覆面パトカーに捕まらない運転方法 (動画解説付き)
本記事では、高速道路での速度違反で捕まる確率を限りなくゼロに近づける方法について説明いたします。
高速道路で運転をしていると、普段は安全運転を心がけていても、見晴らしの良い道などではついつい速度が出てしまうことってありますよね。
どうしても急いでいる場合や、後続車に煽られている場合も知らず知らずのうちに速度を出しすぎることもあります。
また、ゆっくり運転しているつもりでも、周りの車の速度が速ければ、意外と速度が出ているケースもあります。
覆面を見分ける方法について書かれた記事はインターネット上でたくさん見つかります。
クラウンやマークX、スカイラインなどは覆面パトカーの典型例であり、リアウィンドウにスモークが貼られていたり、怪しげなアンテナが付いていたりします。
ですが、最近の覆面パトカーはセダンタイプだけでなく、ハッチバックやミニバンなどの車種もあったりして、バリエーションが豊富になってきました。
このため、覆面パトカーを一目で見分けることが難しくなってきました。セダンタイプじゃないからといって勢いよく追い越してしまうと、免許を返上してしまうことになりかねません。
覆面パトカーは、基本的には制服を着た男性二人が乗っているため、追い越した際に運転席側をチラ見すると一目でわかります。でも中には私服の男性と女性のペアのときもあるそうでうす。また、夜間はなおさら覆面パトカーを見分けることが難しいです。
覆面パトカーは普段は制限速度以下で走行していますが、他の車を追っかけている場合などには、けっこう飛ばしていたりします。
以上のことを考慮して、本記事ではうっかり速度を出しすぎても、速度違反で捕まらないためにはどうすれば良いのかを考えてみました。
ちょうど最近、覆面パトカーに捕まるシーンを一部始終撮影しましたので、この動画を元に説明いたします。
動画では、高速道路でレクサスIS350を運転しているときに、マークXの覆面パトカーに遭遇し、取り締まりの瞬間を撮影しています。
東名阪付近は、路面状態が良く、見晴らしも良いため、私もうっかり速度を出しすぎていたことがあります。
しかし、そんな場合でも基本的な運転マナーを守っていれば、覆面パトカーに捕まるリスクを極力減らすことができます。
たとえば上の動画のケースでは、以下のことを守っていれば、セレナが補足される可能性はほとんど無かったと思います。
・ 追い越し車線を走行し続けないこと
・ 飛ばしている車がバックミラーに映ったら、車線変更して道を空けること
・ 制限速度+20km/h以下で走行する感覚を覚えること
覆面パトカーは、基本的に追い越し車線を飛ばして走り続けている車をターゲットにします。このため、追い越し時に速度を超過して覆面パトカーを抜いてしまっても、アクセルを緩めて覆面パトカーの前に車線変更すれば捕まることはほとんどありません。
面倒ではありますが、車を追い越した後は、走行車線に戻る習慣をつけましょう。その際、速度を出し気味であれば、バックミラーを確認してみましょう。もしかすると、覆面パトカーが後ろから追ってきているかもしれません。
もし追われていることに気づいたら、ブレーキを踏んで少しずつ減速していけば、上手く測定できないのでセーフです。
また、飛ばしている車に先に行ってもらうということは、覆面パトカーのおとりになるようなものですから、自分の車が捕まるリスクが低くなります。
飛ばしている車を見かけたら、スムーズに進路を明け渡し、ラッキーと思うようにするのがおすすめです。飛ばしている車からかなり距離を置いて走行すれば、少し飛ばし気味でも捕まるリスクが低くなりますからね。
これら2点に加えて、制限速度+20km/h以下の走行感覚を覚えておくことが重要です。
これにはいくつか理由があります。速度取締りでは、± 5km/hは誤差として計算されます。このため、制限速度+5km/h~10km/hで捕まる可能性はほとんどありません。
ただし、どこかで見かけた情報なのですが、年に数十件程度は数キロオーバーでも捕まることがあるようです。
ここで、なぜ20km/hかと言うと、違反点数が2点を超える基準であり、取締りがし易いからだと考えられています。
いずれにしても、普段から安全運転を心がけていても、うっかり速度を出しすぎることはあると思います。
ですので、普段からたまには速度メーターを確認する習慣をつけることも必要ですよね。
もう一点、覆面パトカーは走行しているだけでなく、PAやSAの死角になっているところで待ち伏せしていることもありますので、PAやSAを通る際には速度超過には特にご注意ください。
PAやSAは合流地点もありますから、速度を意識することは安全にもつながるかと思います。
なお、高速道路での運転時に意外と気をつけないといけないのが、車を追い越しを繰り返していると、知らず間にその速度に慣れてしまうことです。
このため、左車線の車が遅く感じるようになり、ついつい速度を上げてしまうケースがあると思います。
高速道路を降りた後に、一般道の車の流れがスローモーションのように感じるのと同じです。
以上より、覆面パトカーになるべく捕まらない運転方法についてご説明しました。
なお、覆面パトカーは追い越しても構いません。少し速めスピードで追い越しても、すぐに減速して走行車線に戻り、制限速度+αで少しずつ距離を離せばOKです。
覆面パトカーのターゲットは、あくまで周りよりも飛ばしている車を取り締まることですからね。
覆面パトカーによる取り締まりは、まれに点数稼ぎのために実施されてしまうことがあり、本質的には私たちの安全性を守るために存在します。
車の運転は、自分の命だけでなく、周りの人の命もかかっています。万が一の事故が起こってしまっても、時間を戻すことはできません。
この記事をご覧になっている方は大丈夫だと思いますが、飛ばしすぎにはくれぐれも注意して、安全運転を心掛けていただければと思います(自戒を含めて)。
ちなみに私は以前、高速道路において、トンネルを過ぎた後の見通しの悪いカーブの先で走行レーンを完全に塞いでいる事故車に出くわしたことがあります。
制限速度+α程度の速度で走行していましたが、下り坂のため中々止まらず、ほぼフルブレーキで手前15メートルぐらいまで近づきました。
ちょうど事故の直後で煙があがっていて、車の破片が周囲に散乱している状態でした。もし速度超過で走っていたら、逃げ場がなくて衝突していた可能性が濃厚です。
このようなこともありますので、特に見通しや天候が良くない場合には、たとえ急いでいても速度を緩めるようにしたほうがよろしいかと思います。
本記事が皆様の参考になりましたら幸いです。