輸入スタッドレスタイヤのインプレッションと燃費(使用者:レクサスIS350)
先日、普段使用しているレクサスIS350に乗って、金沢~大阪間の約320kmをNexen Winguard Sportのスタッドレスタイヤを装着して走行しました。そのときのインプレッション+燃費(おまけ)についてご説明します。
前記事では、Nexen Winguard Sportについて、街乗りの0-100km/hでは十分にスポーティーな運転ができることをご説明しました。
この速度域では、アクセルを踏み込んだり、右左折で少し速めの速度で曲がっても、車体が安定しています。
そこで今回は、高速道路の速度域、特に100km/~120km/h程度の走行安定性について確認してみることにしました。
当日の北陸道の路面状態は、新雪が積もり出した状態あるいは除雪材が撒かれていて滑りやすい状態のいずれかでした。
特に、福井のあたりで雪が積もりだして、滑りやすい路面になっていました。
途中、4~5台の車が玉突き衝突で停車しているところも見かけました。
その日は、業務用の車で急いでいる方が多い印象でした。
そのような状況での本スタッドレスタイヤのインプレッションは以下のとおりです。
(直進安定性)
100km/h以下で走行している分には、路面との接地感は十分にありました。
直線に限っては、120km/hを超えても問題なく走行できそうです。
(車線変更)
当日は走行車線と追い越し車線の間に雪が薄ら積もっている状態でしたが、車線変更のときにはグリップが弱い感じがしました。
簡単に言えば、宙に浮いたような感覚です。
また、追い越し車線に入るためにパワーモード(スポーツモード)でキックダウンして加速したときに、横滑りやふらつきが発生しました。
雪道やウェット路面では車線変更時にアクセルを大きく踏み込むような運転は普通しないと思いますので、ゆっくり加速する分には問題ありません。
(ブレーキ性能)
直進安定性と関連して、ブレーキは十分に効きました。
(総評)
以上のことから、Nexen Winguard Sportは直線の走行には余裕があり、雪道での横方向のグリップは弱いということがわかりました。
レクサスIS350はワインディングの性能が高い車なので、サマータイヤと比べると物足りない部分になります。
以上より、Nexen Winguard Sportは、街中での走行あるいは高速道路で乾燥路面やウェット路面を走行することが多い方に向いていると考えられます。
高速道路での雪道では、極力変更をしないことが重要です。
お次は燃費です。
出発前の画像を取り忘れてしまいましたが、森本インターから入って吹田インターを出る直前の燃費は12.8km/lと表示されていました。
実燃費はこれよりもコンマ数キロ落ちると思いますが、路面状況や途中の7キロメートルほどの渋滞を考慮すると、思いのほか良かったです。
IS250であれば、15~16km/lほどでしょうか?
なお、2週間ほど前にMobile 1の5w-30から0w-20に交換しました。
0w-20のオイルは、Amazonのこちらのページから購入しました。IS350については約5.9ですので、ちょうど良い量ですね。IS250は6Lです。
ただし、2006年式の場合ですので、モデルチェンジ後については説明書を確認する必要があるかと思います。
また、Nexen Winguard Sportはオートウェイで購入しました。
凍結路面でのNexen Winguard Sportの性能は、以下の記事をご参考にしてください。
FRのスポーティセダンで圧雪アイスバーン上(坂道)を走行すると?(使用車:レクサスIS350)
本記事が皆様の参考になりましたら幸いです。
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