軽自動車の人気ランキング 2018
軽自動車は全車種の中で税金の面で最も優遇されていて、維持費が最小限で済むというメリットがあります。でもそれだけに留まらず、最近ではスポーツカー顔負けの性能があったり、軽とは思えないほど車内空間が広く快適であったり、眺めるだけで楽しくなる特徴的なエクステリアであったりと、嬉しいことに軽自動車のバリエーションが増えています。
そこで本記事では、以下の項目ごとにおすすめ人気車を厳選してご紹介いたします。
軽自動車のスポーツカー
走る楽しさをとことん追求してあり、特に用がないのについついドライブに出かけたくなるような車です。最近の軽スポーツカーは、軽の枠組みを超えるレベルにまで達していて、かなり熱いです。
あまり荷物を運ばない方であれば、ふだんの生活にメリハリができて楽しくなる、おすすめのカテゴリーです。
ファミリー向けの軽自動車
ゆったりとした車内空間が確保されていて、アウトドア派の方にもぴったりの車です。道具としての利便性が重視されます。また燃費も気になるところです。
ご紹介する車は、利便性の高さに加えて、どれもエクステリアの評判がよく、とにかく目立つルックスが特徴として挙げられます。
安全性の優れた軽自動車
普通乗用車と比べると、軽自動車は小さくて軽いため、衝突時はどうしても不利になります。でもなるべく安全を、という方むけに、安全性の優れた軽自動車をご紹介します。
女性受けの良い、かわいくてオシャレな軽自動車
オシャレでかわいくて、運転しやすくて、収納スペースが多いといった特徴がある、女性好みの軽自動車をご紹介します。
70万円台から購入できる軽自動車
『なるべく新車を購入したいけれど、初期費用を抑えたい』という方におすすめの軽自動車をご紹介します。
人気中古車編
ハイトワゴン系を中心とした、人気軽自動車をご紹介します。
2018年3月26日更新
本記事に記載しているカタログデータは、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。
また中古車のリンクにつきましては、最新モデルを『安い順』に表示するように設定しております。バーゲンプライスの中古車も見つかりますよ☆
目次
軽自動車のスポーツカー
【スズキ】アルトターボRS
新車価格:129万円~141万円
JC08モード燃費:24.6~25.6 km/L
◎ カタログデータ
MTのようなダイレクト感を楽しむことができる新感覚のAT車です。挙動そのものはMTなのですが、クラッチ操作が自動化されていて、ハンドル操作に集中することができます。
パドルシフトを使って運転するのがすごく楽しい車です。助手席や後部座席に人が座っていると、乗り心地は運転手にかかっていると言えるため、運転の甲斐があります。
また車両重量が670kgのボディに3気筒のターボが付いているため、加速性能も抜群です。高速道路の合流地点までの加速にも比較的余裕があります。
走行性能もさることながら、大人4人がある程度快適に乗れる利便性も備えているところが大きな特徴です。
若い人にも比較的手の届きやすい価格帯&維持費なので、スポーツカーの入門としてもおすすめです。
追記:
2015年12月にアルトターボRSをベースに走りが更に強化されたアルトワークスが発売されました。
5速MTと5速AGSのモデルが用意されていますので、MT好きの方もこれで問題なしですね。
本ブログのレビュー記事:アルトターボRSの魅力: 気軽にMT感覚を楽しめるAT車
【ダイハツ】 コペン
新車価格:185万円~202万円
JC08モード燃費:22.2~25.2 km/L
◎ カタログデータ
コペンはオープンスポーツカーです。ルーフを開けて何となくドライブに出かけたくなる魅力がある車です。
ルーフを開けている状態であれば、トランクルームにも意外と荷物が入りますので、買い物やプチ旅行程度には使えます。
迫力満点のモデル(ローブ&エクスプレイ)と上品でかわいい丸目モデル(セロ)があり、いずれも着せ替えが可能になっています。
ビルシュタイン製のスポーツ・ダンパーを装着しており、かなり引き締まった足回りになっています。このため直進安定性がとても優れていて、高速道路では普通の乗用車のような感覚で運転できます。
スポーツカーとしてはブレーキの効きがいまいちであるため、ブレーキ周りを補強すれば、さらに快適で楽しいドライブを満喫できそうです。コンピュータチューニングでの馬力アップもおすすめです。
フェラーリ458とのツーショットでも、負けず劣らずの迫力があります。
オープンにしているときはとにかく注目を集めますので、特別な車を所有しているという満足感もあります。
本ブログのレビュー記事:コペンローブの魅力とは?個性溢れるオープンカー
【ホンダ】 S660
新車価格:198万円~238万円
JC08モード燃費:21.2~24.2 km/L
◎ カタログデータ
軽自動車のスーパーカーです。優れた旋回性能に加えて、強力なブレーキ性能を備えています。とても安定感のある車ですので、街中ではグイグイ走り込むことができます。
コペンはオープンスポーツの雰囲気を楽しむ車であるのに対して、S660は小さいスーパーカーで街中を走り回る楽しさがあります。
スポーツカーとしては足回りがしなやかなのが特徴的です。7速AT(CVT)と6速MTのモデルが用意されています。
エクステリアも非常に凝った作りになっていて、小さなスーパーカーとしての貫禄があります。周りに車がなければ、上の写真のようにスーパーカーに見えませんか?
レビュー記事:ホンダ S660の魅力: 究極の軽スーパーカー
ファミリー向けの軽自動車
【スズキ】ハスラー
新車価格:108万円~162万円
JC08モード燃費:23.4~32.0 km/L
◎ カタログデータ
SUVタイプの人気軽自動車です。ファミリー向けSUVとしての要望をほとんど満たす車として、軽自動車売上No.1になるほどの人気があります。
エクステリアのデザインがオシャレで評価が高く、街中での注目度も抜群です。女性受けの良いキュートなルックスなので、家族用のオシャレアイテムとしても効果的です。
車内空間が広々としていて大人4人がゆったり座ることができ、フルフラット(シートを寝かせて平面)にも出来ますので、車中泊も可能です。オフロード走行も想定して作られていますので、アウトドア派にもピッタリです。
車高が高い割には走行性能も良好であり、街乗で不満に感じることはあまりないと思います。走破性の優れた車ではありますが、段差に対する突き上げはやや大きいという欠点もあります。
エネチャージ+ターボ付きのモデルを選ぶことにより、発進時のエンジン音が抑えられ、運転にも余裕もできます。
【ダイハツ】 タント
新車価格:117万円~188万円
JC08モード燃費:24.6~28.0 km/L
◎ カタログデータ
実用性の優れたワゴンタイプの軽自動車です。
助手席側の前後ドアを開けたときの空間が圧倒的に広い「ミラクルオープンドア+超ロングスライドドア」が特徴的であり、ファミリー向けに設計されています。
ハイトワゴンタイプなので頭上空間が広く、それでいて低重心であるため走りもしっかりしているのが良いですね。
ルーフが白のタイプの「X “ホワイトアクセントSA II”」というモデルもラインナップしています。
【マツダ】 フレア クロスオーバー
新車価格:134万円~165万円
JC08モード燃費:25.0~32.0 km/L
◎ カタログデータ
スズキのOEM供給により、マツダで販売されているハスラーです。
ハスラーと同様に、優れた積載性に加えて、遊び心のあるエクステリアや、上質なインテリア、Sエネチャージの補助による滑らかな発進加速が魅力的です。
燃費性能も最大リッター32キロと優秀です。車高の高い車ではありますが、その割にはコーナリング性能と直進安定性が良く、長距離ドライブも可能です。
大元のハスラーよりも知られていない分、中古車がお買い得となっています。
【ダイハツ】 ウェイク
新車価格:135万円~187万円
JC08モード燃費:23.2~25.4 km/L
◎ カタログデータ
軽自動車とは思えないほど広い車内空間・トランクが魅力的な車です。居住性が抜群に良く、小物入れもたくさんありますので、女性受けの良い車です。
両側スライドドアが標準装備されていますので、ファミリーカーとしての使い勝手が良いです。
SUVやセダンなどからの乗り換えもけっこう多いそうです。車両重量が1トンほどある割には、低速からの加速もパンチが効いて良好です(※ターボエンジン搭載のモデル)。
車の特性上、走行性能(コーナリングやブレーキ性能)はもう一歩といったところですが、利便性や快適性を重視した割には健闘していると思います。
安全性の優れた軽自動車
【ホンダ】 N-WGN
新車価格:109万円~168万円
中古車価格:56万円~
JC08モード燃費:24.2キロ~29.4 km/L
◎ カタログデータ
実用性の優れたワゴンタイプの軽自動車であり、セダンやSUVと同等レベルの衝突安全性のあるすごい車です。
自動車事故対策機構が実施している安全試験では、軽自動車で初めて5つ星を獲得したことで話題となりました。衝突を上手く吸収することはもちろん、独自のエアバックシステムにより運転手・同乗者を包み込むように保護します。
総合評価で178点を獲得しており、ほとんどの主要コンパクトカーを大きく上回っています。ちなみに、トヨタ アクアS(2012年)は165.3点、日産 ノートX(2012年)は162.3点、ホンダ フィット Lパッケージ(2013年)は178.0点です。
この車は後部座席が広く、小物入れなどの実用性の面でも優れていますし、燃費も良好なのでファミリーカーとしてもおすすめです。
欠点としては、コーナリングでボディロールが大きく、凹凸を乗り越えたときの突き上げが大きめなことです。ターボモデルを選択すれば、加速力不足は問題なしです。
【ダイハツ】 ムーヴ
新車価格:113万円~180万円
中古車価格:50万円~197万円
JC08モード燃費:25.6~31.0 km/L
◎ カタログデータ
自動車事故対策機構の衝突安全テストにおいて、4つ星の165点を獲得しています。この数値は、最近のコンパクトカーの平均レベルに達しています。
ムーヴは軽自動車の中では内装のクオリティが高く、旋回性能がとても優れている車です。
タイヤと路面の接地性が高く、カーブが連続するようなところでもストレスなく走ることができます。
上級グレードのムーブカスタムは、小さな高級車のような仕上がりになっています。
可愛くてオシャレな軽自動車
【ダイハツ】ミラココア
新車価格:105万円~162万円
JC08モード燃費:26.8~29.0 km/L
◎ カタログデータ
女性の心を鷲掴みにしている人気軽自動車です。15種類のカラーバリエーションに加えて、ルーフが白のツートンカラーもあります。
フロントからみると、パッチリ目のメイクをしている感じですね。うちの嫁さんは、『めっちゃーかわいいわー!ケーキみたい!』といって気に入った様子です。
また前列だけでも収納スペースが7箇所もあって、使い勝手もバッチリですね。2人乗りのときはラッゲージルームを前倒しして、荷物を簡単に取り出したりもできます。
https://www.youtube.com/watch?1=1&v=VRZNJSDiJ0U
【ダイハツ】 キャスト アクティバ / スタイル
新車価格:122万円~174万円
JC08モード燃費:25.0~30.0 km/L
◎ カタログデータ
ダイハツの新型軽SUVであり、ハスラーと真っ向勝負な車です。
上級軽自動車のような位置づけの仕上がりになっていて、上質な室内空間や優れた静粛性、充実した装備、そして軽快で安定感のある走りが評価できます。
最近の軽自動車は、性能面でもコンパクトカークラスにかなり近づいているように感じます。
エクステリアは、丸目のランプ系にスタイルの良いボディ、そしてツートンカラーがオシャレですね。
SUVらしく着座位置が高めで見晴らしが良いので、女性にもおすすめの一台です。
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=jHieapClizk
【スズキ】 ラパン
新車価格:108万円~149万円
JC08モード燃費:29.6~35.6 km/L
◎ カタログスペック
四角くて丸いデザインがオシャレな人気軽自動車です。前後のランプも丸くてかわいいですね。
車体中央にはウサギのエンブレムがさりげなく付いています。
車内は上質でアットホームなつくりになっていて、収納スペースがすっきり収まっています。そしてシートヒーターが標準装備となっていますので、寒い日にも心強いですね。
後部座席と積載スペースがやや狭めなのが欠点ですね。一方で運転席からの死角が少ないので、運転しやすいです。足回りはやわらかく、快適性が重視されています。
また軽自動車の中でも燃費が特に良く、財布にもやさしいところに好感が持てます。
2015年のモデルチェンジでは、従来モデルよりも100キロ以上もシェイプダウンしています。
ちなみにミラココアと最小回転半径を比べると、ラパンのほうが0.1メートル短い4.4メートルになっていますね。
70万円台から購入できる軽自動車
【スバル】プレオ プラス
新車価格:76万円~131万円
JC08モード燃費:32.2~35.2 km/L
◎ カタログデータ
コストパフォーマンス抜群のハッチバック・軽自動車です。76万円のEグレードから購入することができ、最大リッター35.2キロの低燃費で財布に優しいという特徴があります。アイドリングストップ付きです。
ルミネセントデジタルメーターと呼ばれる装置がついていて、エコ走行を支援するための情報を確認することができます。
初期コストをおさえつつ、長年乗りたい方におすすめの一台です。
ちなみに1年落ち程度で、コミコミ50万円程度になった中古車を狙ってみるのもよさそうですね。
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=-PD-yFHT9-M
【スズキ】 アルト
新車価格:70万円~162万円
中古車価格:46万円~178万円
JC08モード燃費:25.2~37.0 km/L
◎ カタログデータ
RJCカーオブザイヤーを受賞したスズキの人気軽自動車です。従来モデルよりも60キロの軽量化により、燃費性能が向上し、もともと優れていた走りの良さに磨きがかかりました。
比較的低価格帯から購入できる車でありながら、しっかりと個性を表現したデザインも評価できます。
MTモデルが70万円、ATは77.7万円から新車を購入することができます(※4ナンバー登録のグレードVP)。
人気中古車編
【スズキ】 ワゴンR
新車価格: 104万円~174万円
◎ カタログデータ
激戦区の軽中古車市場において特に人気が高いのは、ハイトワゴン系のワゴンRです。人気の理由は、ワゴンタイプとしての実用性・快適性の高さに加えて、最大リッター30キロ(2012年モデル~)という財布に優しい車であることが挙げられます。
ワゴンRは車高が高くシートを倒してくつろぎ空間を作れるため、比較的長距離の運転がしやすいというのも魅力ポイントの一つです。
また後部座席も大人4人が十分座れるスペースがあり、車高が高いため自転車などの大きめの物も積むことができます。アウトドア派の人にもおすすめの一台ですね!
8位:【ホンダ】N-BOX
新車価格: 120万円~201万円
◎ カタログデータ
ホンダの人気ハイト系ワゴンです。軽自動車の中では室内空間が特に広く、大人四人が快適に座れることから、ファイリー向けとなっています。
スライドドアになっていますので、後部座席の乗り降りのしやすさも魅力の一つですね。
最近のN-BOXは、新車価格が200万円を超えるほどであり、インテリアの質感が高く、高級車路線になっています。
【ダイハツ】 タント
新車価格: 105万円~188万円
◎ カタログデータ
ダイハツムーブに続いて人気の軽自動車です。こちらも実用性重視のセッティングとなっており、車内スペースが広く、燃費の良さが魅力的ですね。
ムーブよりもルックスや内装がお好みの方におすすめです。より走りの優れたタントカスタムも人気があります。
カーセンサーの中古車検索では、ご予算に応じてまず価格で絞り込みを行うのがおすすめです。
なお、長距離もしくは長時間のドライブが多い方であれば、燃費の良いコンパクトカーも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
法定費用で月3000円ほど維持費が高くなるものの、快適性の面ではコンパクトカーの方がかなり上です。
おすすめ人気コンパクトカー 2016 ~ 国産車&輸入車~ 『総まとめ編』
また、さらにお買い得な中古車のコンパクトカーも狙い目です。
本記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。
この記事がお役に立ちましたら応援・シェアをお願いします。皆様からのレスポンスが何よりの楽しみです。
車の購入・維持などでお悩みの方は、「車の購入費&維持費は、年収で決めない方が良い理由」もぜひご一読ください。
また、車の売却 ・ 買い替えを検討されている方であれば、リクルートが運営している「カーセンサーの一括査定」が一押しです!詳しくは、「車の買い替えを検討されている方へ」をご覧ください。
たとえ低年式の車や事故歴ありの車であっても、下取りよりも数十万円も高く売れることがありますので、まだチャンスがあります!