コペンローブ 2015の魅力とは?個性溢れるオープンスポーツカー『試乗レビュー』
おすすめの人気セダン・クーペの魅力をお伝えする企画の第2弾として、コペンローブの試乗レビューをお伝えします。今回、コペンローブ(2015年モデル)に注目した理由は、なんとなくこの車のオーラに惹かれたからです。
上の写真を見ると、この車に意志が宿っていて、おしゃべりな感じがしませんか?(ロボット映画の観すぎかもしれませんね。。。)
コペンローブは、ダイハツのオープンスポーツカーであり、価格は200万前後と決してお安くありません。この価格帯であれば、たとえば前記事でご紹介した、利便性が非常に優れたホンダグレイスが買えます(あくまで一例です)。
それでもこの車の魅力に惹かれる何かがあります。本記事では、その理由を説明いたします。
PS. コペンローブの走行シーンをまとめた動画を作成いたしました。本記事と合わせて、ご覧いただければ幸いです。
(※本レビューは、ブログ管理人が身銭を切って車をレンタルして、感じたままのことを述べた内容となっています。)
街中での注目度がとても高い
コペンローブはやはり珍しいのか、オープンにしていると、街中を行き交う人々からの視線を浴びます。また、乗り降りの度に人からの視線を浴びます。ちょっと恥ずかしくなるくらいです。
また、普通に走行車線をゆっくり運転しているときのことをふと思い出しました。後方から追い越し車線を飛ばし気味の車が近づいてきたのですが、なぜか減速して、わざわざ私の車の後ろにつきました。そしてしばらく見学してから抜き去っていきました。もしかすると、素敵なおねえさんが乗っているかもと期待していたのかもしれません。
このような似たようなことが一度ならず何度もありましたので、けっして偶然ではないと思います。やっぱり注目を集めるという意味では、この車が特別なんだなぁと感じます。
また、オープンにして駅前に妻を迎えにいったときには、(良し悪しはさておき)周りからの熱い視線を感じました。わたしが恥ずかしそうにしていると、妻から写真を撮られてしまいました。
しかもピースと言われてしまい、うっかり反応してしまいました!条件反射恐るべしです。
軽自動車は黄色のナンバープレートですが、この車についてはボディカラーが黄色なのでナンバープレートは目立ちません。車自体がすごく目立ちます。
ちなみにコペンはエクステリアを着せ替えでき、前モデルのルックスに似た丸目のコペンセロも発売されています。
ふと思いましたが、実現性はさておき、ボタン一つでエクステリアを切り替えできたら、車が表情を変えるみたいですごく楽しそうです。
躍動感あふれる走行フィーリング
低速域からの加速が良く、足回りやボディ剛性がしっかりしているため、街乗りではとても軽快に走ることができます。ホンダS660にも乗ったことがあるのですが、それよりも足回りが引き締まっています。
ただし、足回りが固すぎると感じる方もいると思います。段差があるところでは、ちょっと飛び跳ねるような感覚があります。油断していると路面の境目でハンドルも少し取られます。
その分、タイヤがしっかり地面に接地しているため安心感があり、ハンドリングも正確で思ったように曲がってくれます。
当たり前かもしれませんが、高速道路ではハンドルの向きどおりに車が進みました。ただし、車がまっすぐ進むかどうか検証していると、妻から『危ないから普通に運転して!』とお叱りを受けました(トホホ)。
ちなみに簡単なチューニングを施せば100馬力を超えて、直線では軽自動車最速レベルになるそうですね。そうなると、やはりブレーキも強化しておきたいところです。
やっぱりルーフを開放して走りたい
ブログ管理人は普通の人よりもやや肩幅が広く、やや座高が高いので車内が窮屈に感じます。ところが、電動ルーフトップを開放したら印象が一変して、世界に解き放たれたような感じになります。
スーパーに買い物に行くなどの街乗りでは、行きはオープンで、帰りは荷物を積むためにルーフを閉じると良いんじゃないかなと思いました。
そういえばトランクを撮影するのを忘れてしまいましたが、ルーフを閉じた状態ではそこそこ物を詰めて(小さなキャリーケース2個ぐらい)、ルーフを開けた状態では手荷物のバッグを置けるぐらいです。
小さなカバンなどの小物であれば、助手席の足元に置いておくのもありです。
ちなみに、電動ルーフトップは約20秒で開閉します。開閉中は、(女性であれば)アイドルになったかのような注目度の高さがあります。高速道路をルーフをオープンにして走行しましたが、風の巻き込みは意外と少なくて快適でした。
ダメなところも愛着が湧くから許せる?
今回、わたしは軽自動車をはじめて運転したのですが、ブレーキが効くまでの範囲(遊び)がけっこうあり、急を要するブレーキのときにワンテンポ遅れるように感じました。
ブレーキの効きが強すぎると追突されるリスクが高くなりますので、安全面で考慮されているのかもしれません。ですが、軽快かつがっしりした足回りの車なので、ブレーキも効きが早いほうが安心でき、楽しく運転できると思います。こだわる方であれば、効きの良いブレーキパッドに交換したほうが良さそうです。
それと、ふだん静粛性に優れた車に乗っている方であれば、エンジン音やロードノイズ、振動などはやはり気になると思います。アイドリングストップがあるとはいっても、タイトな空間での長時間ドライブはやはり疲れると思います。
またオープンで2人が乗車しているときには、小さなカバンの置き場所を決めるのもひと手間です。このような欠点こそありますが、どこか愛着が湧いて、また乗ってみたいと思えます。
以下は、フェラーリ458との貴重なツーショットです。このコラボって最強レベルじゃないかと思ったりしています。サイズ的にもコペンローブが子分のような感じではありますが、迫力では意外と負けてませんよね?
コペンローブの維持費は?
インチの大きいスポーツタイヤを装着しているため、タイヤ4本分の交換代は一般の軽自動車より1万円ぐらい余分にかかります。とはいっても、タイヤ交換の頻度自体は高くありませんので、全体的な維持費はさほど変わらないでしょう。
燃費については、ハイオクガソリンを使用して、アイドリングストップを有効利用できれば、カタログ燃費の25.2km/l(CVT)にかなり近づくようですね。
維持費の良さもこの車の魅力的な点ですね。
まとめ
今回、はじめてオープンカーに乗りましたが、いろんな意味でとても刺激的でした。オープンの状態で、朝一の車が混んでいない時間帯に走り回ったり、夜中の時間帯にドライブに出かけたときはとても楽しかったですね。また乗ってみたくなる魅力は十分に備えていると思います。
この車は、オープンでワインディングロード(曲がりくねった道)を走り回るのが一番だと思います。車両価格はけっして安くはありませんが、維持費自体は通常の軽自動車と同様なので、ぜひ(気持ちが)若い人に乗っていただきたい車です。
コペンの中古車在庫は、カーセンサーNETのこちらのページからチェックできます。コペンは人気がありますが、中古車であれば早く手に入るところが嬉しいですね。今なら新車並みに程度の良い個体もあり、購入する価値は十分にあると思います。
軽自動車スポーツカーのS660とアルトターボRSも良い車ですので、興味がございましたら以下の記事もご覧ください。
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