94W XL 低燃費タイヤ (サマータイヤ)
レクサスISは、前輪よりも後輪のほうがタイヤが太いのですが、取扱説明書に記載のとおり、同じであってもOKです。
私の場合、自宅からレクサスディーラーまで往復2時間かかります。一方、オートバックスは自宅から3分のところにあります。
オートバックスでは、持ち込みタイヤのタイヤ交換は4本で3,200円、タイヤ組み換えは一本4,500円です。
タイヤ組み換え料金は4本分で1万8千円なので、もう少し安く抑えることができるのであれば、教えていただければ幸いです。
タイヤ交換の際は、電話での事前確認はとっておいたほうが良いですね。了承+値段を聞くだけであれば、1分以内の電話で済みます。
タイヤについては、高性能車にとって最も重要なパーツのひとつですし、命を預けるパーツでもあるので、なるべく信頼性のあるタイヤを履きたいところです。
ただし、これもどうしても節約したい場合には、輸入タイヤ(アジアンタイヤ)を履くという選択肢があります。
本ブログでも、レクサスISに輸入タイヤを履いたときのインプレッション(動画付き)を公開してありますので、興味がありましたらご覧ください。
数か月間輸入タイヤを履いた感想としては、街乗りでは満足、高速道路ではもう一歩、といったところです。
IS250 or IS350 の維持費を計算してみましょう
それでは、中古のレクサスIS(IS250 or IS350)の維持費がどれぐらい掛かるのか計算してみましょう。
ここではレクサスIS350の維持費を計算いたします。
まず、車検が2年に1度あり、18万円掛かるとします。しがたって1年あたり9万円ですね。
次にタイヤ交換です。年間5000キロ走行し、ネットで(良い)タイヤを購入して節約すれば、3年に一回のタイヤ交換で9万円程度になります。
つまり、1年あたり3万円ですね。上記より、車検とタイヤ交換で年間12 万円必要になります。
次に、ガソリン代を8万程度、駐車場代を12万円程度と仮定すれば、年間32万円+自動車税5万8千円=37万8千円になりますね。
オイル交換については、2年の走行距離が10000キロであれば、1回程度になるかと思います。ディーラーで純正オイルに交換すると、1万4千円ほどになるとのことです。
ここに任意保険料が10数万円かかりますので、年間維持費はおおむね50万円前後※になるかと思います。
ちなみに1.5lのカローラ(セダン)の維持費を同条件で計算 すると、1年あたり車検4万円、タイヤ交換2万円、ガソリン代5万円、自動車税3万8千円、任意保険料9万円とすれば、年間35万8千 円の維持費になります。
つまり、カローラ1.5lとレクサスIS350との最低年間維持費の差は、月額1万弱ですね。これぐらいの差であれば、カローラを維持できる方であれば、レクサスIS350を維持できる方も多いと思います。
いずれの車も国産車ゆえに、故障せずに10年間以上走ることも多々あります。
私が現在所持している車は、レクサスIS350(9年目)とカローラ1.8l(10年目)ですが、特別なメンテナンスをしなくても、幸いなことにいずれも故障はありません。
任意保険は車両保険込みで年間約9万円です。私は30前半であることを考慮すれば、意外と保険料は高くないですよね。
ちなみに、車両保険をなしにした場合、年間5万円ほど節約できます。ですが、万が一どこかに車両をぶつけてしまった場合には、新車と同様のパーツと入れ替えになりますので、程度によりますが20~30万円以上はかかります。
自動車保険については、一括見積りを利用すれば節約することができます。
※取得価額が50万円を超える場合には、自動車所得税が別途かかります。
レクサス車のオイル交換はどうすれば良いのか
レクサスCPOでレクサス車を購入された方は、2年間はオイル交換が無料になります。 それ以降は、オイル交換1回あたり1万数千円となります。
一方、レクサスCPOの車は、品質が高く安心感はあるのですが、IS350など車種によっては台数があまり無いことがあります。
このため、中古車販売業者からレクサスの中古車を購入されるかたもおられると思います。もちろん車検やオイル交換は、認定中古車でなくても対応してもらえます。
私の場合は、レクサスのディーラーが自宅から往復2時間のところにあるため、もっと近場でオイル交換はできないものかと思い、自宅から3分のオートバックスでオイル交換をするようになりました。
タイヤ交換のついでに、IS350に適したMobile 1 5W-30を持ち込んだのですが、いつのまにかゴールド会員になっていましたので、無料で交換してもらえました。
オイル会員(もしくはゴールド会員?)ではない場合には、オイル交換の工賃(540円)が取られるようです。
それでもディーラーで交換するよりも、半額以下の値段になります。オイル持込を受け付けていないオートバックスもあるようなので、あらかじめ確認が必要です。
追記:
引越しのため、別のオートバックス店舗を利用することになったのですが、その店舗ではオイル会員であるかどうかにかかわらず、持込みオイルの交換は一律540円となりました。
店舗によっては持込みオイルの交換を禁止していたり、対応していない車種もあるそうです。
ゆえに、オイルを購入する前に、① 対応車種かどうか、② 持込みオイルを交換可能かどうか、の2点を電話で確認しておきましょう。
なお、取扱説明書より、レクサスIS350のオイル交換は6Lで足りることが調べてわかりましたので、丁度同じ量のオイル Mobile 1 5W-30 をネットで購入しました。
お値段は、約6000千円ですね。Mobile1のオイルは評判が良く、ディーラーの純正オイルよりも良いと定評です。
このように、私の場合には、オイル交換で1回6540円の支払いとなります。
Mobile1のオイルはこちらのページから購入可能です。
ここまでが維持費についてのご説明となります。レクサスISに限らず、同排気量のレクサスGS250とGS350も同じような維持費になるかと思います。
節約できるポイントをまとめると、タイヤ代、オイル交換代、任意保険代、車検代(どうしてもの場合)が主になると思います。
任意保険代については、車両保険に入るかどうかによって年間保険料が大きく異なります。
私は車両保険をつけていますが、これを外した場合には年間5万円ほど保険代が安くなります。
レクサスISの保険代は、私の場合、2004年式のカローラ1.8lと比べて月2000円ほど高くなりました。
つまり、レクサスISの保険代はふつうのセダンと比べて大差はないということですね。
車の保管方法について
私がISを購入するときに気になったのが、屋外で駐車すると塗装が劣化したり、ヘッドランプが黄ばんだりする点についてです。
私は職場が屋外駐車(青空駐車)ですので、どうしても真夏には太陽の元に置いておくほかありません。
レクサスISの良さに、塗装とスタイルの美しさが挙げられますので、心配していました。
幸いにも、1年以上が経過した今でも、目視でわかるような劣化はありません。
私の場合は、塗装の劣化を防ぐため、ガラスコーティングを自分でしておき、洗車を2週間に一回程度していました。
レクサス車の場合、トヨタ車と比べて塗装が厚く塗られています。ですので、少々劣化しても目立たないのですが、愛車を美しく保つためにはガラスコーティングは必須だと思います。
レクサス車は下地処理がしっかりしているため、コーティング効果が抜群です。
『プラチナムフラッシュ』の使用方法とその効果~レクサスIS編~
ヘッドライトの劣化(黄ばみ)については、市販されているヘッドランプ磨きでかなりよくなります。私が購入したISは屋内保存でしたから、黄ばんでいませんでしたが、9年目のカローラははっきりと黄ばんでいました。
そこで市販のヘッドライト磨きを使ってみましたが、驚くほど綺麗になりました。劣化が進み過ぎていると効果が薄いこともあるようですが、上手くいけばかなり綺麗になります。
それと、盗難対策についても触れておきたいと思います。
レクサスの新車もしくは認定中古車を購入すると、盗難されてもGPSで追跡することができますので、簡単にはターゲットにされません。
また、中古車販売業者でレクサス車を購入した場合でも、G-Link Liteを契約すれば同様のサービスを受けることができます。
料金は、年間1万7千円(+新規の手数料7千円)です。
とはいっても、他にも盗難しやすい車はたくさんありますから、それほど神経質にならなくても良いと思います。
ただし、レクサス車を狙って盗難するグループがあるらしいので、近所で盗難の被害があったりすると、注意が必要になってくると思います。
現実的には、雪国にお住まいの方は盗難よりもセキュリティシステムのほうが問題になるかと思います。
わたしの住んでいるところでは、雷やあられでセキュリティシステムが誤作動します。
外出中に誤作動してしまうと、近隣の方に相当な迷惑をかけてしまいますので、天気が荒れそうな場合にはセキュリティーシステムをOFFにしています。
降車時にハンドル下にあるボタン2回押しでONからOFFに簡単に切り替えることができます。
10万キロ超えのレクサスIS250 or IS350はどうか?
結論から申し上げると、前オーナーの手入れ次第だと思います。車検ごとにレクサスディーラーで消耗品を交換しているようであれば、まだまだ余裕です。
昨今の国産セダンは、20万キロを超えたあたりから本格的な部品交換が必要になると言われています。
車の程度を確認する方法として一番良いのは、試乗が可能であれば申し出て、乗り心地をチェックすることです。
特に、エンジン音や走行安定性、ブレーキなどをチェックしてみましょう。また、外装の目立たない細かな傷よりも、車内が清潔かどうかの方が重要です。何せ、ふつうは車を眺めている時間よりも、車の中にいる時間のほうがはるかに長いですから。
レクサスIS250とIS350の比較
IS350は、IS250と比べて維持費と車両重量の面では不利なのですが、それとは引き換えに排気量の大きな車のメリットを活かした運転ができます。
個人的に一番大きなメリットは、左車線から追い越し車線に移り易いということです。
車を普段運転されている方であれば、左車線と追い越し車線を走っている車の速度差が大きくて、中々左車線から車線変更できない経験をされたことがあるかと思います。
このようなときに、IS350であれば非常にスムーズに車線変更ができます。ISはブレーキの効きが早く性能も良好なので、無理な加速をしない限り安心感があります。
IS350は、100km/hからの加速力も十分にありますので、高速道路での追い越しにも余裕があります。
一方、IS250は街乗りにおいて適度なエンジンパワーがありますので、ちょっとオーバーパワー気味のIS350と比べて、より安心してアクセルを踏み込めます。
もう一点、エンジン音について触れておきたいと思います。レクサスISのエンジン音は聞いていて心地良いです。IS250のほうがローパワーでアクセルを踏み込む必要がある分、エンジン音を楽しむことができると思います。
一方、静かに運転したいときには、エンジン回転数を低くできるIS350に分があると思います。
IS250もしくはIS350をご購入予定の方は、中古車が100万円程度で手に入るようになってきましたので、検討されてみてもよろしいかと思います。
最近の国産車は余程運が悪くなければ重要パーツが壊れるリスクは低いですから、中古車販売店でレクサス車を購入するという選択肢も検討の余地ありです。
個人的には、値段が少し高めであっても、全体的に清潔感があり、程度のよさそうな中古車がおすすめです。メンテナンスの行き届いた車であれば、長期的にみれば故障のリスクが小さくてお買い得だと思います。
基本的には、レクサス車であっても普段はオートバックスなどでのメンテナンスで十分に事足ります。一昔前は、レクサス車はお断りするといったこともあったそうですが、最近ではオートバックスではレクサスのほかにもアウディ、BMWなどの輸入車も対応できるようになってきています。
ちなみに、(より厳密な)車検とコンピュータプログラムなどの故障については、レクサス(もしくはトヨタ)のディーラーに任せることになります。
レクサスISの中古車は、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーNETのこちらのページ経由であれば認定中古車もヒットしますので、あわせて検討することができます。
※カーセンサーNETでは、予算に応じて価格上限を設定するのがおすすめです。また、こちらのページからカーセンサーNETには含まれない期間限定のレクサス車をチェックすることができ、掘り出し物が見つかることがあります)。
ちなみに『これだ!』と思うような理想的な車が見つかった場合、早めに問合せをされた方が良いです。上記のサイトは最大手なのでチェックする人が非常に多く、本当に良い車には問合せが殺到します。
私が一昨年に購入したレクサス車は、カーセンサーNET経由で見つけたのですが、同時に十件近く問合せがあり、即決したおかげで購入できました。※逆に何かしっくりこない場合には、早まらないほうが良いです。
以上の事をまとめて私のレクサスIS350の維持費を計算してみました。
車の維持費はどこまで節約できる?(使用車:レクサスIS350)
本ブログには、普段の運転がより楽しくなるパドルシフトの使い方についても記載してあります。
また、レクサスCPO(認定中古車)に興味がある方向けに、以下の記事を書きました。
レクサス車の購入を考えておられる方は、ぜひご一読ください。
レクサスIS250とIS350の違いにつきましては、以下の記事で詳しく述べております。
レクサスRC、レクサスIS、およびレクサスGSの250と350はどちかの方が良い?-250と350のモデルの違いについて詳しくご説明します
レクサスISとBMW 320iの比較レビューについては、以下を参考にしていただければ幸いです。
(追記)
レクサス関連の記事が多くなりましたので、ひとつのページにまとめておきました。
興味がございましたら、参考にしていただければと思います。
本記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
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車の購入・維持などでお悩みの方は、「車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由」もぜひご一読ください。
また、車の売却 ・ 買い替えを検討されている方であれば、リクルートが運営している『カーセンサーの一括査定』が一押しです!詳しくは、「車の買い替えを検討されている方へ」をご覧ください。
たとえ低年式の車や事故歴ありの車であっても、下取りよりも数十万円も高く売れることがありますので、まだチャンスがあります!