中古のアコードハイブリッドがお勧め&お買い得です
オススメ中古セダンの魅力をお伝えするシリーズの第1弾として、アコードハイブリッドをご紹介いたします。
アコードハイブリッド(LXグレード)は、初期型で全長4915mm、全幅1850mm、車重1620kgの比較的大き目のセダンですが、JC08モード燃費でリッター30.0~31.6キロという軽自動車の上位レベル並みの驚異的な低燃費を実現しています。
実際のオーナーによるe燃費のアコードハイブリッドの実燃費をチェックすると、リッター20キロ中盤にまで達する方が少なくないようです。
アコードハイブリッド自体はLサイズであり、排気量自体は2リッターありますので、交通量の多い街中ではさすがにリッター20キロは厳しく、逆に交通量や信号が少ない街中では燃費は相当良くなります。
非ハイブリッドのコンパクトカーでも実燃費でリッター15キロあれば優秀な部類ですから、アコードハイブリッドの燃費の良さは卓越していると言えます。
中古車市場では、セダン自体が値下がりしやすいことに加えて、上級グレードのクルマも需要が少ないこともあいまって、アコードハイブリッドも例にもれず中古車としてのコスパは抜群です。
アコードハイブリッドは、北米でのセールスをターゲットに開発されており車体が大きいため、取り回しの面で敬遠される傾向があります。
ところが、私の方でも何度か運転したことがありますが、ボディサイズの割には視認性に優れており運転がしやすいです。
またモーターのパワーが力強く、おおよそ60km/hまでの加速がスムーズなので、運転していて心地良い車です。総合的に優秀な車なのですが、セダンの人気があまり高くない現在、中古車としても不人気車として値下がりしがちで、他の車に埋もれてしまっているような状態になっています。
アコードハイブリッドの試乗レビュー
インターネットで試乗予約をして、ホンダディーラーにて一般道と高速道をあわせて30キロほど試乗させていただいたときの感想を述べたいと思います。
まず、アコードハイブリッドを街乗りで試乗した限りでは、ゆっくり流しながら走行している分には静粛性がとても高いと感じました。
Lサイズのセダンならではのしっとりした乗り心地も相まって、落ち着いて車を運転したい方にはぴったりです。
しかも、モーターもかなりパワフルであり、発進が極めてスムーズです。モーターのメリットは、タイムラグが無くトルクが発生することにあります。0-100km/h加速は7秒前半なので、静粛性と加速性能の高さを両立しています。
以下は、停止状態から時速100キロまで加速シーンを公開されている方の動画です。
実際にこれだけアクセルを踏み込むシーン自体は稀ですが、走行中にちょっと加速したいというシーンではとても重宝するモーターのパワーがあります。
この車の欠点としては、坂道が続くような道路では、ガソリン主体になり、高回転のエンジン音が耳障りになることです。もともと静かな車ですから、エンジン音が気になる方もおられると思います。
試乗の際は、開けた安全なところでアクセルを踏み込んでみて、エンジン音が許容可能かどうかを検討されてみるのも良いと思います。
高速道路の試乗では、60km/h以降もフラットに加速していきますので、パワー不足で困るようなことはほとんど無いように感じました。
試乗したのはLXの上位グレードであるEXで、高速道路ではクルーズコントロールとレーンキーピングの機能をオンにして走行してみました。
クルーズコントロールを使用することでアクセル操作がほとんど不要になりますし、レーンキーピングの効果を強めに設定すると、ハンドリング操作がとっても楽になります。静粛性も高いため、この車にのってどこまでも走っていけるような感覚があります。
試乗では高速道を25kmほど走行しましたが、燃費は26.5km/lと良好な数字が表示されていました。このサイズのセダンでこの燃費は本当に驚きです。燃費が抜群ですから、中古車を買う上で、ガソリン代を抑えることができるというのは、大きなメリットがあると思います。
さすがに北米をターゲットにしているだけあって、高速域での足まわりも安定性が高く、長距離ドライブをされる方にとっては、経済的かつ楽に運転できる、非常に心強いパートナーになりそうです。
このアコードハイブリッドは2013年6月から発売されており、新車の価格はベースグレー ドのLXで365万円~、安全装置が充実したEXが390万円~となっており、乗り出し価格で400万円を超えてくるような高級車クラスのセダンです。
Lサイズのセダンとして、ヘッドライトやテールライトが立派なつくりになっており、高級車としての貫禄はかなりのものです。
そして2017年3月の現在、カーセンサーのこちらのページ(価格順にソート済み)をチェックすると、総額200万円以内から程度の良さそうな中古車を手に入れることができるようになっています。
新車時の半額から購入できる、経年3年目を過ぎた頃のお買い得な時期が来ています。内装のクオリティを含めて相当なバーゲンプライスであるといえます。
ちなみに前期型のアコードハイブリッドの弱点としては、トランクルームが狭めなことが挙げられます。
この理由は、開発当時はバッテリーサイズを小さくする技術がまだそれほど進んでおらず、トランクルーム周辺にバッテリースペースを多く取っていたからです。
もし荷物をたくさん積む方でしたら、カムリのハイブリッドもちょうどお値打ち価格となっていますので、検討されてみてはいかがでしょうか?
以下の記事では、アコードハイブリッドやカムリハイブリッドを含めた、半額から購入できる上級グレードのクルマをまとめておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
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