セダンの知られざる優れた点

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セダンは車の原点と言える車種であり、意外と知られていない良い点がたくさんあります。本記事では、セダンの良いところ・良くないところをまとめてみました。

貴方はセダンについてどれぐらいご存知でしょうか?

 

豆知識

セダンは、例外を除いて4つのドアと4つのシートがあり、トランクが独立して付いている車を指します。

 

セダンと他車種との主な違いは以下のとおりです。

SUV : セダンよりも床(重心)が高い車

ハッチバック: 独立したトランクスペースが無い車(例:プリウス)

軽自動車: 排気量が660cc以下の車

ミニバン: 3列シートであり、一般に後部座席もリクライニング可能

 

それでは、まずはセダンの良いところからご説明いたします。

 


セダンの良いところ

ステータス性がある

セダンはステータス性のある車種として世界的に認識されています。ロールスロイス・ファントムなどの超高級車はセダンタイプです。

先日、出張で上海に行ってきたのですが、街中の乗用車のほとんどがセダンで驚きました。

日本では、燃費の優れたハイブリッドセダンやディーゼルセダンが人気を博しており、セダン人気が復活する傾向があります。

 

走行安定性が優れている

セダンはボディ剛性が高いため、高速道路や流れの速い一般道路において、抜群の安定感があります。また、重心が低いため、コーナーも安定して曲がることができます。

車高の高い車は横にゆらゆら揺れるような感じがあり、酔いやすい人には不向きであったりします。天候が荒れているようなときに安心感が高い点も、セダンタイプの強みであると言えます。

 

静粛性が優れている

ボディ剛性が高い分、走行中のノイズ音も小さくなります。特に高級セダンには消音材がふんだんに使われており、快適なドライブ・ライフを過ごすことができます。

 

横風の影響をあまり受けない

セダンはほかの車種と比べて車高が低いため、横風の影響をあまり受けません。特にスポーツタイプのセダンは車高が低く、流線型のボディであることが多いため、突然の横風にも強いです。

また、高速道路では耳障りな風切り音が小さいというメリットもあります。

セダンは高い速度域において、より安心して運転できます。

 

パワフルなエンジンを積むことができる

車に強力なエンジンを積むためには、そのパワーに見合ったボディ剛性が必要になります。また、パワフルなエンジンほど重く、エンジンスペースをとります。セダンタイプの車は、ほかの車種と比べて、上記2点を満たしやすいという強みがあります。

またセダンはミニバンやSUVと比べて車両重量が軽いため、複数人が乗ったり、荷物をたくさん積んでいても、ある程度加速力に余裕があるのも強みですね。

 

後続車の視界を妨げない

車高が低いため、後続車の視界が良いという点もメリットとして挙げられます。これは後続車のためだけでなく、追突されるリスクも軽減できるというメリットもあります。

 

衝突安全ボディ

コンパクトカーや軽自動車の安全性は年々高まっていますが、それでもセダンタイプと比べると安全性は低くなります。最近の車はつぶれることで衝撃を吸収するようになっています。このため、つぶれる空間を十分に確保できるセダンは、安全性も高くなるというわけです。

 

視界がクリアである

座席の位置が低く、下方向の死角が少ないため、子供などの歩行者や小さな障害物を視認しやすいというメリットがあります。

 

大きさのバランスが良い

セダンは複数人が乗るスペースが十分にあり、荷物もある程度積むことができます。コンパクトなセダンから大きいセダンまで幅広いラインナップがあります。

実用性とスポーツ性能を両立できる

セダンタイプは低重心でハイパワーのエンジンを積みやすく、ミニバンやSUV、ワゴンタイプよりも足回りなどの強化で性能が向上しやすいです。

一般に実用性を極力維持しつつ、スポーツ性能を向上させたセダンを『スポーツセダン』と呼びます。

 

運転しやすい

上記のことを含めると、セダンが運転しやすい車であることがお分かりいただけるかと思います。セダンは、車初心者にもおすすめの車種です。

 

中古車がとてもお買い得

セダンは中古車市場ではあまり人気がないため、評判の良いセダンがかなりお買い得な価格で販売されていることがあります。特に新車の購入価格がお高い高級車や、排気量の大きな車などが格段にお安くなります。
(ご参考:中古の高級車(外車・輸入車)はお買い得なのか?

 

セダンの良くないところ

車各の高い車ほど大きい

レクサスLSや日産シーマなどのフラッグシップモデルのセダンほど横幅が大きく、全長も長いため、日本の狭い道路では取り回しや駐車が不便であることがあります。

 

高級感のあるコンパクトセダンが少ない

高級セダンは例外なく大きめのサイズとなるため、高級感のあるコンパクトセダンが少ないです。

 

年配向きというイメージがある

最近は若向けのスタイリッシュなセダンが増えてきていますが、それでもセダンは年配向きというイメージが根強く残っています。

 

中途半端であるともいえる

セダンは、ミニバンほど車内のアレンジ性がなく、燃費や維持費では軽自動車やコンパクトカーに負けます。

また迫力面では、SUVやミニバンなどの車高が高くて大きな車には見劣りすることがあります。

 

いかがでしたでしょうか?本記事が皆様の参考になりましたら幸いです。

 

 


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