【2017】0-100km/h 加速の世界ランキング TOP10+α
2018年度の国産車・輸入車の0-100km/h (ゼロヒャク)加速ランキングを動画リンク付きでご紹介します。
今回は2013年~2017年の車のデータの中から、公道で走ることのできる市販モデルを選びました。同一車種のデータについては、なるべく最新のものを選びました。
ランキングについては、3秒台以降を含めると数が膨大になりますので、2秒台のスーパーカーの中から選びました。
スーパーカーにつきましては、「スーパーカーの人気ランキング 2017 ~ 輸入車&国産車 ~」をご一読いただければと思います。
記載しているデータは以下のとおりです。
0-100 km/h 加速
停止状態から発進して、時速100キロに達するまでの時間のことです。海外では0-60 mph (0-96 km/h)を使用していますので、0-100 km/hとは若干の差があります。
実際には、この誤差よりも路面状況や気温、車のコンディション、発進方法などの影響がかなり大きいです。
このため、大手メディアにおいては、誤差を考慮した走行データの測定方法が採用されています。
1/4 mile(ゼロヨン)
停止状態から発進して、400メートル地点に到達するまでの時間のことです。
60-0 mph
時速96キロからフルブレーキにより停止するまでの制動距離のことです。
※引用元のデータは、一部を除いて、北米自動車誌の『Motor Trend』もしくは公式データのうちベストな結果が得られた方にしました。
それでは0-100km/h 加速が2.9秒からのランキングTOP1~TOP11位までチェックしてみましょう!
※0-100加速が同数値の場合、同順位としました。
2017年5月11日更新
11位: 【日産】 R35 GT-R ニスモ (2015)
0-100: 2.9秒
1/4 mile (ゼロヨン):11.0秒
60-0: 29.6メートル
『ゴジラ』のニックネームで親しまれている、日本が世界に誇る超ハイパフォーマンス・スポーツカーです。数々のドラッグレースにおいて他のスーパーカーと圧倒的な差をつけて勝利しています。
お値段は約1500万円であり、スーパーカーと同等以上の性能を持ちながら、半額程度の価格に抑えられているところが素晴らしいですね。GT-Rのピュアエディションに至っては、1千万以下で購入することができます。
ご参考:日産 R35 GT-Rのレビュー:日本が世界に誇るピュア・スポーツカーの実力に迫る!
※2016年8月発売モデルから、ニスモの方は1870万円まで値上がりしています。
2013年度のニスモモデルは、Motor Trendの0-60 mph(≒0-100 km/h)テストで2.6秒を記録しています。他のスーパーカークラスと比べて、車両重量が概ね100キロ以上重いにもかかわらず、ブレーキ性能も優秀です。
◎ GT-Rニスモの加速シーン(時速0キロ~時速260キロまで)
ちなみにGT-Rの2017年モデルは、エントリーグレードである「ピュアエディション」(約1000万円)で0-100 km/hが3.27秒、0-96.5 km/hで2.9秒を記録しています。
11位: 【シボレー】 コルベット Z06 (2015)
0-100: 2.9秒 (公式)
1/4 mile (ゼロヨン):11.4秒
60-0: 27.7メートル
エンジン最高出力659ps、最大トルク89.8kg・mを出力するアメリカン・スポーツカーです。GT-Rと同価格帯であり、スペック上の性能面では上回っています。
Motor Trendのレース場での勝負ではGT-R ニスモが勝利したものの、これから楽しみな車です。ブレーキ性能が飛びぬけて優れている点も素晴らしいですね。
10位: 【ランボルギーニ】 ウラカン LP610-4 (2015)
0-100: 2.8秒
1/4 mile (ゼロヨン):10.6秒
60-0: 31.7メートル
『ガヤルド』の後継車であり、純粋な速さだけでなく、芸術作品としての美しさにこだわった車です。ブリッピング時にバブリングと呼ばれる音の演出が入ります。
他の車と異なりターボ付きではなく、最大610psを出力する自然吸気エンジンを搭載しています。「Car And Driver」の0-60 mphテストでは2.5秒を記録しています。
LP610-4のお値段は約3000万円です。
この最新のスーパーカー、何と大阪府の「グローバルオートレンタカー」でレンタルすることができ、クルマ好きの夢を叶えることができます。
ランボルギーニ ウラカンの試乗レビュー: 憧れのスーパーカーをレンタカーで体験!
ランボルギーニ アヴェンタドール、マクラーレン 570S、フェラーリ 458スパイダー、アウディ R8などのスーパーカーもありますので、車両一覧を眺めているだけでも楽しいですよ。
6位: 【SSC】アルティメットエアロ (2015)
0-100: 2.78秒 (公式)
1/4 mile(ゼロヨン): 9.9秒
60-0: 31.4メートル
北米のシェルビー・スーパーカーズが生産しているスーパーカーです。2007年に時速412キロを記録して、世界最速記録を塗り替えたことのある車です。
6位: 【ヘネシー】ヴェノム GT (2014)
0-100: 2.7秒 (公式)
1/4 mile (ゼロヨン):10.29秒
時速435キロを達成したことがあるスーパーカーです。ヘネシーはチューニングを得意とするメーカーであり、このヴェノムの最上位モデルでは世界最速記録を目指しています。エンジン最高出力は驚異の1261psです。
6位: 【ランボルギーニ】アヴェンタドール LP750-4 SV (2016)
0-100: 2.7秒
ランボルギーニの最上級グレードのスポーツカーです。YouTube動画では、上の写真のようにラッピングを施している車をよく見かけますね。
ランボルギーニは闘牛をモチーフとして車を作っていて、アグレッシブかつ芸術的なスタイルを上手く融合させているのが素晴らしいですね。
Motor Trend の 0-60 mphテストでは2.6秒、ゼロヨンでは10.4秒を記録しています。
ちなみにアヴェンタドールも、条件付きではありますが、グローバルオートレンタカーでレンタルすることができます。
6位:【テスラ】モデルS P100D (2017)
0-100: 2.7秒 (公式)
1/4 mile(ゼロヨン): 10.6秒
世界最速のEV(電気自動車)です。ゼロヨン動画で有名な「DragTimes」のテストでは、0-60 mphで驚異の2.54秒をマークしています。
ラグジュアリーカーとしても世界的に評価が高く、自動運転システムを筆頭に、さまざまな未来的な技術が導入されています。
5位: 【マクラーレン】 P1 (2015)
0-100: 2.6秒(※0-60 mph)
1/4 mile (ゼロヨン):9.8秒
マクラーレンのハイブリッド・スーパーカーです。システム最高出力916psのパワーがあります。ちなみにサーキット専用のP1 GTRもあり、最高出力は84psアップの1000psに達します。
お値段は3億4千万円なのですが、その前にすでに約1億円のP1を購入している必要があります。
レース場での速さはGT-Rよりも上であり、ポルシェ918 スパイダーやラ・フェラーリと同等もしくはそれ以上の性能を誇ります。
4位:【ブガッティ】 ヴェイロン スーパースポーツ (2015)
0-100: 2.5秒(※0-60 mph)
1/4 mile (ゼロヨン):9.95秒
最高出力1200psのエンジンを搭載しているスーパーカーです。2010年に最高速チャレンジが実施され、2007年のアルティメットエアロの記録を上回る時速431キロをマークしました。
1億円を軽く超える車であり、購入前に厳しい審査があります。
ちなみに、ブガッティの最新スーパーカー「シロン」は、1500psを出力するモンスターマシンであり、0-100km/hで2.4秒、0-60 mph(0-96.6km/h)で2.3秒を記録しています。
追記:シロンの加速シーンが公開されましたので貼り付けておきます。
路面状況が完璧ではなく、ホイールスピンによるロスが発生していますが、その有り余るパワー感を体感していただけるのではと思います。
0-100: 2.4秒(※0-60 mph)
1/4 mile(ゼロヨン): 9.7秒
60-0: 29メートル
ポルシェ918スパイダーに匹敵する、世界最速の後輪駆動のプラグインハイブリッドカーです。V12気筒自然吸気エンジンとモータにより、最高出力963ps (最大トルク91.8kg・m)という驚異的なパワーを出力します。
2位: 【アリエル】 アトムV8 (2015)
0-100: 2.3秒
世界最速の車は、どちらかといえばF1カーに近いルックスのアトムV8です。バイクとクルマの中間的な存在ですね。
将来、もしこの車を手に入れて飛ばすときには、くれぐれもヘルメットの着用をお忘れなく。
1位:【ポルシェ】 918 スパイダー (2015)
0-100: 2.2秒(※0-60 mph)
1/4 mile (ゼロヨン):9.8秒
ポルシェのハイブリッド・スーパーカーです。V8気筒エンジンとモータにより、システム最高出力887psを発生します。最高速度は時速345キロに達します。
走行性能も抜群であり、2013年にドイツのニュルブルクリンクで市販車最速となる6分57秒を記録しています。
「CAR AND DRIVER」のテスト走行では、0-60 mph(0-96.6km/h)において2.2秒を記録しています。
おまけ 1:
現時点で世界最速の1人乗りのクルマは、0-100 km/h で何と1.5秒を記録している「AMZ Grimsel Electric Race Car」です。
おまけ 2:
フォーミュラーカーの加速シーンです。時速100キロ~200キロまでが驚異的ですね。
0-100: 3.25秒
0-200: 5.95秒
0-300: 12.1秒
ちなみに、車以外であれば、リッターバイク(1000cc以上のバイク)の0-100加速も2秒台に到達します。フルアクセルは命がけですけどね。
おまけ 3:
ブガッティ・ヴェイロンと戦闘機の加速勝負です。片道1マイルを往復して、合計2マイルを走行した時点でどちらが速いのかを競い合っています。ただし、ジェット機はスタート地点から空を1マイル飛んでから戻ってきます。
それにしても、考えることが面白いですね。
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