高性能なセダン・クーペのメリット・デメリット
高性能なセダン(およびクーペ)を買うのであれば、中古が非常におすすめです。なぜこんなに価格が落ちているのか不思議なほどですが、理由は簡単で、セダン・クーペの中古車の需要があまりないからです。
確かに、中古車を購入する上で、軽自動車やコンパクトカーと比べて、高性能なセダンやクーペは維持費がどうしてもかかります。年間1万キロ走行するのであれば、維持費としてはおおむね20万円以上は差が出てくると思います。
なぜなら、高性能セダン・クーペは良いパーツを使用しており、その資質上、安価なパーツよりも消耗するのが早くなるからです。たとえば、ブレーキパッドやタイヤは、基本的には高性能なものほど減りが早いです。
一方、サスペンションやアブソーバなどの車を支えるパーツについては、レース場で運転したり、無茶な運転をしない限り交換頻度は少ないです。これらについては、緊急時の回避性能に大きくかかわってくるパーツなので、なるべく良いもので消耗が少ないものを選択されるのが好ましいと思います。
高性能なセダン・クーペは人気の車種であるミニバンや軽と比べて、良い点がたくさんあります。
まずはなんと言っても、走行安定性ですね。特に、高速道路では車高の低いクーペは空気抵抗が低く、抜群の安定感を誇ります。また、ワインディング(曲がりくねった道路)の走行性能も高いです。軽やコンパクトカーは、60km/h以降の直進安定性やカーブでの安定性がどうしても低くなってしまいます。
私のおすすめは、中古の高級セダン・クーペ(高級車)です。高級車は、デメリットとして車幅が広い、燃費があまりよくない、故障の修理費が高くつく、世間体が気になる、維持費が高いなどがあるため、中古市場では敬遠されがちです。
また、クーペ特有のデメリットは、基本的に乗員数が2人までということと、荷物があまり置けないということが挙げられます。
しかしながら、これらのデメリットは必ずしもすべての車に当てはまるとは限りません。たとえば、車幅が広い点については、10cm~20cmぐらい横幅が増えても、慣れれば大して問題になりません。
燃費があまりよくない点については、ハイブリッドのセダンを選択すればよいです。最近では、ホンダのアコードハイブリッドがかなりお買い得になってきています。グレイスもあと数年すればおすすめになるかと思います。いずれもモーターが優れているため燃費・加速力・静粛性が抜群なので、ブログ管理人の一押しです。
また、燃費については、年間の走行距離がさほどないのであれば、燃費にかける維持費の割合はたいしたことが無い場合も少なからずあるはずです。むしろ、基本的な費用である車検代や保険代が維持費に占める割合が大きいでしょう。
つぎに、修理費が高くつく点については、国産車であれば故障率が低いため、それほどリスクは高くありません。
輸入車であれば故障率が比較的高いので、数年間の保証がつく中古車販売店を見つけることが重要になるかと思います。
世間体が気になる、については、意外と周りの人たちは他人のことを気にしていないものです。むしろ、自分が高級車にふさわしい人物になればよいのであって、自分を高めるためにもなります。
中古の高級車の魅力は非常に多く、低年式のお手ごろ価格の車であっても、内装の質が高い、安全装備が充実している、運転が楽しい、ルックスが良い、走行性能が高いなど価格相応のメリットがあると思います。(詳細については、こちらから)
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