外車の旬なオススメ中古車 15選

全メーカーの外車(輸入車)の中から、安く買えて維持もしやすい不人気中古車を中心とした、合計15台以上のおすすめ中古外車をご紹介いたします。

外車は単純にステータス性があるというだけではなく、デザイン性の飛び抜けて優れた車や、国産車とは一味違うハンドリングの楽しさや走行安定性がある車が豊富にあり、日常生活にワクワク感を与えるような効果があります

外車は新車時は高価な車が多く、購入できる層は限られてきますが、中古車になるとグッと手に入れやすくなります。その中でもお買い得な外車をピックアップしましたので、ぜひお気に入りの一台を見つけてください!

外車でドライブ

中古車市場では、外車は不人気カテゴリーNo.1と呼べるほど値下げ幅が大きいものの、同グレードの国産車と比べて整備費用が高くつくため、維持費がかかりやすいのもまた事実です。

外車を趣味で所有したいという方であれば、無理をして維持するよりも、ある程度財布に余裕を持っておきたいですよね。

そこで外車の中古車を購入する上でまず知っておきたいのが、安さと維持のしやすさのバランスです。

外車にはお買いもとめやすく、維持費もかかりにくい「お買い得な時期」が存在します。それが、新型モデルで発売されてからおおよそ3年~5年経過した頃の中古車です。

外車は新車保証の期間が一般に3年、延長プランの利用で最長4・5年あり、その間に大半の不具合が無償で修正されている上に、整備が行き届いたクルマが豊富にあります。

外車は趣味性が高い分、セカンドカーとして購入された、まるで新車のように使用感の少ない中古車もたくさんあります。

ところが程度の良し悪しにかかわらず、外車は一部の人気車を除くと、3~5年のうちに車両価格が半額以下まで一気に値下がりすることも珍しくありません。

不人気車種のセダンであれば、たとえばBMW3シリーズやジャガーXEは、経年1年足らずで新車時の約40%で販売されています。

ジャガーXEの中古車はバーゲンセール状態?値下がり幅がすごい!

外車を新車で購入すると、保証期間中は維持コストが低くてお得であると考えられるかもしれませんが、実際にはその逆で、リセールバリューを考慮すると、保証期間中は維持コストが最もかかりやすい期間であるといえます。

たとえば新車価格が600万円の外車を購入して、約3年間乗って半額程度で売却することを繰り返せば、税金や駐車場代などの維持費とは別に、年間100万円分の車両コストが発生します。

ゆえに新車発売から3~5年の頃が、予算が少なくても購入でき、しかも程度の良い状態の中古車を手に入れるチャンスとなります。

特にフルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジが重なると、新車時の3分の1以下になることもありますので、憧れの外車がグッと手に届きやすくなります。

とはいっても、外車は部品代や整備工賃が国産車よりも高く付きますし、早めの部品交換が推奨されますので、趣味性が高い外車とはいえ、維持費が気になる方も少なくないはずです。

外車の中でも比較的維持しやすいのは、新車価格が200万円~500万円程度までのミドルクラス以下のクルマです。

この価格帯であれば、消耗品自体がそれほど高価ではないものが多く、タイヤやバッテリー交換などを自前で行ったり、リビルド品や中古部品を活用したりすれば維持費を大きく節約することも可能です。

さらにコストパフォーマンスを追求すると、中古車市場で需要が小さいクルマ(不人気車)であれば、購入コストを更に下げることができます。詳しくは、不人気車の特徴をまとめた以下の記事をご一読いただければと思います。

不人気車が値下がりする理由とは?

以上を踏まえて、本記事ではお買い求めやすさと維持費のしやすさのバランスを考慮して、以下の条件を目安に中古外車をピックアップいたしました。

  • 新型モデルの発売から3~5年が経過。
  • 新車価格が200~500万円程度。

中古車選びの際には、レンタカー試乗・ディーラー試乗・中古車屋さん巡りなどの経験を踏まえつつ、相場の推移を見ながらお買い得なクルマを選び抜きました。

ちなみに外車の国別の特徴を以下のように分けておきましたので、外車が初めての方はざっと目を通していただければと思います。

◎ドイツ車
メルセデス、BMW、アウディといったブランド力のある高級車が豊富にあります。ドイツには制限速度が無制限の高速区間があり、その特性上、高速走行に長けた高性能車が勢ぞろいしています。人気車種が多く、中古車価格は全体的に高めです。
◎スウェーデン車
日本ではボルボが有名であり、安全性にこだわったクルマ作りでよく知られています。装備が豊富なのに、値下がりしたクルマが数多くあります。
◎イギリス車
ジャガー・ランドローバー、アストンマーティン、ベントレー、ロールスロイスなど、セレブ御用達の高級車メーカーが豊富に揃っています。
◎フランス車
プジョー、シトロエン、ルノーの3大ブランドがあり、オシャレで個性的なデザインのクルマが豊富にあります。ソフトなのに粘り強い乗り味の「猫足」や心地よいシート等も特徴です。
◎イタリア車
フェラーリ・ランボルギーニのスーパーカーブランドと、アルファロメオ、フィアット、マセラティが日本ではよく知られています。フランス車同様、美を追求したクルマが豊富にあります。
◎アメリカ車
フォード、GM、クライスラーのビッグスリーに加えて、先駆的な電気自動車メーカーのテスラが注目を集めています。

それでは合計15台以上の中古外車について、車種別に分けてご紹介いたします。

2019年1月27日更新

本記事に記載しているカタログ等のデータは、日本有数の掲載在庫台数を誇るカーセンサーを参照しております。

中古車一覧のリンクは、クルマごとに旬な中古車が表示されやすくなるように表示設定を調整しておきました。また各クルマには、ご参考までに、個人的なお買い得度を5段階(最高で☆5つ)で示しております。


ミニバン

ファミリータイプ

【シトロエン】C4 ピカソ

C4ピカソwiki

  • お手頃年式:2007年5月~2013年3月
  • 新車価格:335~410万円
  • 中古車平均価格:89万円
  • 10・15モード燃費(km/L):8.6~11.0
  • お買い得度:☆☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

ファミリー用の特別な外車をお探しの方にオススメなのが、このフランスの自動車メーカー「シトロエン」のC4 ピカソです。

ミニバンは「家族のためのクルマ」としてドライバーは軽視されがちですが、このクルマはドライバーを含めて、家族全員で楽しむことができる面白いクルマです。

クルマに乗り込む前には、オリジナリティ溢れるデザインにうっとりでき、ひとたび運転席に座ると、頭上にまで広がる圧巻のフロントビューがあり、室内の明るい雰囲気に包み込まれます。

そしてひとたび走り出せば、スポーティさと快適さを両立した絶妙の乗り心地と静かな空間があり、遠出でも気楽に運転できるような良さがあります。

全幅が約1.83メートルで若干幅広ですが、サイズの割には小回りが効き、Aピラーが細く、視界の良さも相まって扱いやすいミニバンですので、ちょっとしたお買い物でも気軽にお出かけできます。

C4 ピカソは、現行型と先代型のいずれもオススメです。先代型であれば、平均100万円前後のお手頃な中古車が見つかります。

ちなみにフランス車を含めたラテン系のクルマは、中古車市場ではクルマの価値以上に値下がりする傾向があります。このC4 ピカソも例にもれず、装備や機能性を考慮すると、とてもお買い得です。


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スポーツタイプ

【BMW】2シリーズ グランツアラー

2シリーズグランツアラー斜め横ビュー

  • 年式:2015年6月~
  • 新車価格:381~492万円
  • 中古車平均価格:342万円
  • JC08モード燃費(km/L):15.8~21.3
  • 寸法:4.57 / 1.8 / 1.65 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

BMW初の3列シートのミニバンです。走りにこだわりのあるBMWらしく、ファミリー向けのミニバンの枠組みを超えた動力性能を有しています。

また駆動方式にはBMW初のFFが採用され、室内空間の広さと機能性が重視されたつくりとなっています。

BMWといえば足回りにコストをかける分、内装のデザインやクオリティは低いのが特徴ですが、この2シリーズの頃から内装の質感もかなり良くなってきています。

エンジンには燃費の優れた1.5リッター・3気筒ターボの「218i」と、パワフルな2リッター・ターボの「220i」と「220d (ディーゼル)」があり、いずれも低回転からトルクがあります。

ミニバンなので車両重量が重い分、出足はゆったり気味なのですが、いったん走り出せば8速ATのスムーズなクルージングを楽しめます。

全幅が1.8メートルとなっていて、日本規格の駐車スペースにフィットするサイズなのもポイントです。サイズ的に、3列目は普段倒しておき、多人数が乗るときに子供や女性が3列目を利用するような用途がオススメです。

中古車市場では、新車に近いクルマが200万円台から見つかります。以下の動画では、ディーゼルモデルである「218d」の内装・外装・走行シーンなどをご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=uhUPqDbDJzE

 


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コンパクトカー

外車のコンパクトカーは、国産コンパクトカーよりもサイズが大きく、ロングドライブが比較的楽です。外車の中古車としては値段がお手頃で、比較的維持しやすいのもポイントです。

ファミリータイプ

【プジョー】308

プジョー308赤現行型

  • 年式:2014年11月~
  • 新車価格:279~436万円
  • 中古車価格:139万円~
  • JC08モード燃費(km/L):15.5~21.0
  • 寸法:4.26 / 1.81 / 1.47 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

フランスの自動車メーカー「プジョー」のアッパークラスのコンパクトカーです。

コンパクトカーとはいっても、全幅1.805ミリの余裕のある幅広サイズで、シートが広くて心地よく、車内でゆったりとくつろぐことができます。

「猫足」と呼ばれるしなやかで粘り強い足を持ち、街中では凹凸をスムーズにいなし、高速域では抜群の安定性も兼ね備えていますので、長距離ドライブも楽にこなせます。

ラゲッジルームは奥行きがあり、開口部も広いため、結構たくさん荷物が入りますから、ファミリー用途にも利用できます。

現行型は3年落ちで、200万円前後から程度良好の中古車が狙えます。1モデル前(2008年6月~2014年10月)になると、平均価格が100万円近くのお手頃な価格帯まで値下がりしています。

1モデル前で要注意なのが、AL4と呼ばれる4速ATです。このATは独特のクセがあり、ディーラーの方もおっしゃっていましたが、不具合が起きやすいとのことです。

ATをチョイスされる場合には、世界的に広く採用されている、アイシン・エィ・ダブリュ製の6ATが搭載された日本製ATのモデルがオススメです。

以下の動画では、プジョー308(現行型)の走行シーンをご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=uIlYdmW5h9Q

 


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スポーツタイプ

【ボルボ】V40

V40wiki

(出典: ja.wikipedia.org, photo by CEFICEFI)

  • お手頃年式:2013年2月~
  • 新車価格:329~455万円
  • 中古車平均価格:289万円
  • JC08モード燃費(km/L):13.2~20.0
  • 最大寸法:4.37 / 1.8 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」のプレミアム・コンパクトカーです。このクルマの特徴といえば、何といってもクラス最高峰の安全ボディと、充実した安全装備です。

ボルボが世界に先駆けて開発した「歩行者エアバッグ」の標準装備(発売当初はオプション)に加えて、自動ブレーキやLEDヘッドライト装着車の自動ハイビーム・システムなど合計11種類の安全支援システムがあります。

これだけの安全装備の充実性は、新車でもお得なのですが、中古車になると更にお得感が増します。

V40には力強くて燃費も良いエンジンが積されていて、シートが心地よく楽にドライブできますので、長距離ドライブでお出かけする方には特にオススメです。

全幅は約1.8メートルのゆったりサイズとなっていて、街乗りと高速走行をバランス良くこなせる扱いやすいクルマとなっています。

このクルマは後部座席の頭上スペースがやや低いため、普段は1~2名の用途の方にオススメです。

比較的新しい年式の車ですが、2013年式であれば新車時の半額程度で購入できます。

以下の動画は、ボルボ V40の走行シーン(ガソリンモデル)です。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=O6LRAzUdaqY

 


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【BMW】1シリーズ

  • お手頃年式:2011年10月~
  • 新車価格:310~590万円
  • 中古車平均価格:226万円
  • JC08モード燃費(km/L):12.5~22.2
  • 寸法:4.34 / 1.77 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

BMW1シリーズは、日本の街中でも扱いやすいサイズのスポーティなコンパクトカーです。

ドイツ御三家のアウディA1やメルセデスAクラスと比べて、内装のデザイン性や質感は劣りますが、このクラスでは孤高のFRレイアウトが採用されていて、BMW共通の「駆け抜ける歓び」を体感できるのがミソです。

レンタカーで2リッター・ターボの「120i sport」を借りたことがりますが、最高184馬力とは思えないぐらいパワー感のあるクルマでした。

これは、コンパクトカーとしては強力なトルクである27.5kg・mが1500rpm~4500rpmの広い範囲で出力され、しかも8速ATでスムーズに変速することも理由として挙げられそうです。

実際に、高速道路では低回転のクルージングでロードノイズが入ってくる程度で、芦有ドライブウェイのワインディングでは粘り強く、性能を持て余すほどでした。

グレードが「sport」ということもあり、低速域での荒れた路面でのゴツゴツ感は気になりましたが、全幅1.76メートル、全長4.34メートルで小回りが効き、実際に道中の狭めの道も余裕で走り抜けました。

個人的に気に入ったのが、高速ドライブでの安定性・快適性であって、コンパクトクラスなのに、長距離ドライブも積極的に出かけたいと思える車でした。

ボディサイズは日本向きに上手く収まっていますし、FRで回転性も良いため、狭い道でも比較的楽に運転できます。

BMW 1シリーズの中古車は、比較的高年式であっても半額程度で購入できますので、新車時と比べてグッと手に入りやすくなっています。

以下の動画では、ディーゼルグレードである「118d」の内装・外装・走行シーンをご覧にいただけます。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=vP3rUqSgWoQ

 
ちなみにBMWの高性能シリーズの「M」の名を冠した「M140i」や「M135i」は別次元の走行性能を持ちます。

ご参考:抜群に速いコンパクトカーを一挙公開!ホットハッチの底力とは?


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【アウディ】A1

audi a1 wiki

(出典: ja.wikipedia.org, photo by M 93)

  • お手頃年式:2011年10月~
  • 新車価格:249~387万円
  • 中古車平均価格:151万円
  • JC08モード燃費(km/L):16.0~22.9
  • 最大寸法:3.99 / 1.74 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

アウディA1は、5ナンバーサイズに近い、日本の街中に適したコンパクトカーです。

こちらもレンタカーで借りたことがりますが、全幅が1.74メートル、全長4メートル以下で小回りが良く、路地でも扱いやすいクルマです。

また軽量なボディかつ低回転からのハイパワーにより、街中や峠道でキビキビとしたドライブを楽しむことができます。

エントリークラスなのでゴージャスな高級車という感じではありませんが、アウディならではの一貫したシンプルでスマートなデザインは気に入る方も多いのではと思います。

カラーコーディネートもオシャレで運転もしやすいクルマですので、女性受けも良さそうです。街乗りメインでしたら1リッター・3気筒ターボの「A1 1.0 TFSI 」でも十分ですし、燃費効率も良いです。

BMW 1シリーズ同様、トランクスペースは国産ファミリー・コンパクトカーと比べて小さいため、基本的には1~2人あるいはプラスお子様1~2人での運用がオススメです。

アウディA1自体は日本に適した良いクルマですが、唯一惜しいなと思うのは、Sトロニックの状態と耐久性について十分に気を配る必要があることです。

このトランスミッションは渋滞ノロノロ運転が不得手ですから、ストップ&ゴーが少ない道路で主に運転される方にオススメです。


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オシャレタイプ

【フィアット】500

フィアット500wiki

(出典: ja.wikipedia.org)

  • お手頃年式:2008年3月~
  • 新車価格:179~282万円
  • 中古車平均価格:113万円
  • JC08モード燃費(km/L):19.4~26.6
  • 寸法:3.61 / 1.63 / 1.52 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

注目度抜群のオシャレカーといえば、イタリアのフィアットシリーズがオススメです。愛嬌のあるルックスと、オリジナリティ溢れるこだわりのインテリアが魅力ポイントです。

レンタカーを借りて街中を走ったことがありますが、やはり珍しいクルマということもあり、周りからの目線を感じます。

見た目のかわいらしさに反して、乗り味はがっしりしており、旋回時や高速走行時でも安心感があります。

ベースグレードでは、排気量の小さな2気筒ターボの低燃費エンジンを積んでいますが、低回転時のトルクが太いため、街乗りでは余裕があります。

トランスミッションはMTベースのシングルクラッチなのでクセがありますが、上手く操って楽しむことができるのがミソです。

ボディサイズは全幅1.63メートル、全長3.55~3.61メートルで、日本の軽自動車規格に近いサイズのコンパクトカーですから、前述のBMW1シリーズやアウディA1よりもさらに狭い道で軽快に走れる、という部分も魅力ポイントです。

またサイズの割にはラゲッジルームもしっかり用意されていますので、そこそこ高さのある物を積むことができます。

このクルマの中古車をお探しの方は、タイミングベルトの交換時期に注意しましょう。


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【アルファロメオ】ジュリエッタ

ジュリエッタ赤フロントビュー

  • 年式:2011年11月~
  • 新車価格:376~459万円
  • 中古車価格:129万円~
  • JC08モード燃費(km/L):10.8~15.6
  • 寸法:4.35 / 1.8 / 1.46 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

ジュリエッタは、フランス生まれのオシャレなコンパクトカーです。

他の車と被ることのない独創的なエクステリア、内装のオシャレなデザイン、そしてハンドリングが機敏でスポーティなのも特徴です。

全幅は1.8メートルと幅自体はやや広めで、全長は4.35メートルとなっていて、ちょうどBMW 1シリーズと同じぐらいのサイズ感です。

外観は2ドアクーペのように見えますが、リア側にもドアがあり、後席は足元や頭上のスペースがしっかりと確保されています。

ラゲッジルームには奥行の深さがありますので、4人乗りのファミリーカーとしての実用性もあります。

2012~2013年の中古車であれば、新車時のおおよそ半額ほどから購入可能となっています。

さまざまなグレードの中古車の中から、お気に入りのボディカラー・内装・オプション付きの一台を見つけていただければと思います。

◎アルファロメオ ジュリエッタの内外装&ドライブシーン

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=bcO2R0BAAjo

 


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【MINI】ミニ

(出典: ja.wikipedia.org, photo by M 93)

  • お手頃年式:2007年2月~2014年3月
  • 新車価格:217~570万円
  • 中古車平均価格:118万円
  • JC08モード燃費(km/L):13.0~18.8
  • 最大寸法:4.02 / 1.73 / 1.45 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

BMW傘下の自動車ブランド「MINI」のコンパクトカーです。フィアット500同様、カラーバリエーションが豊富で女性を視野に入れたクルマです。

全幅1.7メートル以下、全長3.74メートルの5ナンバーサイズで小回りが効き、視界も広いので運転しやすいです。

フィアット500が軽量な感じなのに対して、MINIは重量があって、どっしりとした感じがあり、ハンドリングがとてもスポーティです。

中々言葉では伝わりにくいのですが、エンジンを高回転まで回して楽しむスポーツカーとは違って、街中でふつうに運転していて素直に楽しい、と思えるような仕上がりになっています。

MINIは外車のコンパクトカーの中ではとても人気のある車種ですので、中古車の在庫は豊富にありますが、その代わり年式の割には相場は高いです。

とはいっても、1モデル前であれば、ここ一年で平均約160万円から135万円まで値下がりしていて、比較的お買い求めやすくなっています。

2002年3月~2007年1月までの初代モデルは平均50万円を切るほど安くなっていますが、耐久性の面で成熟していない時期の車であるため、不具合の頻度が懸念されます。

初代のミニがどうしても欲しい、ということであれば、室内保管&1オーナーなど、状態の良い車を目利きするのが好ましいです。

以下はミニのドライブシーンです。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=Slvq49Ogi-M

 


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セダン

外車はセダンタイプのクルマが豊富にありますが、中古車市場ではセダンは不人気車種であるため、やはりお値打ち価格で手に入れやすくなっています。

ファミリー

【プジョー】508

プジョー508wiki

(出典: ja.wikipedia.org)

  • 年式:2011年7月~
  • 新車価格:365~434万円
  • 中古車価格:105万円~
  • JC08モード燃費(km/L):11.0~18.0
  • 最大寸法:4.83 / 1.86 / 1.46 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

フランスの自動車メーカー「プジョー」のアッパークラスのセダンです。

全幅1.86メートル、全長MAX4.83メートルで大きなセダンですが、1500キロ前半の車両重量でこのクラスとしては軽量です。

しかも全高は1.46メートルとややロースタイルなのが特徴で、しなやかで粘り強い猫足と、ドライバーズカーとしての運転の楽しさは健在です。

トランスミッションには、プジョー308と同じく、日本製の6ATが採用されていますので、故障で修理費が高額になる心配もほぼありません。

後部座席・トランクスペースともに、ファミリー用途に十分なスペースを備えていますが、ホイールベースが長く、最小回転半径が5.9メートルですから、小回りと狭い道は苦手です。

中古車市場では台数は少ないものの、セダン自体が不人気な昨今、かなりのお買い得価格で販売されています。
 


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【フォルクスワーゲン】パサート

パサートwiki

  • お手頃年式:2011年5月~2015年7月
  • 新車価格:324~422万円
  • 中古車平均価格:161万円
  • JC08モード燃費(km/L):17.6
  • 寸法:4.79 / 1.82 / 1.49 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」のアッパークラスのセダンです。

お買い得な価格帯なのは、1モデル前の中古車であり、比較的新しいモデルなのに、100万円前半まで値下がりしているクルマが見つかります。

全幅1.82メートル、全長4.78メートルのゆったりミドルサイズで、セダンの強みである長距離ドライブの快適さを体感できるクルマです。

このクルマには海外で後部座席に座っていたことが多いのですが、広々としているのもポイントです。

1.4リッターの過給機付きエンジンは、燃費効率がとても良く、低回転域で幅広く20.4kg・mのトルクを発生させますので、エコで大きいクルマの割にはパワー感があり扱いやすいです。

街中では大きめのサイズですが、最小回転半径は5.3メートルで小回りはそこそこ効きます。

アウディのSトロニックと同様に、ストップ&ゴーが少ない道路を運転される方や、クルマの強みを活かした長距離の高速ドライブが多い方にオススメです。

ちなみにここ一年間の相場を見ると、平均200万円から160万円近くまで値下がりしています。


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スポーツタイプ

【ボルボ】S60

ボルボS60wiki

(出典: ja.wikipedia.org, photo by CEFICEFI)

  • 年式:2011年3月~
  • 新車価格:375~839万円
  • 中古車価格:89万円~
  • JC08モード燃費(km/L):8.5~20.9
  • 最大寸法:4.64 / 1.87 / 1.48 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

4ドアのスタイリッシュなスポーツセダンです。全幅1.85~1.87メートル、全長4.64メートルのアッパークラスのクルマですが、現行型でも100万円台から購入できます。

中古車市場ではセダン自体が不人気なのですが、セダンでもBMW 3シリーズなどのポピュラーな車はリセールバリューも高めで、S60は不人気気味です。

ところが、私はこのクルマをオーラッシュのレンタカーで借りて、千葉~大阪間の約500キロを駆け抜けたことがありますが、初めての道も安心してドライブできる快適カーという感じで、疲れ知らずでした。

このクラスのスポーツセダンは、長距離ドライブや高速走行が本当に楽です。運転席シートのフィット感がすごくよかったことも大きいですね。

試乗車はベースグレードの「DRIVe」で1.6リッターの直噴ターボが搭載されていましたが、よどみなくパワーを出力するエンジンで、追い越しも楽々でした。上級グレードのT6はさらにパワフルですが、「DRIVe」もしくは「T4」で十分な感じがします。

個人的なオススメは、2013年8月からビッグマイナーチェンジが実施されたモデルです。最先端のセーフティパッケージに、高級感がアップした内外装がポイントで、100万円中盤~後半で買える中古車が見つかります。


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クーペ

クーペは4シーターのクルマもありますが、基本的に2人乗り用の車種です。全長が短めで、旋回性能が特に優れているのが特徴です。

ラグジュアリー・オープンスポーツ

【ポルシェ】ボクスター

ボクスター981白

  • お手頃年式:2004年12月~2012年5月
  • 新車価格:568~1056万円
  • 中古車価格:188万円~
  • 10・15モード燃費(km/L):7.9~9.6
  • 最大寸法:4.34 / 1.8 / 1.3 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

スポーツカーの開発を得意とする、ドイツの自動車メーカー「ポルシェ」のオープン・スポーツカーです。

優れた基本性能と普段乗りのできる扱いやすさを兼ね備えたスポーツカーとして、世界的に高く評価されているクルマです。

私もボクスターシリーズはとても気に入っていて、レンタカーを借りて、芦有ドライブウェイで運転したことが幾度もあります。

ボクスターはスポーツカーとしての「加速・旋回・止まる」がとても高次元にまとまっていて、しかも全幅1.8メートル、全長4.34メートルで小回りも効きますので、日本の街中にもフィットしています。

実はボクスターのシリーズは、実用性を重視しているため全幅を拡大しない、というこだわりの元に設計されています。

スポーツカーは前方の視野が狭いことが多いのですが、ボクスターは運転席から広範囲を見渡すことができます。

全高は1.23~1.3メートルでスポーツカーらしく視線がとても低いため、山道などではスピード感がすごくあり、ついつい運転に熱中してしまいます。

ボクスターは現在4代目まで発売されていますが、2代目の「987」であれば200万円程度から購入できます。

ボクスターはベースグレードでも、オプション込みの価格で1000万円近くなることも少なくない高級スポーツカーですから、かなり手に入れやすくなっているといえます。

車好きの方が購入する車種ですので、しっかりと整備されてきた中古車が見つかりやすいところもポイントです。

ボクスターについて詳しく知り方は、「ポルシェ ボクスター(718,981等)の評判&試乗レビュー」もぜひご一読していただければと思います。


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スポーツクーペ

【メルセデス・ベンツ】CLA

メルセデス・CLAwiki

  • 年式:2013年7月~
  • 新車価格:335~579万円
  • 中古車価格:229万円~
  • 10・15モード燃費(km/L):13.8~17.4
  • 最大寸法:4.69 / 1.78 / 1.44 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

ドイツの老舗自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」のスタイリッシュなクーペです。

このCLAには、セダンのCクラスとは異なり、ダイヤモンドグリルと呼ばれるフロントマスクが採用されていて、かなり人目を引くデザインとなっています。

メルセデスなので、内装の質感が高く、安全装備のオプションも充実しています。トランスミッションにはダイレクト感のある7速DCTが採用されています。

全幅1.78メートル、全長4.69メートル未満のバランスのとれたサイズで、クーペなのにトランク容量が470Lで奥行きがあります。

ベースグレードの「CLA180」には燃費が良くてトルクのあるエンジンが搭載されていますので、日本向けにはピッタリだと思います。


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ステーションワゴン

ファミリータイプ

【プジョー】308SW

  • 年式:2014年11月~
  • 新車価格:303~378万円
  • 中古車価格:206万円~
  • 10・15モード燃費(km/L):16.1~21.0
  • 最大寸法:4.59 / 1.81 / 1.48 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
  • カタログデータ / 中古車一覧

フランスの自動車メーカー「プジョー」のコンパクト・ハッチバックの308をベースとしたワゴンカーです。

基本的な特徴は308と同じで、スッキリとまとまりのあるエクステリア・内装、快適性と走行性を両立した絶妙な乗り味、燃費が良くてトルクもあるエンジン、耐久性が高くスムーズな6ATなどがポイントです。

ワゴンタイプということで、ベースの308と全幅は同じで、全長が32.5センチ拡張されています。トランク容量は標準時で610リットル、後席をたたむと最大1606リットルにまで拡大します。

比較的新しい年式の車ですから、中古車としてもまだまだ乗れる新車クオリティのクルマが見つかります。

以下の動画では、308SWの街乗りシーンをご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?t=1&v=mSCu1t9zCG0

 


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クロスオーバーSUV

スポーツ&ファミリー

【プジョー】3008

プジョー3008wiki

(出典: ja.wikipedia.org, photo by Matthias)

  • おすすめ年式:2010年6月~2017年2月
  • 新車価格:322~388万円
  • 中古車平均価格:170万円
  • 10・15モード燃費(km/L):10.4~14.6
  • 最大寸法:4.37 / 1.84 / 1.64 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
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SUVとワゴンの強みを兼ね備えた、フランスの自動車メーカー「プジョー」のクロスオーバーSUVです。

コンパクトカーの308をベースに開発されただけあって、心地よい乗り味を実現する猫足を持ちます。装備が充実しているのもポイントです。

サイズは後述のシトロエンDS4よりも全体的にやや大きく小回りでは劣るものの、ラゲッジルームは432Lで、後部座席を倒せば1241Lの大容量スペースとなります。

ATのトランスミッションには、耐久性があり、日本の街中でも扱いやすいアイシンAW製6ATが採用されています。

2017年3月からフルモデルチェンジ版が発売されたことにより、中古車市場ではおおよそ100万円前半からお買い得な中古車が見つかります。


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【シトロエン】DS4

シトロエンDS4フロントビュー

  • 年式:2011年9月~
  • 新車価格:293~376万円
  • 中古車平均価格:168万円
  • 10・15モード燃費(km/L):11.3~14.9
  • 最大寸法:4.29 / 1.81 / 1.54 m (全長/全幅/全高)
  • お買い得度:☆☆☆☆
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オシャレでお買い求めやすいSUVをお探しの方にピッタリなのが、フランスの自動車メーカー「シトロエン」のDS4です。

クーペのようにスタイリッシュなルーフラインを持ち、広大なフロントビュー、そして地に足がしっかり付いたスポーティな足が特徴です。

シトロエンDS4バックビュー

全幅1.81メートル、全長4.28メートルのスッキリサイズで、最小回転半径が5.3メートル、全高が1.5メートルに留まっていますので、日本の街中でも丁度扱いやすいクルマです。

ラゲッジルームは開口位置が高めですが、サイズの割には370Lの大きなトランク容量があります。

ATのモデルは1300キロ台のボディに、最高156~165馬力を出力する1.6リッター・ターボ付きエンジンが搭載されていて、SUVクラスでは十分パワフルです。MTの方は最高200馬力にまでチューニングされています。

中古車市場では、3~4年落ちの中古車が半額以下から手に入ります。


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まとめ

全外車メーカーの中から、お買い求めやすく、年式が割と新しく、維持も比較的容易な中古車をご紹介いたしました。

国産車と同様に、外車もあまり知られていないクルマになると値下がり幅が大きく、値段の割には綺麗なクルマが見つかります。

掘り出し物の外車を見つけるのも中古車探しの醍醐味ですので、ぜひとも最良と思える一台を見つけていただければと思います。

輸入車の場合、自宅近くに整備工場付きの輸入車専門店があれば何かと便利ですので、併せてチェックされるのがオススメです。

皆さまに良いクルマが見つかることを願っております。

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