【アルファロメオ】ジュリアの評判&レビュー

ついに日本で発売された、4ドアのパフォーマンス・セダンであるアルファロメオ ジュリアの評判&レビューをお伝えいたします。

ジュリアは既に国外で発売されていることから、大手メディアによる評価は勿論のこと、走行性能などもバッチリ公開されています。

まずはジュリアの海外での評価・特徴を見ていきましょう!

2018年3月26日更新

※ランキングデータは、記事作成時点の内容となります。

評価・特徴

まず、北米自動車メディア「BEST CARS」によると、総合ポイントは8.8ポイント(10点満点中)の高得点となっていて、ラグジュアリー・スモールカー部門では20台中の第2位となっています。

(※BEST CARSの評価値は、多数のメディア評価値を統合して算出されており、公正性が高いです。)

スモールカーといってもコレは海外基準であり、同クラスにはBMWの3・4シリーズ、アウディA3・A4、メルセデス・ベンツのCクラスなどのミドルサイズの車があります。

第1位はBMW 4シリーズの8.9ポイント、第3位はアウディ A4の8.7ポイントとなっていて、ドイツ御三家の高級車が上位を占める中、ジュリアはとても高く評価されているといえます。

評価の内訳を見てみると、走行パフォーマンスが9.5ポイントとなっていて、同クラスでは2番目に高い9.0ポイントを獲得している4シリーズを大きく引き離しています。

BMW 4シリーズもスポーツ要素の強い車ですが、ある意味ジュリアの一台だけ、スポーツカーの領域に達しているようなイメージですね。

ジュリアは強みもハッキリとしていて、以下の項目が挙げられています。

  • 優れたエンジン性能
  • 鋭いハンドリングと強力なブレーキ性能

一方で、弱みの部分としてリアシートが窮屈であること、トランク容量が大きくないこと、そして安全装備やインフォテイメントシステムが先進的ではないことなどが挙げられています。

参考サイト:BEST CARS

エクステリア&内装

ジュリア赤フロントビュー

ジュリアは、盾のフロントグリルをシンボルとした、アルファロメオのイタリアン・デザインを踏襲しています。

エクステリアは好き嫌いがハッキリしそうですが、街中に溢れたドイツ御三家の高級車と差別化できることは間違いないですね。

ジュリア内装

内装は、ラブリーなイタリアンデザインが魅力ポイントであり、本革の質感が高く、ソフトタッチの素材に囲まれています。

後席やラゲッジルームは狭く、ここは妥協点となります。

モデルラインナップ

 
ジュリアには3つのグレードのエンジンが搭載されています。エントリーグレードには最高200馬力/5000rpm、最大トルク33.7kg・m/1750rpmを出力する2リッター・ターボのエンジンが搭載されています。この時点で街中ではオーバースペックな程のパワーがあります。

次のVELOCEは排気量こそベースグレードと同じですが、最高280馬力/5250rpm、最大トルク40.8kg・m/2250rpmまでパワーアップされています。

ガソリン仕様は、ベースグレードですら42.3kg・m/2000rpmの強力なトルクを発生させる2リッター・ターボのエンジンを積んでいます。

いずれにせよ、同価格帯のライバル車と比べても1ランク上のパワフルさがありますね。

そして最高峰のパフォーマンスグレードである「クアドリフォリオ」は、最高510PSを出力する2.9リッターのツインターボ付きのV6エンジンを積んでいます。

このクアドリフォリオは、ニュルブルクリンクで4ドアセダン最速の7分39秒を叩き出したことでも有名です。

◎ クアドリフォリオのニュルタイムアタック走行時のオンボード映像

https://www.youtube.com/watch?v=5gEdJmIVqLY&t=3s

 

走行パフォーマンス

続いて、ジュリアの走行性能をチェックしてみましょう!

まずは0-60 mph(停止状態から時速96.5キロまでかかる時間)をチェックすると、2リッター・ターボのガソリンエンジンのMTグレードで5.1秒(Motor Trendより)を記録しています。

タイム的には、BMW 4シリーズの428i(5.2秒)やアウディA4の2.0T(5.1秒)と同じぐらいです。

一方、8ATの方は、CAR AND DRIVEの0-60 mphテストでは5.7秒を記録しています。

ジュリアは旋回性能の限界を示すスキッドパッドでは0.88 gを記録(※スタビリティコントロールはOFFで計測)しており、コーナリングは相当粘り強いです。

ちなみに同テストでは、BMW 330iが0.84 g、A4 2.0Tが0.90 g、IS Fスポーツが0.84 g、新型シビックが0.93 gを記録しています。

そして目玉のクアドリフォリオは、0-60 mphで3.6秒、ゼロヨンで11.9秒、70-0 mphで143フィート、スキッドパッドで1.0 gを記録しています。

◎ アルファロメオ クアドリフォリオの0-290 km/h

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=w3iMF78wtuE

 

競合車のBMW M3が0-60 mphで4.0秒、ゼロヨンで12.2秒、70-0 mphで146フィート、スキッドパッドで0.98 g、C63 S AMG(クーペ)が0-60 mphで3.8秒、ゼロヨンで12.0秒、70-0 mphで151フィート、スキッドパッドで0.98 gですから、高性能な欧州ハイパフォーマンスカーに基本性能で若干勝っていることがわかります。

ニュルブルクリンクのラップタイムはもちろんのこと、Motor TrendのHead To HeadでもM3、C63 AMG S、ATS-Vなどのハイパフォーマンスセダンよりも上、という評価が得られています。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=WGAU7aFMFwQ

 

また独特のエンジンサウンドも、魅力ポイントかと思います。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=OWGXO8CJEV0

 
 

まとめ

 
新型ジュリアについて、走りの良さに焦点を置いてご紹介しました。

欧州のハイパフォーマンスカーを超えるほどの性能を持ち、個性もアピールできるアルファロメオの新型ジュリア。

また一つ、ハイパフォーマンスセダンの選択肢が増えたことは嬉しい限りです。

なお、ジュリアの発売は2017年の10月14日からとなっています。


◎ アルファロメオ クアドリフォリオのドライブシーン

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=Gi3eYkRbFSs

 

アルファロメオ ジュリアの公式ページ


以上となります。本記事が皆さまの参考になりましたら幸いです。

 

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